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更新日:2022年6月1日

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建造物の調査(15年度)

1  尾崎神社の総合調査

尾崎神社調査

確な現況図面の作成に着手するとともに、金沢市内の江戸初期・前期の神社社殿等について、予備的な調査を行った。
た、全国的に東照宮に関する情報収集も行った。

  • 初年度である本年度の調査は、拝殿及び幣殿を対象とし、測量調査を名古屋工業大学に委託し、延べ8日間の実測調査、写真撮影を行い、詳細図面を作成した。
  • 金沢市内の大野湊神社本殿及び旧拝殿、天徳院山門等を予備調査し、大野湊神社については、棟札によって藩の御大工が作事を担当したことが判っており、創建当初の姿が部分的に残っていることを確認した。

2  城内建造物・移築建造物の基礎的調査

内建造物のうち、鶴丸倉庫の調査・資料収集、石川門及び附属太鼓塀の修理工事に向けた基礎的な調査を行った。また、絵図・文献調査と連携して、加賀藩の御大工に関する調査、資料収集にも着手した。そのほかの城内の主要建造物についても、時期別変遷の整理を進めた。

鶴丸倉庫

創建が江戸後期に遡ることを確認した。

  • 1850年(嘉永3)作成の絵図に描かれた土蔵の規模と、現鶴丸倉庫の実測数値等を比較し、同一の建物と確認した。
  • 成巽閣に残る江戸後期の土蔵を調査し、意匠における類似性を確認した。
  • 北陸財務局が所有する旧軍管理下の金沢城内の建造物台帳の原本を調査し、旧藩から引継いだ建造物であることを確認した。

石川門

絵図等により時期別の変遷を整理するとともに、附属太鼓塀について、過去の修理工事に関する資料整理を進めた。

 

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お問い合わせ

所属課:教育委員会金沢城調査研究所 

石川県金沢市尾山町10-5

電話番号:076-223-9696

ファクス番号:076-223-9697

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