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更新日:2022年7月1日

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石垣保存管理技術等の総合研究(24年度)

事業概要

  • 本事業は、文化財石垣の保存・管理に必要な諸技術や方法等について、総合的に調査研究を行い、史跡金沢城跡石垣の本質的価値の保存継承に資することを目的とする。
  • 平成24 年度は、城内各所の変形の顕著な石垣をリストアップし、症状の実態(内容・範囲・規模・要因等)をとりまとめる作業に着手した。

主な成果

測量成果を活用した石垣変形の面的把握

  • 石垣測量データを加工して、変形状態を面的に把握する方法について、玉泉院丸、本丸及び三ノ丸の石垣測量図を基に検討し、1~3を作成した。
    1. 単点値(測量図化基準軸からの距離)をもとにした立面コンターマップ
    2. 基準勾配(健全部の勾配)との水平距離の差の段彩図
    3. 勾配角度の変化の段彩図
  • 変形の範囲と程度を立面図上に投影することで、症状を面的に把握することが容易となり、保存修理等の計画策定に役立つと考えられる。なお、作業は写真測量、レーザー三次元計測のいずれの測量成果でも対応可能であったが、変形が重篤な箇所では、縦横断面図の分析もあわせて実施する必要がある。

変形石垣の現地調査による石材破損等の把握

  • 変形の顕著な石垣については、石材の破損(割れ・脱落・劣化等)や石口の開き等の細部症状を現地調査で補足した。


平成25年度の成果 ->

 

お問い合わせ

所属課:教育委員会金沢城調査研究所 

石川県金沢市尾山町10-5

電話番号:076-223-9696

ファクス番号:076-223-9697

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