令和5年度「まいぶん考古学講座」の開催について

  「まいぶん考古学講座」は、考古学や埋蔵文化財に関する話題を、石川県埋蔵文化財センター職員がわかりやすく解説する公開講座です。  

  受講料無料・事前申込み不要で、どなたでもお気軽に参加できます。

第1回   10月22日（日曜日）
  題目 : 「木製塔婆の造立文化～古代末の能登と加賀を中心として～」 
  講師 :  調査部参事 垣内 光次郎
  内容 :  珠洲市野々江本江寺遺跡で出土した木製の笠塔婆と板碑の展示 解説からはじめ、古代末に

        展開した木製塔婆の造立文化を探ります。

第2回   11月5日（日曜日）
  題目 : 「動物と人の関わり～動物考古学あれこれ～」
  講師 :  調査部県関係調査グループリーダー 山川 史子
  内容 :  遺跡から出土する動物骨や魚貝類などを分析すると、食料、道具の素材、狩猟のパートナー、

      ペットなど動物の様々な側面が見えてきます。縄文時代以来の動物と人のかかわりを紹介します。

第3回   11月19日（日曜日）
  題目 : 「道との遭遇～加賀・能登の古代道路遺構～」
  講師 :  調査部国関係調査グループ主幹 安中 哲徳
  内容 :  奈良・平安時代には、国家により官道という都と地方を結ぶ直線状の道路が建設されました。

        加賀・能登での発掘調査によりみつかった「古代北陸道」をはじめとする古代の道路遺構を

        紹介します。

時 間    各回とも、午後1時30分～午後3時

石川県埋蔵文化財センター 研修室  （金沢市中戸町18番地1）

 石川県教育委員会、(公財)石川県埋蔵文化財センター

本講座は、石川県民大学校の教養講座として実施します。

受講料無料・事前申込み不要

石川県埋蔵文化財センター 

電話：076-229-4477