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ホーム > 観光・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 文化財 > 石川の文化財 > 書跡・典籍(県指定) > 紙本墨書天神名号 雪舟筆・紙本墨書温泉頌山中の句

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更新日:2010年11月25日

紙本墨書天神名号 雪舟筆・紙本墨書温泉頌山中の句

紙本墨書天神名号  雪舟筆  (1幅) 

室町時代  
金沢神社  金沢市兼六町  
縦122センチ  横28.3センチ

紙本墨書天神名号 雪舟筆

県指定文化財  昭和44年2月18日指定

舟等楊(1420~1506)は、室町時代の画僧で日本における水墨画の完成者である。備中国に生まれ、京都の臨済宗寺院で五山の中枢であった相国寺に入り、そこで周文について絵を学んだ。後、周防の大内氏の庇護をうけ、明に渡るなどして、従来の山水画に、中国での写生で身につけた画技を加えて、独自の画風を生み出した。雪舟の筆跡は、絵と同じく線に強靭さが見られるが、この天神名号も、いかにも禅僧らしく力強い筆致で、「南無天満大自在天神」と書かれており、神の字の終りを上へはね上げて梅の枝とし、花をつけている。落款は「備陽雪舟筆」、印文は白字「等楊」。箱には狩野探幽の題識がある。
お、金沢神社は、文政7年(1824)に加賀藩12代藩主前田斉広が、菅原道真を祀り、竹沢御殿の鎮守として創建した天神社で、この名号は、創建時に前田家より寄進されたものである。
昭和60年「石川の文化財」より 

 

紙本墨書温泉頌山中の句  (1幅)

元禄2年(1689)  松尾芭蕉筆
石川県立美術館  金沢市出羽町2-1
縦26.5センチ  横42.0センチ

 

紙本墨書温泉頌山中の句

県指定文化財  昭和59年7月10日指定

蕉(1644~1694)は、我が国詩歌史上に俳諧という庶民詩の一大金字塔を樹立した人として広く知られている。伊賀国柘植もしくは上野赤坂町に出生。父は松尾与左衛門、母は桃地氏の出という。幼名を金作、長じて忠右衛門宗房、俳号は「はせを」と自署し、別号に桃青・泊船堂・釣月庵・風羅坊などがある。元禄2年(1689)3月下旬、曽良とともに「おくのほそ道」の旅に立ち、約5ヶ月の間、奥羽・北陸を行脚し、7月27日から8月4日まで山中温泉に滞在、金沢での風交に疲れた体調を整えた。その折、山中十二家の1つ和泉屋に投宿、大いに歓待された。和泉屋の主人は、当時14歳の久米之助で、芭蕉は、久米之助に桃妖の俳号を与え、この懐紙を染筆して贈った。句は折からの菊の季節に寄せて菊慈童の故事を引合いに持出し、山中温泉の効をたたえた上品な挨拶吟。中七を「菊をたおらぬ」として、『おくのほそ道』にも載るが、前書は省かれ、『俳諧書留』にも前書を逸する。その意味でも、この懐紙は貴重なものである。
昭和60年「石川の文化財」より

  

お問い合わせ

所属課:教育委員会文化財課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1841

ファクス番号:076-225-1843

Email:bunkazai@pref.ishikawa.lg.jp

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