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通常はウイルスに感染してから1から2日後に発症します。吐き気やおう吐、腹痛、下痢、発熱が見られます。場合によっては、発症しても症状が出ない方もいます。症状は1から3日で収まりますが1週間から1か月ウイルスが排出されますので、感染者は十分な手洗いが必要です。
現在、このウイルスに効果のある薬はありません。このため、通常は対症療法が行われます。特に乳幼児や高齢者は、おう吐や下痢で脱水症状を起こすことがありますので、水分と栄養の補給を充分に行ってください。
下痢止め薬は病気の回復を遅らせることがあるので、使用については医師に相談しましょう。
調理を行う前、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換を行った後には必ず石けんで手を洗いましょう。
ノロウイルスの消毒は、消毒用アルコールは効きにくいため、塩素系漂白剤で行いましょう。
[詳細は当所のホームぺージ「感染性胃腸炎の2次感染予防について(PDF:740KB)」をご覧下さい]
おう吐物や糞便で汚れた衣類等を処理するときは、マスクとビニール手袋を用いて、他の衣類と分けて消毒し、洗いましょう。
感染者が使用したトイレの便座や床・壁面、触れた可能性のあるドアの取っ手、手すり、カーテンなどは0.02~0.1%次亜塩素酸ナトリウムを浸した布で拭きましょう。拭いた場所が金属の場合や次亜塩素酸ナトリウム濃度が高い場合は、水拭きをしましょう。
〔詳細は厚生労働省通知「感染症に基づく消毒・滅菌の手引きについて」及び当所ホームページ「感染症胃腸炎の2次感染予防について」(PDF:740KB)を参照〕
感染者の入浴はシャワーだけにするか、入浴する順番を最後にし、使った湯は排水しましょう。
感染者がいる時はタオルを共用しないようにしましょう。
ノロウイルス感染症の集団発生が疑われる場合は、すみやかに保健所にご相談ください。
なお、社会福祉施設、介護保険施設等においては、厚生労働者が定める手順に沿って、必要な場合は保健所への報告を行うようにしてください。
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