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更新日:2021年3月26日

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令和2年度評価結果

石川農林総合事務所(令和2年11月9日)

課題1:担い手農家の収益力向上と経営体質の強化

委員からの主なコメント

  • 指導を受けた経営にとって、経営者に「気づき」をもたらし経営改善に大きく寄与できたことについて評価できる。
  • 法人化する中で農業に特化した問題が見えてくるよう、このような調査を継続してほしい。満足しているところや農業の面白いところはどこなのか、なぜ継続して働いているのかなどのプラスの部分についても聞き取り、経営者が雇用者に対し農業の楽しさを伝えられるような工夫が必要。
  • 農業特有の問題を充分に理解している普及指導員として、経営者と共に経営や雇用管理の専門家の意見を聞き、それぞれの経営体が自ら雇用管理の改善方法を考えられるような経営者の育成支援をすることが求められる。

課題2:こだわりと優位性を備えたブランド品目の生産振興

委員からの主なコメント

  • 酒米については、地元酒造業界と生産者が連携し、「米・水・技」のオール石川戦略が新ブランド発信の好循環を生むと期待できる。普及がその橋渡しをしたことは大いに評価できる。
  • 県オリジナル酒米品種の育成と普及については、求められる品質やストーリー性を持った販売戦略について、酒造メーカーと十分な協議を重ね、「売れる酒」を造り生産者の所得増につなげることが重要。また、お酒を飲めない人でも自信をもって贈答品に選択できるよう、地域を盛り上げ消費者に支持される仕掛けが必要。 
  • ひゃくまん穀については、生産者や面積が増加する中、栽培技術も向上しており、年々反収や一等米比率が高まっていることは評価できる。今後、さらなる取り組み強化に期待したい。

県央農林総合事務所(令和2年11月10日)

課題1:多様な担い手の確保による園芸産地の振興~新規就農者の受入体制づくり~

委員からの主なコメント

  • 園芸産地の状況を的確に捉え、極めて重要な課題である「産地継承」に取り組み、さらに他産地へも横展開し普及活動を行っている点については評価できる。今後は産地自らが経営戦略を考え、実践していくための支援が不可欠である。
  • 事例の地域において、ベテラン及び中堅農業者両者の意見を公平に聞く機会を設けるなど、地域の多様な声を丹念に聞き取る普及指導員の姿勢は地域の信頼を得ることにもつながった。世代間の潤滑油であり、地域づくりのコーディネーターでもあるという独特の役割を担っていることから、今後の展開にも注目したい。
  •  今回の事例についてもマニュアル作成と共に取り組みの記録を 残しておくことが重要。

課題2:ブランド化品目の生産振興

委員からの主なコメント 

  • 加賀しずくの栽培技術指導において、目で見てわかりやすい方法や学習支援システムを活用している点、作業の効率化を図るための技術実証など、問題解決のために様々な方法を開発・試行している点を評価。消費者に支持され、さらなる購入に繋がるようPRを強化するとともに、様々な形態の販路についても視野に入れてほしい。
  • エアリーフローラについてはコロナ禍で業務用の需要が停滞する中、販路を県内向けの巣ごもり需要に集中させることで販売額を微減にとどめるなど、臨機応変な対応を評価。今後は課題として取り組んでいる内容がどのように生産者の所得向上につながるのか明確に示せるとよいのではないか。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部生産振興課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1621

ファクス番号:076-225-1624

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