農作業安全対策について

農作業中の死亡事故は、全国で年間約300件も発生しており、県内でも約2件／年（過去5年平均）の死亡事故が発生しています。また、農作業中の事故は、死亡または重傷につながるケースが多く、農業者の営農継続や経営に多大な影響を与えます。しっかりと対策をして、未然に事故を防ぎましょう！

農作業事故の発生状況

令和3年度農作業中の事故による死亡者数は242人であり、年々減少傾向にありますが、他産業に比べ、死亡事故の発生頻度は依然として高い状況です。

 

農作業中の事故による死亡者数

	H29	H30	H31（R元）	R2	R3
全国	304人	274人	281人	270人	242人
石川県	4人	0人	5人	0人	0人

 

要因別の死亡事故発生状況（令和3年）

出典：令和3年に発生した農作業死亡事故の概要（農林水産省）（外部リンク）

 

農作業中の事故の中でも最も多いのが、農業機械作業によるもので、全体の約7割を占めています。

農作業事故防止対策

場所や状況に応じた対策が必要です。シートベルト・ヘルメットの着用や携帯電話等の携帯などできることから始めましょう。

参考：農作業安全マニュアル（（一社）日本農業機械化協会）（外部リンク）

農作業安全確認運動

毎年、春作業を行う3～5月と秋作業を行う9～10月を重点期間とし、全国農作業安全確認運動を実施しています。期間中、県では声かけ運動の強化やパンフレットの配布、注意喚起ポスターの掲示など、農作業安全の啓発活動に努めています。

参考：全国農作業安全運動（農林水産省）（外部リンク）