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更新日:2023年8月23日

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記者会見の要旨 - 令和5年8月22日 -

令和5年8月22日(火曜日) 10時00分~

会見資料(PDF:933KB)

知事

冒頭、令和5年産加賀しずくの初競りについて報告をいたします。本日出荷7年目を迎える加賀しずくの初競りが金沢市中央卸売市場で行われました。初競り日としては過去最高となる974箱4870kgが販売されまして、1箱プレミアム6個入り、最高落札価格は、過去最高の17万円となりました。昨年より2万円高いです。販売量が大幅に増えたにもかかわらず、平均単価はキロ936円と、昨年並みでありまして、加賀しずくの評価が定着したものと考えられます。私からすれば嬉しい報告であります。では、報告を4点させていただきます。

ルビーロマンと加賀しずくの販売促進及び奥能登応援フェアについて

1点目、ルビーロマンと加賀しずくの販売促進及び奥能登応援フェアについて報告いたしす。まず、ルビーロマンと加賀しずくの県内及び首都圏での販売促進についてです。県内においては、先月の初せりで過去最高値となる160万円を記録したルビーロマン、そして、今ほど申し上げました加賀しずくについて初めて販売促進イベントを一緒に実施することとなりました。具体的には、明後日24日木曜日、石川の玄関口である金沢駅において、試食PRイベント計400食を開催いたします。当日は、私も金沢駅で、ルビーロマンと加賀しずくの試食配布を行い、県民や観光客の皆様に味わっていただきます。また、石川の文化を堪能いただくため、オーケストラ・アンサンブル金沢による弦楽四重奏も予定しておりまして、演奏する曲目はメヌエットと歌劇椿姫より乾杯の歌を演奏していただきます。あわせて、この日から県内のホテルやカフェなど、これまでで最大規模の延べ36事業者86店舗で開催されるスイーツフェアのPRを行うこととしております。それから、スライド2ページ、首都圏での販売促進については、来週31日に、日本最大の青果市場である東京の大田市場において、私がトップセールスを行います。市場に来られる首都圏の仲卸の皆様に、ミス百万石と一緒に、ルビーロマンだけでなく、今年から首都圏に本格出荷する加賀しずくの試食の提供を行い、魅力を直接PRいたします。大田市場でのトップセールスは8月31日朝6時45分から7時20です。また、上質なものを求める顧客が多い伊勢丹新宿店で、昨年、私も初めてトップセールスを行いましたが、先方からはですね、「高級ぶどうのルビーロマンは非常に好評で、夏の商品として定着してきた。今後は、加賀しずくなど石川の特色ある他の農林水産物も是非、販売したい。」また、「今年も引き続き開催してほしい。」という評価もいただきました。そこで、今回は、ルビーロマンや加賀しずくはもとより、五郎島金時などの様々な県産食材を販売する石川フェアを、来週30日から来月5日までの7日間、開催することとしました。私も、来週31日木曜日には伊勢丹の店頭に立ち、ひゃくまんさんと一緒に試食の提供を行い、来店者の方々に直接PRいたします。8月31日14時15分から35分の間であります。続いて、奥能登応援フェアについて報告します。5月の奥能登地震により、奥能登の基幹産業である農林水産業も大きな被害を受けておりまして、従事者の高年齢化と相俟って、就業意欲の低下が懸念されています。このため、6月補正予算で計上した、奥能登の農林水産物や特産品の魅力を発信し、販売を促進する奥能登応援フェアを県内外で開催することとしました。

県内では、今月25日から27日の3日間、多くの買い物客が訪れるイオンモール白山において、このフェアのために作った、能登棚田米を使用した特製おにぎりを100個配布いたします。さらに、奥能登の農林水産物や特産品を販売するほか、奥能登の直売所などで使用できるクーポンを抽選でプレゼントします。実際に能登へ足を運んでいただくことで、現地でのさらなる消費につなげてまいります。26日土曜日には、奥能登応援のために、私が店頭に立ちまして、能登棚田米のおにぎりを配布させていただきます。私が店頭に立つのは、8月26日3時からです。また、首都圏では、伊勢丹新宿店での石川フェアに合わせて、いしるや海女採りわかめを配布し、PRするほか、海女採りさざえや能登牛など奥能登の農林水産物を販売します。県内・首都圏いずれのフェアにおきましても、私から来店者の皆さんに、直接PRする予定でありまして、販売促進を通じて、奥能登地域の農林漁業者を応援し、就業意欲の喚起につなげてまいりたいと存じます。

離婚後の子どもの養育に関する支援について

2点目は、離婚後の子どもの養育に関する支援についてです。昨年度、県が実施した調査によると、母子、父子世帯のうち、約6割が親子面会交流の取り決めをしておりません。養育費についても母子世帯の約4割が取り決めをしていない実態が明らかになりました。その結果、子どもに会えない、養育費が支払われない等のケースが発生しています。両親が離婚しても、子どもにとって、親はかけがえのない存在であり、子どもと離れて暮らす親であっても、子どもの親であることに変わりはありません。離婚により、子どもの権利や利益が侵害されることはあってはなりません。一方で、DVや児童虐待が疑われるなど、離婚の背景が複雑なケースについては、極めて慎重な対応が必要です。県では、これまでも、市町と連携し、県母子・父子福祉センターに相談員を配置し、離婚後の養育等の相談に対応してきましたが、離婚の背景が複雑で相談員が判断に迷うケースなどへの対応が必要となってまいりました。例えばですね、DVあるいは児童虐待が疑われる場合、また親や子供が精神疾患等の場合、あるいは情緒不安定な場合等ですね、なかなか家庭の状況が安定しない状況の場合にですね、なかなかやっぱりより専門な支援が必要と、こういう認識であります。そこで、今年度から新たに、離婚問題について知見やノウハウを持ち、全国的に活動を行っているFPIC、公益社団法人家庭問題情報センターと連携して、サポート体制を強化すべく、準備を進めてまいりました。

まずは、親子面会交流についての個別のオンライン相談を今月27日から開始し、相談員では対応が難しい、背景が複雑なケースについても、元家庭裁判所調査官などのFPICの専門相談員がアドバイスを行います。これは8月から偶数月の第4日曜日の午前中に相談日を設定し、県母子父子福祉センターの相談員も同席してFPICの相談員からノウハウを習得することとしております。また、離婚後の子育てに関するセミナーについては、離婚を考えている親に対し、事前に養育費や面会交流について取り決めておくことの重要性や、離婚時の子どもの心情を理解することの大切さなどを伝えることとしておりまして、10月下旬から4回開催いたします。さらに、県や市町の相談員のスキルアップを図るため、親子面会交流支援の必要性や支援ノウハウを学ぶ研修を10月中旬に開催する予定としております。今後とも、DV被害等により離婚した家庭があることに十分留意しながら、子どもの権利や利益を最優先にしっかりと取り組んでまいります。ちょっと細かいことですけど、報告しておきますが、DV被害のあるケースについてはですね、県女性相談支援センターへの相談や最寄りの交番にDV被害者として連絡先を登録してもらうように促すとともに、協定離婚に向けた支援を行いますし、原則面会交流への支援は行いません。

生成AIを活用した広報活動の開始について

3点目は、生成AIを活用した広報活動の開始についてです。6月補正予算で計上した、生成AIを活用した効率的な情報発信については、業務プロポーザルを実施し、複数のご提案をいただきました。その中で、AI石川県知事デジヒロシという、私のAI画像を用いた広報キャラクターが石川県をPRする案を採用し、今般、試行的に取り組みを開始することとしました。手軽に視聴でき、訴求力があるという動画のメリットを生かした広報を、生成AIによって効率的に行うことが可能となり、Z世代を中心とした若者も含め、幅広い方々に情報をお届けできると考えております。具体的には、イベント情報や県政の取り組みを、デジヒロシによる動画で紹介し、X(エックス:旧ツイッター)で毎日投稿し、県YouTubeチャンネルや県ホームページにも掲載いたします。原稿から動画までを一貫してAIで生成し、毎日発信する取り組みは全国初であり、デジヒロシの衣装を発信内容に合わせて変更することや、多言語対応など、AIならではの特性を生かした展開も今後予定しております。なお、生成AIに入力するデータは、県のプレスリリースや、記者会見資料などの信頼できるものに限定し、複数職員によるチェック体制を設けて誤情報、不適切な内容の発信、肖像権の侵害等々ですね。肖像権・著作権の侵害ですね。こうしたことに気をつけてまいります。本日、PR動画と、実際に生成AIで作成した動画の例を公開しますのでご覧ください。1分55秒の動画を再生いたします。では、映像をお願いします。

戦略広報監

今のはPR動画になります。今から流すのは実際にXの方に投稿するようなものでございます。

知事

だそうです。これデジって韓国語でなんていうの、西垣さん。

西垣副知事

豚の意味です。

知事

韓国語では豚というらしいですね。豚さんに負けないように、精力的にデジヒロシにも活躍していただきたいと思っています。明日23日からは、イベント情報や県政の取り組みを紹介する動画を毎日、朝11時に発信します。このデジヒロシを使って、しっかりと石川県をPRし、同時にその効果も検証してまいります。

伝統的工芸品月間国民会議全国大会の石川県開催の決定について

4点目は、伝統的工芸品月間国民会議全国大会の石川県開催の決定についてです。スライド6ページをご覧ください。本日10時に、経済産業省より、令和6年度の伝統的工芸品月間国民会議全国大会を、来年11月に石川県で開催することを決定した、と発表がありました。本県での全国大会の開催は、平成24年度以来となりまして、京都府と並んで、全国最多の4回目の開催となります。この全国大会の期間は、北陸新幹線が県内全線開業する来年の中でも、特に、JR6社による「北陸デスティネーションキャンペーン」の時期と重なります。「工芸王国・石川」として、石川県の伝統産業の振興はもとより、デスティネーションキャンペーンと合わせて、全国からの誘客を図り、新幹線の開業効果の拡大につなげられるよう、経済産業省と連携しながら、しっかりと準備を進めてまいります。

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お問い合わせ

所属課:知事室戦略広報課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1362

ファクス番号:076-225-1363

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