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更新日:2010年8月3日

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県議会の議案説明要旨 - 平成22年6月7日 - 8.「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

◎ 6月補正予算について

8.「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について

八は、「魅力ある産業としての農林水産業づくり」であります。

の四月より、持続性のある農業の実現を目指し、水田を余すことなく活用して、農業経営の安定と食料自給率の向上を図ることを目的に、米をモデルとした「戸別所得補償制度」がスタートいたしました。しかしながら、本制度は原則として、転作作物の作付けを行っていない調整水田の解消を前提としており、県としては、解消が可能な調整水田について、市町、JA、生産者と一体となり、早期解消に向けて取り組んでまいります。

た、昨年から、奥能登の特色ある食材を、大消費地である金沢に直接届ける「顔の見える能登の食材」の直行便事業を実施しておりますが、今般、市場からのニーズが高いにもかかわらず、安定的な出荷量の確保に課題のある奥能登の山菜やしいたけ「のと115」について、生産から販売までの一貫した支援を行うことにより、市場からのニーズに応えられるブランド化を推進していくことといたしました。

産業の振興につきましては、先般、全国農業協同組合連合会、肉用牛農家、酪農家から、本県ブランド牛である能登牛を、全国ブランド化に向けて増産したいとの意向が示され、それに関連した支援の要請がありました。こうした取り組みは、能登牛の生産基盤の確立はもとより、厳しい経営環境にある酪農家の乳牛と肉用牛との複合経営による経営の安定化にも繋がるものであり、県としても積極的に支援することとし、全農に対して、県所有の内浦放牧場を貸し付けるとともに、同放牧場の機能を富来、辰口両放牧場に移転させることといたしました。併せて、増頭に取り組む個別肥育農家等に対して財政的支援を行うほか、肥育技術の向上のための指導なども実施することとしております。

登牛の品質は、元来、全国で高い評価を得ており、増産により一千頭程度の生産が確保できれば、他の産地に負けない全国ブランドとしての確立が可能となり、ひいては北陸新幹線金沢開業に向け、本県に新たな魅力を加えることにもなります。今後とも、能登牛一千頭体制の実現に向け、官民一体となって、しっかりと取り組んでまいります。

た、水産業の振興につきましては、高級食材として高い評価を得ていながらも、生産量が激減している七尾湾のトリガイについて、今般、水産総合センターにおける種苗生産技術の確立に目途が立ったことから、生産者と一体となって養殖技術を確立させ、戦略的な生産拡大を図ってまいります。

以上

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