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更新日:2022年6月1日

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建造物の調査(14年度)

金沢城内には、石川門・三十間長屋・鶴丸倉庫などが現存しており、城外には、北ノ丸にあった東照宮を移築した尾崎神社本殿・拝殿、東照宮の護摩堂であったとされる長田菅原神社拝殿、二ノ丸の能舞台であったとされる中村神社拝殿など、の移築された建造物も残っている。
平成14年度は、これらの建造物の予備的調査を実施し、金沢城の建造物の特徴や変遷についての調査に着手した。

  • 石川門に関しては、昭和28~34年に行われた解体修理時の図面や写真を調査し、また修理時に再利用されず石川門内に保管されてきた旧部材についても、資料カードを作成した。
  • 尾崎神社については、創建当時の様相をよく残し、飾金具が寛永期(1624~1643)のものであることを確認した。この飾金具に関しては、金沢城調査研究専門委員である久保智康氏がその所見をまとめている(研究紀要『金沢城研究』創刊号に掲載した。その概要 )。
  • 以上のほか、藩の作事所や御大工などに関する古文書を解読し、城内建造物の建築、管理、補修のシステムなどの解明もすすめている。

 

平成15年度の成果 ->

 

お問い合わせ

所属課:教育委員会金沢城調査研究所 

石川県金沢市尾山町10-5

電話番号:076-223-9696

ファクス番号:076-223-9697

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