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更新日:2013年6月5日

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Q9

近年の最大流量」では、つぎの表1.のような資料が見られます。

表1.基準点犀川大橋における近年の最大流量測定値

これらの既往の洪水に比べて、基本高水のピーク流量1,750m3/sは過大な流量ではないですか?

A9

犀川水系における基本高水算定に用いられた基礎的な考えは以下の通りです。

  1. 年最大2日雨量を用いて、確率分布モデルを検討しました。解析の結果、リサンプリングによる推定誤差が最も小さくなる確率分布はグンベル分布であるため、これを採用しています。
  2. 計画規模は100年確率としています。2日間累積雨量の流域平均値が100年確率となる雨量は、グンベル分布を当てはめると314mmとなります。
  3. 表1に取り上げられた3つの降雨の犀川大橋基準点流域における2日雨量は200mm以下と、100年確率として計算された計画降雨量314mmよりかなり小さいので、実際に洪水時に流出した流量も基本高水のピーク流量である1,750m3/sに比べて小さくなっています。

 

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