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生物多様性の確保につきましては、先般のニューヨーク訪問に先駆けて、モントリオールの国連生物多様性条約事務局を訪問し、アフメド・ジョグラフ事務局長に対して、先月名古屋市で開催された「生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)」と、来月十八・十九日の両日に本県で開催する国際生物多様性年のクロージングイベントにおいて、石川を代表例とする日本の里山里海を世界に広く情報発信することについて協力を要請し、快諾いただいたところであります。
先月、COP10の関連会議として開催された「里山知事サミット」では、世界各国から集まった参加者に対して、私自らプレゼンテーションを行い、本県の里山里海の利用・保全に関する取り組みを広く発信してまいりました。
また、クロージングイベントにおきましては、ジョグラフ事務局長やジャン・マッカルパイン国連森林フォーラム事務局長にも出席いただき、COP10の成果報告や来年の国際森林年への橋渡しを行う式典、記念シンポジウムを開催いたします。
現在、本県の生物多様性の確保に向けた取り組みの拠り所となる「生物多様性戦略ビジョン」の策定作業を鋭意進めているところであり、今回のクロージングイベントを通じて、将来のトキの放鳥も見据えた本県の取り組みを世界に向けて発信するとともに、県民の皆様の生物多様性に関する理解の促進に繋げてまいりたいと考えております。
なお、このクロージングイベントに際し、国連の赤阪広報担当事務次長に来県いただくことを先般のニューヨーク訪問の際に快諾いただいたところであり、この機会を捉え、来月十七日、しいのき迎賓館において、学生をはじめとする県民の皆様に、国連の取り組みや国際社会で働くことの意義と醍醐味について講演いただくこととしております。
以上
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