ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成22年6月7日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成22年6月7日 - 5.「みんなで支える安らぎのある社会づくり」について
ここから本文です。
第五は、「みんなで支える安らぎのある社会づくり」についてであります。
少子化対策につきましては、「いしかわ子ども総合条例」を拠り所に、幅広い施策を展開し、社会全体で子育てを支援する気運の醸成や仕組みの構築に取り組んでいるところでありますが、今回、更に取り組みを拡充いたします。
まず、ワークライフバランスの推進につきましては、一般事業主行動計画策定の義務付け対象企業を全国に先駆けて拡大し、計画策定の促進に取り組んできたところであります。今回、新たに、いしかわ子育て支援財団に「ワークライフバランス推進室」を設置し、来年四月に積極的努力義務化を控える従業員五十人以上の企業に対し、専任職員による計画策定の重点的支援を行うと同時に、経営者層を対象にトップセミナーを開催するなど、企業における取り組みに対する支援を強化することといたしました。
プレミアム・パスポート事業につきましては、子育て家庭や協賛企業のニーズを踏まえ、新たに三人目の子どもの妊娠期からその特典が受けられるよう、対象世帯の拡大を図るとともに、メールマガジンの配信により協賛企業の情報提供を行うシステムを構築するなど、更なる制度の充実を図ってまいります。
マイ保育園登録制度につきましては、保育士と保健師との連携により、その登録を促進し、制度の更なる普及定着を図ると同時に、今回、新たに、育児に悩みを抱える閉じこもりがちな家庭を保育士が訪問することにより、在宅育児家庭に対するきめ細かな支援を行ってまいります。
子育て支援施設につきましては、地域との交流の促進を図るため、保育所や幼稚園などにおいて、読み聞かせを実施するための絵本の購入など、それぞれのニーズに応じた備品の整備に対して積極的に支援することといたしました。
介護施設につきましては、昨年三月に策定した「長寿社会プラン」に基づき、特別養護老人ホームをはじめとする介護サービス施設の整備や、既存施設におけるスプリンクラーの整備を支援し、利用者本位のサービスの充実を図ってまいります。
障害者施策につきましては、事業者の新体系への移行に必要な施設改修等に対する助成を行うなど、福祉サービス基盤の充実を図るほか、既存施設の耐震改修やスプリンクラーの整備についても支援いたします。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す