緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成28年第1回県議会定例会) - 平成28年2月26日 - > 議案説明要旨(平成28年第1回県議会定例会) - 平成28年2月26日 - 「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」について

印刷

更新日:2016年3月1日

ここから本文です。

議案説明要旨(平成28年第1回県議会定例会) - 平成28年2月26日 - 「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」について

◎ 主な施策の概要について

6.「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」について

第六は、「個性と魅力にあふれる文化と学術の地域づくり」についてであります。

新幹線開業効果を持続・発展させていくためには、本県の個性とも言える文化に磨きをかけ、さらに価値を高めていくことが重要であります。このため、「いしかわ文化振興条例」を拠り所に、全国最大となる百二十億円の「いしかわ県民文化振興基金」の公募助成事業などにより、引き続き、さらなる文化の高みを目指すと同時に、その裾野の拡大を図ることとしております。こうした文化を後世に継承していくため、次代の担い手となる子どもたちが、本県の多様な文化について、経験豊かな指導者から直接手ほどきを受けられ
る体験教室を、年間を通して兼六園周辺文化の森を中心に実施いたします。

また、文化財保存修復工房につきましては、四月二十四日に県立美術館広坂別館に移転し、リニューアルオープンいたします。リニューアルにあたっては、全国で初めて、実際の修復作業を常時見学できる公開エリアや、修復過程を映像などにより紹介するガイダンス室を設置するなど、その機能を大幅に強化したところであり、全国から高い評価を受けている修復技術の高さを県内外に積極的に発信してまいりたいと考えております。

「第一回アジア生物文化多様性国際会議(仮称)」につきましては、ユネスコや生物多様性条約事務局、国連大学の参画を得て、十月二十七日から二十九日までの三日間の日程で、七尾市において開催されることとなりました。これは、農業のみならず、祭礼などの文化も構成要素としている世界農業遺産「能登の里山里海」の保全・活用や、地域固有の「ふるさと文化」の継承・発展に取り組んできたことが高く評価されたものであります。今回の会議は、本県の豊かな文化や里山里海の魅力を国内外に発信する絶好の機会であり、実効性のある有意義な会議となるよう準備に万全を期してまいります。

金沢城公園につきましては、城郭としての価値と魅力のさらなる向上に向け、第三期整備として、鼠多門と鼠多門橋の復元整備に向けた実施設計に着手するほか、鶴の丸休憩所一帯の再整備につきましては、急増する来園者への「おもてなし」の観点から、菱櫓や五十間長屋、橋爪門のパノラマが一望できる新たな休憩所を整備することといたしました。この休憩所では、飲物や軽食を提供するとともに、金沢城の歴史や見所などの情報発信拠点としても活用したいと考えており、来年春の供用を目指し、整備を進めてまいります。また、金沢城復元の最後の総仕上げとも言える二の丸御殿につきましては、これまでの門や櫓などと異なり、外観に加えて、内部の意匠等についても幅広い調査が必要であることから、第三期整備と並行して総合的な調査研究に着手することといたしました。

新たな県立図書館につきましては、庁内のプロジェクトチームにおいて、県民の知の拠点にふさわしい図書館とすべく、公文書館機能や生涯学習機能の併設なども含め、検討を進めているところであり、来年度は、有識者からなる検討委員会を設置し、整備指針となる基本構想の策定に着手することといたしました。

学都石川の魅力の発信につきましては、新幹線開業により時間距離が大幅に短縮された首都圏等の高校の進路指導教員に対する説明会の開催を支援し、高等教育機関の魅力や質の高い生活環境を発信することとしております。また、高等教育機関の有する知見を活用して本県が直面する課題の解決を図るため、急増する外国人旅行者への対応などの具体の政策課題に即した研究プロジェクトを支援することといたしました。 

以上

●目次に戻る ●前へ戻る ●次へ進む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ

所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す