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サル痘について
どんな病気?
- 主にアフリカに生息するリスなどのげっ歯類をはじめ、サル、ウサギなどウイルスを保有する動物との接触によりヒトに感染します。
- サル痘はヒトからヒトに感染することがあり、主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む。)、患者との接近した対面での飛沫への長時間受けたり、患者が使用した寝具等との接触することなどにより感染すると言われています。
- 症状は、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などから始まり、0-5日程度持続します。発疹は発熱1-3日後に出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となります。
- 多くの場合2-4週間持続し自然軽快するものの、小児や、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがあり、注意が必要です。 皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすこともあります。
- サル痘常在国における致命率は1-11%程度とされています。
治療法と予防法
- 我が国で利用可能な薬事承認された特異的な治療薬はありません。
- 欧州においては特異的治療薬としてテコビリマット(Tecovirimat)が承認されています。
- 天然痘ワクチンによって約85%発症予防効果があるとされています。
- 流行地では感受性のある動物や感染者との接触を避けることが大切です。
サル痘は四類感染症です
1970年にヒトでの感染が発見されて以来、アフリカで地域的な流行がみられており、 2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。
我が国においては、サル痘を四類感染症と位置づけられており、サル痘を診断した医師は直ちに届出が必要です。
国からの通知・参考資料等
令和4年10月6日付通知
令和4年8月19日付通知
令和4年8月10日付事務連絡
令和4年7月19日付事務連絡
令和4年7月6日付事務連絡
令和4年6月1日付事務連絡
令和4年5月24日付事務連絡
サル痘啓発リーフレット
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