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更新日:2021年12月28日

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記者会見の要旨 - 令和3年12月28日 -

令和3年度知事記者会見:新型コロナウイルス感染症について

内容

昨日、富山県におきまして、オミクロン株の感染者が確認をされました。会見された新田知事の話を聞いておりますと、富山県内におけるオミクロン株の市中感染の可能性も否定できない、こう述べておられるわけであります。

昨日までにオミクロン株の感染者、全国で69人、市中感染と思われる方も20人以上、中では富山県のほか、愛知県など近隣県でもいわゆる市中感染が確認されるなど、国内での感染拡大が大変危惧されているわけであります。

これを受けまして、県民の皆さん方に無料検査の実施をお知らせをする、こういう意味で、今日、この会見を開かせていただきました。

無料検査の実施でありますが、本県では昨日本部会議を開催いたしました。その本部会議におきまして、オミクロン株が県内で発生した場合に備え、無料検査の実施について方向性を確認したところでもございます。

岸田総理も先週木曜日、オミクロン株の市中感染が確認された都道府県においては、ワクチン・検査パッケージを実施するために整備をしました検査体制を活用して、無料検査を実施できることを表明しておられますが、昨日の本県の本部会議終了後、さらに、オミクロン株の市中感染が確認されている都道府県の隣接県についても、無料検査を実施できるとの連絡が国からございました。

このことから、富山県知事の会見を受けまして、昨日、国に要請し、先程国の方から了解をいただいたところであります。

具体的には、明日29日から来年の1月31日まで、そして県内全域において、そして新型コロナウイルスの感染の不安を感じる無症状の県民の皆さん方が、無料で検査を受けられるということにいたしました。

無料検査の手順でありますけれども、その前にここですね、実施期間は今言いましたように12月29日から来年の1月31日まで、これは国のほうで、各県ともですね、一応1月の31日で締め切ると、こういう形になっておりますので、各県ここは歩調が合っているということになると思います。

対象者は、感染不安を感じておられる無症状の県民の皆さん方、対象地域は県内全域ということになっているわけでありまして、ワクチン接種の有無は一切問いません。県内に居住している方が対象。そして有症状の方はもちろん、これではなしに、医療機関に直接受診をしていただくということにですね、これはなるわけです。

実施場所は、今日現在県内30の薬局で窓口を開くということにいたしておりますが、今、薬剤師会とも調整を精力に進めておりまして、来年1月の前半ぐらいまでにはこれを100箇所に拡大をしようということで、今、調整作業を精力的に進めているところでございます。

したがって、今日現在は30の薬局で検査が受けられる、こういうことに相成っているわけであります。

そして、無料検査の手順でありますけれども、県のホームページで検査可能な薬局を紹介しておりますが、検査を希望される場合は、その薬局に直接お越しをいただければ、事前予約が不要で、無料で検査を受けることが可能ということであります。

なお、熱があるなどの有症状の方は、この薬局での検査ではなく、かかりつけの医療機関もしくは受診相談センターにご相談をいただきたいわけであります。

そして、昨日の本部会議では27箇所でスタートすると、こう申し上げておりました薬局の数は、本日からは30か所に増加をいたしました。昨日の本部会議でも確認したとおり、今パワーポイントで示したとおり、1月の前半には約100か所にまで拡大するべく、今、調整作業を精力的に進めているところでもございます。

今後も、これをできるだけ前倒しをしたいと思いますし、1箇所でも多く確保できるように取り組んでまいりたいと考えておりますので、ぜひ多くの皆さん方にご利用いただいて、感染の不安の解消あるいは社会経済活動の正常化に役立てていただきたい、このように思います。

なお、この検査が陽性の場合は、必ず速やかに医療機関を受診をですね、いただくことになるわけであります。陰性の場合でも、引き続き、基本的な感染対策は徹底をいただくことをぜひお願いしたい、このように思います。

そして、石川県感染拡大防止県民相談センター、これをコールセンターと位置づけをいたしましたので、年末年始も無休、午前9時から18時まで、遠慮なくお問い合わせいただければと思います。

そして、手順は、検査が可能な薬局はホームページで公開しておりますので、それを確認いただいて、その薬局へ直においでをいただいて、申し込んでいただければと思います。そのときには本人確認のための身分証明書等を持参をいただければ、このように思います。

そして、検査を実際受けていただいて、陽性の場合には今度はこれは、かかりつけの医療機関を受診していただくということになるわけであります。そこで、感染者発生をきちっと最終的にオーソライズするということになるわけであります。

そして、あとは医療調整会議で適切な医療機関に入院をしていただくということになります。そして、デルタ株かオミクロン株かの識別を、ここで実施をするということになるわけです。

昨日の本部会議でも申し上げましたけども、県民・事業者の皆さん方には、オミクロン株も基本的な感染防止対策は有効であります。このことに留意いただいて、改めて、感染防止対策を徹底いただきたいというように思います。

具体的には、先日も総理が会見で述べられておりましたけども、オミクロン株の動向を踏まえ、帰省や旅行は慎重に検討していただきたいと思いますし、行う場合は、手洗いやマスクの着用、3密の回避、換気など、いわゆるこの新しい生活様式を徹底していただく。飲食される際は、いしかわ新型コロナ対策認証店の利用、あるいは業種別のガイドラインの遵守など、重ねて、基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたい、このように思う次第であります。

私のほうからは以上でございます。

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