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更新日:2017年2月14日

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第13回(平成25年8月26日)

     庭園の石橋の材料になる戸室石を確認に行きました。 
     戸室石は金沢郊外の戸室山周辺から産出する安山岩で、 藩政期から城の石垣などに使われてきました。
     戸室山から金沢城まで石を運んだ道を石引道と言い、今でも「石引」という地名に名残をとどめます。

 

     青みが強いものを青戸室、赤みが強いものを赤戸室と呼び、 青戸室は産出量が少なく、藩政期には前田家が独占的に使用していました。
     現在、新たに産出されるものは赤戸室だけです。

 

     採石場には大きな原石がゴロゴロと並べられています。

  

第13回その1

 

     今回使用する石は、この中でもかなり大きい方の石になるようです。
     長辺で2.5m以上の材を切り出す必要がありますから、 原石は3mを超えるものになります。

 

第13回その2

 

     外観がきれいな石でも、割ってみると大きな傷があったりすることもあるようです。
     「こればっかりは割ってみないと」という石屋さんの回答でした。

     今後、この原石を粗割りし、石工さんの手で加工を行って、 石橋を製作していきます。
     出来上がりの姿は、兼六園の虹橋に近いものになる予定です。

第13回その3

 

     (大)

 

お問い合わせ

所属課:土木部公園緑地課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1772

ファクス番号:076-225-1773

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