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更新日:2010年9月21日

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松並木の旧金沢下口往還 

 松並木の旧金沢下口往還

金沢市北森本町・梅田町(道路敷)
指定区域  約570メートル

松並木の旧金沢下口往還
県指定史跡  昭和50年1月8日指定

金沢市北郊の南森本町と今町を結ぶ道幅のせまい市道は、藩政時代の下街道にあたり、この路線の北森本町と梅田町のおよそ300mの間に、約十本の黒松を中心にした松並木がみられる。
下街道は、越中を経て江戸に至る交通路として、藩政時代には参勤交代をはじめ最も多く利用された幹線路であった。城下入口にあたる下口筋は、一般に下口往還とも呼ばれていた。
加賀藩では、幕府の政策に従い主な道路に松を植えるようにしたから、これらの諸街道は松並木路として永らく親しまれてきた。しかるに、近来の道路網の整備・発展に伴い、松並木路の多くは改廃され、ほとんど残っていないのである。
松並木の旧金沢下口往還は、旧北陸道の面影を伝える数少ない風景の一つであり、藩政時代以降の交通を主とした歴史を考える上で貴重である。
昭和60年「石川県の文化財」より

 

お問い合わせ

所属課:教育委員会文化財課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1841

ファクス番号:076-225-1843

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