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緩和ケアとは、がん等の病気などに伴う身体の痛み、つらい気持ち、療養場所や医療費のことなど、患者さんやご家族が直面するさまざまな問題に対して、それが療養の妨げとならないよう対処することで、安心して快適な療養生活を送ることが出来るようにすることを目的としたものです。
身体の痛みや気持ちのつらさ等に対する緩和ケアは、診断された時から、治療と並行して行われることが重要です。
※ 緩和ケアの相談ができる場所はこちらをご参照ください。→相談支援センター
※ 県内各拠点病院緩和ケア外来
がん診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会
がん等の診療に携わる全ての医師及び医療従事者が基本的な緩和ケアを理解し、知識や技術を習得できるよう拠点病院等において、厚生労働省から示された指針に基づき、緩和ケア研修会を開催しています。がん等の診療に携わる医療従事者が、がんと診断された時から適切に緩和ケアが提供されるようにすることを目的とします。
<開催病院及び日時>
平成30年4月1日より「e-learning」と集合研修の双方の修了をもって研修会の修了となっており、集合研修の申し込みには「e-learning修了証書」等が必要ですのでご注意ください。
病院名 |
日時・ホームページ |
金沢医科大学病院 |
令和6年10月6日(日曜日)9時30分~17時30分 http://www.kanazawa-med.ac.jp/~center21/gankyoten/medical/lecture.html(外部リンク) |
石川県立中央病院 |
令和6年10月19日(土曜日)8時40分~16時30分 |
金沢医療センター |
令和6年12月15日(日曜日)8時45分~17時15分 |
金沢大学附属病院 |
令和6年9月29日(日曜日)9時00分~16時30分 |
小松市民病院 |
令和6年11月17日(日曜日)9時30分~17時15分 |
内容、申込み等については各開催病院にお問い合わせください。
<対象者>
がん等の診療に携わる全ての医師・歯科医師・その他の医療従事者
<内容>
・患者の視点を取り入れた全人的な緩和ケア(がんと診断された時からの緩和ケアについての説明を含む。)
・苦痛のスクリーニングと、その結果に応じた症状緩和及び専門的な緩和ケアへのつなぎ方
・がん疼痛の機序、評価及びWHO方式のがん疼痛治療法を基本とした疼痛緩和に係る治療計画などを含む具体的なマネジメント方法
(医療用麻薬に関する誤解を踏まえた上で、多様化する医療用麻薬の使用上の注意点、副作用やその対策への説明、医療用麻薬の提 供における多職種の役割、緩和的放射線や神経ブロック等の薬物療法以外の疼痛治療法に関する内容を含む。)
・呼吸困難等の身体的苦痛に対する緩和ケア(治療に伴う副作用・合併症等の身体的苦痛の緩和を含む。)
・消化器症状等の身体的苦痛に対する緩和ケア(治療に伴う副作用・合併症等の身体的苦痛の緩和を含む。)
・不安、抑うつ等の精神心理的苦痛に対する緩和ケア
・せん妄等の精神心理的苦痛に対する緩和ケア
・がん等の緩和ケアにおけるコミュニケーション(患者への悪い知らせの伝え方、がん等と診断された時から行われる当該患者の治療全 体の見通しについての説明や患者の意思決定支援を含む。)
・がん患者等の療養場所の選択、地域における連携、在宅における緩和ケアの実際
・アドバンス・ケア・プランニング、家族の悲嘆や介護等への理解、看取りのケア、遺族に対するグリーフケア
選択項目
・がん以外に対する緩和ケア
・疼痛、呼吸困難、消火器症状以外の身体的苦痛に対する緩和ケア
・不安、抑うつ、せん妄以外の精神心理的苦痛に対する緩和ケア
・緩和的放射線治療や神経ブロック等による症状緩和
・社会的苦痛に対する緩和ケア
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