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更新日:2024年9月26日

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セアカゴケグモ

 特定外来生物

セアカゴケグモ環境省写真写真:環境省提供

石川県内でセアカゴケグモが確認されました

令和6年9月26日(木曜日)、小松市内において、特定外来生物「セアカゴケグモ」が確認されました。

県内では、平成26年7月以降8市町で確認されており、今回14例目の確認となります。

 

確認日 確認場所

平成26年7月19日

金沢市内

平成27年10月9日

能登町内

平成29年9月11日

白山市内

平成29年11月2日

野々市市内

令和元年6月1日

小松市内

令和元年8月19日

金沢市内

令和元年8月23日

金沢市内

令和2年7月30日

かほく市内

令和2年10月1日

白山市内

令和3年11月16日

金沢市内

令和4年11月9日

宝達志水町内

令和5年7月10日

加賀市内

令和6年7月24日

加賀市内

令和6年9月26日

小松市内

 

セアカゴケグモのメスは毒を持っていますが、その習性はおとなしく、素手でつかんだり、クモの巣に触れたりしない限り咬まれることはありません。発見した際は触れたりしないよう、注意してください。

分類

クモ目

科名

ヒメグモ科

学名

Latrodectus hasseltii

形態的特徴

個体の大きさは、メスが約7~10mm、オスが約4~5mmです。

全体が黒色で、メスの腹部背面中央には、砂時計の形をした赤又は橙色の縦斑紋があります。オスの腹部背面中央には、赤い斑紋はありません。

毒を持っているのはメスのみです。

 繁殖方法

 繁殖期は夏季で、メスは約70日で成熟し、産卵するようになります。

生涯で7~8卵嚢(らんのう:卵の入った丸い袋)ほど産卵し、1卵嚢あたり数十~200個の卵が含まれます。

原産地

オーストラリア

侵入経路と国内の分布

日本には建築資材などに紛れ込んで侵入したと考えられています。

現在(R3.11)では、青森県、秋田県以外の45都道府県で確認されています。

生息場所

次のような場所には注意が必要です。

1  日当たりが良く、暖かいところ

2  昆虫や小動物など餌が豊富なところ

3  巣を張るすき間のあるところ

 

たとえば・・・

・クーラーの室外機の裏など、人工熱源のまわり

・排水溝の側面やふたの裏

・植木鉢と壁のすき間

・しばらく置きっぱなしの靴の中

駆除方法

セアカゴケグモは、外来生物法の「特定外来生物」に指定されており、生きたままの保管や運搬等をすることが禁止されています。

見つけたら、次の方法で駆除するようにしてください。

  • 市販の殺虫剤で駆除
  • くつでふみつぶす  (素手で触れることは危険です)
  • 卵嚢は、割り箸等ではさんでビニール袋に入れて、足で踏みつぶすか、焼却してください。また、卵嚢への効果が記載されている殺虫剤を使用して駆除してもかまいません。

県民のみなさまへのお願い

セアカゴケグモを発見したら

速やかに駆除し、お住まいの市町担当課へご連絡ください。

周囲にも潜んでいたり、卵がある可能性があるので、よく注意してご確認ください。

セアカゴケグモにかまれたら

かまれた際の健康被害については、お住いの市町にある各県保健福祉センター、または金沢市保健所(外部リンク)に相談してください。

 

セアカゴケグモのメスにかまれると、腫れたり、熱感を感じたり、痛みが全身に広がって発汗や吐き気を起こすことがあります。

 

通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、小児や高齢者はまれに重症化することがあります。

かまれた時は、患部を水で洗い冷やすこと、多少出血があっても包帯などはせずに咬んだクモを殺し、クモを持参して、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。

 


お問い合わせ

所属課:生活環境部自然環境課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1476

ファクス番号:076-225-1479

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