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更新日:2020年3月19日

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令和元年度評価結果

中能登農林総合事務所(令和元年11月18日)

課題1:中能登地域の水田農業の担い手育成

委員からの主なコメント

  • 関係各機関が一体になって人・農地プランの見直しを行うとともに、農林と土木が連携し、圃場整備を契機として集落営農組織の設立支援を技術指導と併せて実施したことは高く評価できる。
  • 土地と集落へのこだわりが色濃く残る中能登の農業環境で、まずは地域の足場を固めるという普及活動は後ろ向きではなく、積極的な守りであると評価したい。集落営農以外の担い手の存在形態、その将来性と支援方法についてもさらに検討を進めることが必要。
  • 地域農業の担い手の急激な減少が進む中、次世代の担い手確保・育成に対する視点も重要であり、その方策を引き続き検討する事が重要。また、農業・農村の活性化をしていくには、若い世代の担い手と若い世代の普及指導員それぞれの発想力と活力が必要。

課題2:優位性とこだわりを備えたブランド品目の生産安定

委員からの主なコメント

  • 能登志賀ころ柿については、取得したGIを最大限に生かすために、取得をゴールとせず、そこを起点としプロジェクトの一員としてコーディネートを行っている点を評価。県ブランドに育てることが期待される。
  • エアリーフローラは水稲ハウスを活用した栽培方法によりJAと連携して普及を図るというアプローチは妥当。個別カルテによるきめ細かな指導が行われている点についても評価できる。ただし、比較的新しい作物であることから、導入の際の課題を整理する必要がある。 

中央普及支援センター(令和元年11月19日)

課題1:ルビーロマンの生産拡大とブランド化の推進

委員からの主なコメント

  • 普及指導員の技術者会議において、事務所の枠を超え、県下全体の普及指導員で議論する場を定期的に開催したり、担当普及指導員全員が情報共有できる仕組みがあるのは大変有意義。 
  • ぶどう農家の経営全体の中で、ルビーロマンの生産をどのように位置づけるのか、また、今の気候に対応した安定生産のための試験研究と新技術の実証を今後とも継続することが重要。
  • ルビーロマンは石川県民、石川県の農家が誇りを持つことができる自慢の農産物になっている。ただし、一定の生産量が無いとブランド価値は高まらないので、さらなる生産拡大とブランド管理・強化を長期的な視点で行う必要がある。

課題2:普及指導員の人材育成

委員からの主なコメント 

  • 普及指導員の数が減少し、若手の割合が増えるなど世代交代も進んでおり、ナレッジを継承していくためにも人材育成は急務でありタイムリーな課題設定である。また、農業法人への指導やスマート農業技術への対応など、新たな課題に対して指導できる人材育成の体制を構築していく必要がある。
  • 普及指導員としての技術的な資質が重要視され過ぎている気がする。普及指導員の個性を大切にするとともに、人間力の育成が必要。また、出来るだけベテランの普及指導員と若手が一組になって活動することが重要。地域の気風やキーパーソンの人柄など文章化することが難しい情報をいかに共有するか検討が必要である。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部生産振興課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1621

ファクス番号:076-225-1624

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