ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第21回(平成25年11月14日)
ここから本文です。
池底までの作業が仕上がってきましたので、続いて、橋の工事を進めています。
出島と中島の間に架かる木橋は、庭園の中では最も大きく、長さ9.3mの橋になり、 池の中に2つの橋脚が設置されます。
橋脚の下には防水シートを敷設し、その上にコンクリートの基礎を作ります。
コンクリートを打設し、数日間、養生を行います。
これで、ここから奥に大型重機を入れることはできなくなりました。
2つ目の中島の造成を行っています。
最初の島よりも二まわりくらい小さい島です。周囲は石組みにより護岸を作ります。
まずは大きい石を据え、それに噛み合わせるように小さい石を据えていきます。
池の中の石は思った以上に動きやすいので、石同士の噛み合わせは 土圧を受けるために必ず必要です。
大きい石だけでなく小さい石を組み合わせたり、下に挟んだりすることで、 より安定した石組みになります。
そうした必要がない安定した石であっても、噛み合わせてあるように見せることで、見た目が安定して、良い石組みになります。
(大)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す