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更新日:2024年1月26日

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記者会見の要旨 - 令和6年1月25日 -

令和6年1月25日(木曜日) 10時30分~

会見資料(PDF:3,855KB)

 

知事

  今日はインフラでも重要な道路がどうなったのか。被災状況と、現状の課題、今後の見通しについて、今日現在段階で、私どもは承知していることについて報告をさせていただきます。では資料をご覧ください。まず、これ初めてお示しをする表であります。地図ですね。赤い×が、県が管理をしている道路ですね。いわゆる、通行止め、がけ崩れ、土砂崩れ、地割れですね。ダメージを受けて、使えない状況になった。県管理だけで、これ87ヵ所で通行止めをいたしました。これ1月4日の8時時点です。県管理道路でありますから、当然、市道、町道、林道、農道を含めれば、相当数の道路が、通行不能の状況になったと言えると思います。今の市道、町道、林道、農道がどの程度かという情報は、集約しつつありますので。皆さんご承知だと思いますけども、写真もご覧いただき、七尾輪島線の輪島市三井町長沢の辺りの土砂崩れで、1のところですね。ここ。七尾輪島線の2番目、珠洲道路の能登町の柏木、2番目はここですね。3番目は国道249号、穴水町の志ヶ浦、3番目ここですね。志ヶ浦あたり、4番目、のと里山海道の横田インターチェンジから徳田大津インターチェンジの間、4番目。ここですね。はい。土砂崩れ、地割れ、崩落、大規模崩落と。これによって、奥能登全体が孤立状態になったと。奥能登へのアクセスルートが遮断をされたと。これ1月4日8時時点ということを申し上げたいと思います。ここに加えて言えば、雪、それから相次ぐ余震、1月4日まででもおそらく余震が500回以上あったと存じていますが、こういう状況にあったという。

  次の資料に行きます。そこで、政府と国交省と自衛隊と連携をして、まず幹線道路の啓開に入りました。幹線道路の意味は、珠洲市役所、輪島市役所から輪島の門前支所、能登町の役場、穴水町役場と、奥能登の少なくとも4市町の役場に物資を届けることのできる、また、警察、自衛隊、消防、こうした部隊が行くことのできる道路を警戒するということであります。もう一度申し上げます、金沢と奥能登4市町の市役所、役場を結ぶ主要幹線道路の復旧をまず急ぎました。里山海道、国道249号、珠洲道路、七尾輪島線、穴水門前線、宇出津町野線。当然、救命活動、また支援物資輸送のための基本的なルート確保というふうに、ご理解いただきたいと思います。

  これは、七尾輪島線の輪島市三井町本江ですね。被災直後は、これほどの土砂崩れでした。こんな大きい岩もございました。これを応急復旧いたしています。また珠洲道路の能登町の寺分、これだけの土砂が崩れておりましたが、自衛隊や国交省の皆さんのおかげで、輪島方面を望む、このエリアがこうやって警戒をしたと。一番能登半島の先、珠洲市役所までは、とにかく金沢と繋ぎたい。能登町役場まで、穴水町役場まで輪島市役所まで、そして門前支所まで一車線しか繋ぐことはできないところもありますが、とにかく道路で役場までは行けるようにしようと。こういうミッションで、国交省や警察の皆さん自衛隊の皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございます。

  次行きます。そこで主要幹線道路の渋滞対策および、強化ということであります。例えば、ちょっと写真から入りますね。徳田大津インターチェンジから横田インターチェンジ間の皆さんこれも写真でご覧いただき、報道の皆さんご承知の大々的な崩落箇所をどうしたかというと、被災直後はこうでしたが、応急復旧して、要は、山側は県有地だったそうでありまして、山側を一気に削って、ここに道路を通したという状況です。それから、国道249号、穴水町の志ヶ浦地区ですが、段差ですね。被災直後、すさまじい段差でありました。これも山側をちょっと削りながら、1車線だけでも何とか通せるようにしたという、こういう復旧状況であります。.里山海道について申し上げれば、未だにこの、のと里山空港インターチェンジから横田インターチェンジ間が復旧中、通行止め復旧中と、大規模な、道路のダメージがございまして、今復旧中です。この赤いところはまだ残念ながら、まだ、通れません。それで、何日に供用したかということは資料を見ればご理解いただけたと思います。したがいまして、本当にボランティアの皆さん、多くの方々に能登に入っていただきたい思いは山々でありますが、こういう道路状況の中で一定の規制制限をさせていただいているということもご理解ください。

  では次。そして道路の被災状況の対応として、これは孤立集落解消に向けた道路啓開、1月23日現在の状況、これも国と自衛隊との連携によって、啓開をしていただきました。これ、孤立集落解消という意味をちょっと申し上げますけれども、要は、先ほど申し上げたような、主要幹線道路から、この珠洲道路や里山海道と、ここから魚の骨のように外浦や、内浦へ抜ける県道、市道、林道などを活用して、249が大きなダメージを受けましたよね。輪島浦上線、この249大きなダメージを受けました。ここずっと通行することはちょっとできないので、背骨の珠洲道路や、里山海道から魚の骨としてこういうふうな感じで、市道や林道、県道などを使いながら、外浦や内浦に入るように道路啓開の作戦を実行したということであります。この青が通行可能な箇所でありますし、赤は主要幹線道路で、各市町の役場に繋がる道と、こういう理屈であります。ここに、輪島浦上線があえて赤で丸っと囲ってあります。この地区は、ここは道路啓開まで少なくとも数カ月要する箇所であるということです。だけれども、ここの孤立集落になったところには、市道や林道をこっち側から通して、今、何とか、細い道でありますが、通れるようになりつつあるということであります。なので孤立集落解消というのは、車がとりあえず通ることができる状況というふうにご理解いただきたいと思います。

  次。そこで先ほど赤で囲んでございました。輪島浦上線の現状について申し上げます。道路の被災状況と対応ということです。これもう資料もございますので、見てください。1番目の写真、これだけの大規模な土砂崩れです。これ、鵜入の方ですね。2番目は、これは、小池町の方ですね。3番目、赤崎から大沢の方ですね。4番目、上大沢の方ですね。赤×が大規模で、白×は小規模という状況であります。青線を水色で囲ったここは、既に国が啓開をしていただいています。だから、黄土色、これは県として啓開済みでありますと、ここですね。

  次お願いします。ステップ3、被災地の復旧・復興に向けまして、直轄権限代行をお認めいただいたと。まずここはご理解いただけると思いますが、道路は上下水道の復旧、応急仮設住宅の建設、事業者再建など、被災地の復旧・復興に必要不可欠な基盤であります。インフラです。従って、幹線道路から生活道路に至るまで、早期復旧に全力で取り組んでまいります。被害が著しい、国道249号、のと里山海道、能越道、これを23日に、国の直轄権限代行で早期復旧を目指すと。場所は249の外浦、ここと、のと里山海道から徳田大津インターチェンジから、能越自動道のインターチェンジまで。お願いでありまして、従ってこういうまだ状況でありますので、不要不急の一般車両の被災地方面への出控えをお願いしたいと思います。また、雪が降ったときの凍結防止剤、融雪剤、この散布、除雪、大雪のときの計画的な通行止めによる集中除雪をいたしますので、ぜひご理解、ご協力をいただきたいと、ちゃんとホームページ等でもそのご案内をいたしますので、お願いしますということです。

 

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