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ホーム > しごと・産業 > 農林水産業全般 > ブランド化 > 百万石の極み > 石川県オリジナル酒米品種「百万石乃白」

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更新日:2024年7月1日

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石川県オリジナル酒米品種「百万石乃白」

 

<INDEX>

●背景

●百万石乃白の特長

●百万石乃白の愛称

●百万石乃白のロゴマーク

●「百万石乃白」使用酒蔵一覧(26蔵)

●買えるお店・飲めるお店

●ニュースリリース(最終更新日:令和4年7月29日)

●「百万石乃白」関連イベント(最終更新日:令和6年6月27日)

●PRツール

●参考資料

●関連リンク

背景

  石川県は、冬場の寒冷な気候、日本三名山のひとつに数えられる霊峰白山に源を発する手取川をはじめとする地下水脈など、水や米づくりの環境に恵まれ、古くから酒どころとして知られています。日本酒は、良質な「水」、「米」をもとに「人」の技で造られており、この三拍子が揃っている石川は美味しい日本酒の宝庫です。

 

  近年、日本酒の出荷量が減少する中で、地域固有の酒米を使った付加価値の高い日本酒を造り、独自性を打ち出していく工夫が強く求められてきました。

 

  このような中、県内の酒蔵から石川県で栽培できる大吟醸酒に適した石川オリジナルの酒造好適米の育成が要望され、石川県農林総合研究センターが11年の歳月をかけて、「百万石乃白(石川酒68号)」を開発しました。

 

  石川県では、作り手(酒蔵、農家)、売り手(酒販店、飲食店など)、飲み手(消費者)がより良い関係を築くことができるように、百万石乃白のブランド化に取り組んでいます。

※百万石乃白(石川酒68号)は、生研支援センターの、「革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)の支援を受け、開発しました。

百万石乃白の特長

【特長その1】高精白できる

    高精白(玄米の表面をたくさん削ること)しても割れにくいため、大吟醸酒に適しています。玄米の表面には日本酒にした時の雑味の原因となる成分が多く含まれるため、高精米によって雑味の少ない日本酒を造ることができます。

  【特長その2】すっきりとした味わいの日本酒を造ることができる

    原料米に含まれるタンパク質が他の酒米と比べて元々少ないため、日本酒の雑味の原因となるアミノ酸も少なくなり、すっきりとした味わいの日本酒を造りやすくなります。

  【特長その3】フルーティで香り高い日本酒を造ることができる

   造った日本酒には、リンゴや洋ナシのような香り(カプロン酸エチル)、バナナのような香り(酢酸イソアミル)の成分が多いため、フルーティで香り高いものに仕上がりやすくなります。

  【特長その4】山田錦よりも倒れづらく、収量性が高い    

    山田錦よりも、草丈が1割ほど低く台風などで倒れにくいため、収穫作業が容易であり、さらに、収量性も高いため、お米が多くとれます。

 

 

県内酒蔵の評価:「綺麗な日本酒に仕上がる」、「精米時の割れが少なく、日本酒が造りやすい」、「様々な可能性を秘めたダイヤの原石

 

百万石乃白の愛称

  令和元年7月18日から8月18日にかけて、品種名である「石川酒68号」の愛称を募集したところ、全国から約3,000件の応募があり、

選考の結果、「百万石乃白(ひゃくまんごくのしろ)」に決定しました。

 

  •  「百万石」は、加賀百万石にちなみ石川県の酒米であることを表現しています。

 

  • 「白」は、混じりけのない純粋なさまを意味する言葉であり、石川酒68号を使った日本酒の特長であるすっきりとした味わいを表現しています。また、精米された酒米の白さや酒の仕込み時期の雪景色を表現しています。

 

  • 「白」には、酒米に各酒蔵が培ってきた技術や想いという「彩り」が加わることで、酒米から個性豊かで多彩な日本酒が生まれてほしいという期待を込めています。

 

 

    ※愛称公表に関する過去のページはこちら  >>>

 

    ※愛称の商標は石川県が申請者です。愛称を使用される場合は石川県ご連絡下さい。

    

百万石乃白のロゴマーク

  百万石乃白のロゴマークは、愛称に込められた思いや特長を踏まえたデザインであり。百万石乃白の認知や価値向上といったブランド力向上に寄与することを目的としています。

  金沢市在住のMATSU creative代表の松澤桂(まつざわかつら)氏によるデザインです。

 

 hyakushirorogomark

 

  【コンセプト】

  •  「百万石乃白」の象徴たる「百」と「白」の文字をモチーフに酒米の特長である混じりけのない純粋さを表現。

 

  • 「白」の美しく、凛としたイメージを表現。(「白」は古来より太陽の色と言われており、紅白や花嫁衣裳の白無垢などお祝い事の色として使われるなど、日本人にとって神聖な色)

 

  • 四角の空間により、様々な物事が始まる入口を表現。これにより、「百万石乃白」から個性豊かな彩りある日本酒が生まれるさまを表現。

 

  • 四角の空間には、自由にメッセージや思いを込めることができるようになっています。

        (例)  ・輝かしい未来への入口を意味します。

                ・枡に見えるので、「福が増す」という想いを込めています。

 

  【デザイナー】

      松澤  桂(まつざわ  かつら)  氏  

      MATSU  creative(外部リンク)

 

   【ロゴマークの使用基準及び使用方法】

    ロゴマークの使用基準及び使用方法は    こちら>>>(PDF:364KB)

 

 

 

 

 

      ※ロゴマーク発表に関する過去のページはこちら  >>>

 

    ※ロゴマークの商標は石川県が申請者です。ロゴマークを使用される場合は石川県にご連絡ください。

     

「百万石乃白」使用酒蔵一覧(26蔵)   令和5年6月19日時点

  櫻田酒造(珠洲市)

  宗玄酒造(珠洲市)

  松波酒造(能登町)  

  鶴野酒造店(能登町)

  数馬酒造(能登町) 

  清水酒造店(輪島市)  

  日吉酒造店(輪島市)

  白藤酒造店(輪島市)  

  中島酒造店(輪島市)  

  鳥屋酒造(中能登町)  

  御祖酒造(羽咋市)  

  久世酒造店(津幡町)  

  やちや酒造(金沢市)

  武内酒造店(金沢市)  

  福光屋(金沢市)

  中村酒造(野々市市)

  金谷酒造店(白山市)

  車多酒造(白山市)

  吉田酒造店(白山市)  

  小堀酒造店(白山市)

  宮本酒造店(能美市)

  東酒造(小松市)

  加越(小松市)

  西出酒造(小松市)

  鹿野酒造(加賀市)

  松浦酒造(加賀市) 

 

  ⇒    「百万石乃白」使用酒蔵一覧マップ(外部リンク) 

  ※出荷時期など、商品の詳細は各酒蔵にご確認下さい。

  ※すでに完売済みの場合は何卒ご容赦下さい。

 

買えるお店・飲めるお店  

 買えるお店  (随時更新)

 

  ※掲載されているお店は一部でございますので、お近くの酒販店に取り扱いについてお問い合わせ下さい。

  ※取り扱いの銘柄については、各酒販店にお問い合わせ下さい。

 ※すでに完売済みの場合は何卒ご容赦下さい。

 

   買えるお店一覧マップ(県内)(外部リンク)

 

   買えるお店一覧

 

   飲めるお店一覧マップ(外部リンク)

ニュースリリース(最終更新日:令和4年7月29日)

 

「百万石乃白」関連イベント(最終更新日:令和6年6月27日)

PRツール

石川県の方で、百万石乃白のチラシやポスター、卓上ポップ、PR動画や記事の作成を致しました。

各酒販店の通常販売時やお酒を取り扱うイベント等で、百万石乃白を使った商品を出される場合などにお役立て下さい。

販促物のダウンロードはこちらから>>>

 

参考資料

  【ブランド戦略課作成資料】

  【県関連広報媒体】

 【県農林総合研究センター(農業試験場)】

【日本酒関連資料】

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お問い合わせ

所属課:農林水産部ブランド戦略課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1614

ファクス番号:076-225-1624

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