県議会の議案説明要旨 - 平成22年11月30日 - 9. 小松空港・能登空港について

◎  県政の諸課題の進捗状況について

9. 小松空港・能登空港について

先月三十一日から、羽田空港の再拡張事業の完成に伴い、同空港からの国際定期路線が東南アジアや欧米の十一都市との間で就航し、今後も更なる路線拡大が予定されております。併せて、羽田空港乗り継ぎに伴う割引運賃の適用拡大や手続きの簡素化が図られるなど、既に小松空港に就航している上海、ソウル、台北の直行便に加え、羽田空港乗り継ぎでの国際線利用の利便性が高まっております。

また、今月には、関係議員の方々が小松・香港間のチャーター便で現地の航空会社や旅行会社などを訪問され、定期便の就航を視野に入れた働きかけがなされました。これらの取り組みに感謝を申し上げるとともに、今後とも、国際線の拡充に向け、議員各位をはじめ関係各位のご協力をいただきながら、着実に取り組んでまいりたいと考えております。

これらの国際線に加え、国内線の利用促進も図りながら、小松空港につきましては、小松基地並びに空港周辺住民の皆様方のご理解とご協力を得ながら、日本海側の拠点空港としての発展を図ると同時に、能登空港につきましても、引き続き、首都圏からの誘客活動の推進と併せ、地元市町や関係団体と一体となった利用意識の向上に努めてまいります。

 

以上

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