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金沢都市圏では、少子高齢化・自家用車依存の進行により、公共交通の利用率低下が課題となっており、国や自治体が推進する社会実験を通じて、金沢都心軸の賑わいを支える公共交通の利便性向上に取り組む必要がありました。
このため、持続可能な都市交通の実現に向け、行政、交通事業者、学識経験者、地域団体が連携し、実証的な取り組みを統合的に進める組織として「交通実験実施協議会」が平成12年に設立されました。
交通実験の軌跡(はじめに~あとがき)(PDF:12,561KB)
交通実験の軌跡(参考資料 H12~H20)(PDF:35,769KB)
交通実験の軌跡(参考資料 H21~H30)(PDF:59,074KB)
交通実験の軌跡(参考資料 H31~R6)(PDF:15,489KB)
■社会実験の企画・運営
・都心軸の交通円滑化
金沢駅東口バスターミナル専用車線導入
むさし西交差点3車線 など
・公共交通の利便性向上
バス専用レーンの拡充
シティライナー、環状道路循環バスの導入 など
・公共交通への転換
パーク・アンド・ライドの拡充 など
・都心軸の賑わいづくり
トランジットモールの実施、買い物バス券の配布 など
■データ収集・分析
・利用者アンケート、交通量調査など
■広報・啓発活動
・実験結果の報告、ウェブサイトでの情報発信 など
金沢駅前中央交差点にて、路線バスがスムーズにターミナルへ進入できず不要な信号待ちや渋滞が発生していたことから、道路を再配分し、金沢駅東口バスターミナルへの専用車線を導入することで、バスの走行性、定時性の確保を図った。
むさし交差点から金沢駅までの所要時間は平日で最大約2分、休日で最大約5分短縮され、交差点での信号待ち回数も実験前の最大4回から1日を通じて概ね1回へと劇的に減少した。これに伴い、バス利用者やドライバーの多くが到着の早まりを実感するなど、サービス水準の改善が確認された。

土日祝日の15時以降にバス走行性が低下する課題が見られたため、北陸新幹線開業に向けた、金沢駅から市内中心部を結ぶ二次交通(まちなかシャトルバス等)の充実や、都心軸における公共交通(バス)の走行性の確保を目的とし、片町交差点~むさし交差点に休日のバス専用レーン導入実験を実施した。

15時~17時に約2割以上所用時間を短縮できた。また、バス利用者及びバスドライバーの5割がバス走行性がよくなったと回答しており、本格導入となった。

令和5年3月にとりまとめられた「第3次金沢交通戦略」にも掲げられている、ユニバーサルデザインに配慮した安全で快適な公共交通環境の整備により、郊外からまちなかへのバス利用者の増加を期待し、金沢都心軸における公共交通の利用促進に資するため、バス待ち環境の改善として「バリアレス縁石」について取り組んだ。
寺中-Aバス停における離隔距離は整備前後で30cm以上短縮された。また、金石バスターミナルでも前方扉においては整備前後で約42cm短縮されており、バリアレス縁石の整備効果が見られた。
なお、バス利用者にアンケート調査を行ったところ、「乗降しやすい/やや乗降しやすい」が9割以上、安全性の向上およびバリアレス縁石設置箇所の増加希望する意見も9割以上を占めており、利用者からも好評であった。

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