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「石川門(石川酒52号)」は、 県オリジナルの酒米です。「百万石乃白(石川酒68号)」がデビューしたことにより、ご説明させていただく機会が増えたので、紹介するページを作成しました。現在も、県内の酒蔵の皆様に使用していただいている酒米で、石川門を使用した日本酒は平成21年に本格販売されました。消費者の皆様には、地元の地酒を購入する際に、是非酒米に注目していただき、米づくりから始まる日本酒を楽しんでいただけたら幸いです。
(1)育成経過
平成4年度に県農林総合研究センター育成系統の予236を母に、新潟酒28号(品種登録名「一本〆」)を父として交配。
(2)特長
・石川県での栽培に適している。
・早生品種であり、短棹で倒伏しにくい。
・粒が大きい(五百万石よりも大粒)/心白が大きく、心白発現率が高い
平成20年6月25日から7月16日に愛称募集を実施し、応募総数756点から、「石川産とすぐ分かる名称で覚えやすく、親しみがある」として、「石川門」が最優秀作品として選定されました。
※「石川門」は、石川県酒造組合連合会の登録商標です。
近年では、石川門は純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒に多く使用されている傾向にあります。石川門を使用した日本酒は、石川門が持つ特有の旨味を引き出すために、各蔵の磨き上げられた技で繊細かつ丁寧に造られています。
以下、白山市にある株式会社吉田酒造店様のHPに記載されている、石川門に対する抜粋してご紹介致します。
【株式会社吉田酒造店 】
プリンセスのような繊細さ。石川県で開発された、まるで「プリンセス」のような酒米。お米を蒸す際に非常に割れやすく、どの酒米よりも菌に敏感なので徹底的にケアしないと香りが悪くなることも。これでもかと可愛がらないとヘソを曲げてしまう「プリンセス」は、その特有の繊細な甘みで、まろやかな味わいのお酒に。
※株式会社吉田酒造店様HPより抜粋 >>>(外部リンク)
酒米新品種「石川酒52 号」の育成(石川県農林総合研究センター)(PDF:112KB)
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