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更新日:2023年4月27日

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記者会見の要旨(質疑応答) - 令和5年4月27日 -

令和5年4月27日(木曜日) 14時00分~

内容

記者

別室登校する児童生徒に対応する専任教員の配置についてお伺いさせてください。こちらなんですが、改めて知事として期待される効果と、あとこの経験豊富な再任用教員っていうことの判断基準について教えていただけますでしょうか。

知事

別室登校に専任の免許を持った人を配置するということは、総務部長からは結構反対されたんですよね。そうですよね。

総務部長

内容でではなく、財政上のスキームということで。

知事

わかりやすいでしょう。財政上のスキームでは、やっぱり反対なんですよ。

ただし、これは大変県庁の皆さんと議論をし、教育長にも議論に参加していただきましたが、別室登校をしている児童生徒の立場に立って、それから、保護者の立場に立って、この専任の免許を持った教員、退職されたOB・OGでありますが、まさしく退任された方でありますから、大変ベテランの教師を配置することの意義について議論をしましたところ、財政上はこれね、やっぱり根雪になるということでの反対論はありましたが、一人一人のですね、育ちを支えていく。様々な事情で、これね、自宅に引きこもっているわけではないんです。学習、学校との繋がり、学校の活動には様々ございます。健康診断もあれば、給食もありますし、部活動もあれば、文化祭・体育祭、遠足、様々な行事がありまして、教室には入れないけども、やっぱり学校に行きたいと。

お子さん方の要望に応えるにはですね、様々な事情を踏まえた相談支援体制を確固たるものにすることが、やっぱり義務教育段階の普通教育に応える行政としての使命ではないかと。こういう議論が積み重ねられた結果、まず今年はですね、10名の予算措置を、最終的に財政当局にお認めいただきました。そして昨日の市町教育長会議においても非常に、まだ1ヶ月近くしか経ってないんだけど本当に別室登校する児童生徒にとって、本当に良い効果を表しているので、感謝とともに、今後更なる充実も要望をいただいたところであります。

記者

続いて、能登地域の活性化に関する道路整備に関してなんですが、こちら予算をお認めいただいたお礼も行かれたっていうことですが、人口減少への対策ということです。改めて4車線化だったり、工事の促進の結果、人口減少に対してどれほど効果があるというふうにお考えか改めて教えてください。

知事

急に10人、100人増えるという即効性という観点では、私自身も疑問視を思っております。ただし、関係人口を増やしていく。私達はそのためにですね、農林水産業の振興や観光産業の振興やトキの放鳥に向けての準備。JA、漁連、森連、それぞれの団体との交流。また、農林水産業の6次産業化ということで、農業法人のですね、受け入れや、今後、県として考えております、各市町におけるサテライトキャンパス構想。やはり関係人口を増やしていくという観点からも、幹線道路、そして避難道路のですね、やっぱり整備は、絶対に必要であります。

先般、谷本正憲前知事ともお話をしましたが、やはり能登半島地震のときの幹線道路の重要性。しみじみとですね、語っておられました。県道ダブルラダー構想もございます。

私も谷本知事の思いを、というか、取り組みを引き継いでですね、この幹線道路の整備には、より一層、進めてまいりますし、いわゆる七尾市内におけるミッシングリンクとも言いますよね。能越自動車道からのと里山海道に繋がるところがまだ工事の問題や、順番の問題ですよね。これ、ミッシングリンクこのあたりですね。繋がってないですよね。これらを解消するためにもですね、ぜひ、幸いにも、西田昭二政務官もおられますし、佐々木紀代議士も国交政務官、岡田直樹大臣は、国交副大臣もしておられます。あらゆる伝手を頼ってですね、予算獲得に努めていきたいと思います。

記者

ゴールデンウィーク中のご予定、先ほど説明されたんですけども、上げられたそのイベント等に行く日程が決まっておられるようでしたら、教えていただければと思います。

知事

決まっておりません。というのはですね、山中漆器祭にしても九谷茶碗まつりにしても、青柏祭にしても、だいたい3日から5日とか、またがっておりましてですね、何を準備してるかというと、渋滞。能登と加賀を行ったり来たりすることになるので、昨年に比べて、おそらく今年の方が、のと里山海道も混むでしょうし、金沢環状道路も混むでしょうし、金沢の街中も混むと思われます。

昨年は公務としてですね、実は開会式とか、この式典という形でまいりましたが、今年は政務という形でより柔軟に、もっとゆっくりと時間を取って、家族で楽しみたいし、また、行く際には、大体のあらあらとこの時間帯に現地行きますよと、お伝えすることもですね、大事だと思っていますので、そういう意味でまだちょっと渋滞状況をどうなるかなと。移動の観点でちょっと今検討中と、こういうこと。

ただ、山中漆器祭も九谷茶碗まつりも、小松のこども歌舞伎まつり、青柏祭、あといくつか何かイベントがありましたし、その間にですね、ガルガンチュア音楽祭も入ってきますので、これ結構行ったり来たり、渋滞もあると思われるので、行きますが日程はまだ固まっておりません。

記者

いずれもご家族と行かれるということでよろしいでしょうか。

知事

チケットが取れる予定が取れなかったりしたようでですね、家族の来る日程が大体固まっているんですが、それと、今おっしゃったようなお祭りとかの日程と突き合わせて、従って、今年は政務で回ると、こういうことであります。

記者

最近、ChatGPTというものが世間を賑わしてますけれども、石川県政というか石川県庁の方で今後活用される予定とかっていうのは、考えてらっしゃいますか。

知事

考えてます。それ多分聞かれるだろうなと思ってですね。ちょっと正確に申し上げますね。

特にChatGPTに関わるのでですね、正確に。まずChatGPTに代表される生成AIは、人間の作業時間の短縮などの効果があり、業務の大幅な効率化や、新産業の創出が期待され、民間企業でも利用が広がり始めているほか、国や自治体では、活用に向けた検討が始まっています。ChatGPTは、入力情報が学習データに活用されることから、個人情報などを入力してしまうと、それが漏えいしてしまいます。インターネット上の大量の情報から、もっともらしい文章を作成するため、内容が担保されておらず、正確性に乏しいという指摘もされております。また、生成した内容が、著作権を侵害するといった課題も指摘されています。

そのため、行政において、AIが生成した文章を、そのまま活用するのはなかなか難しいんですが、業務の大幅な効率化などの効用も多く、もう大変指摘されておりますので、ChatGPTが作成した文章をヒントとしながらも、それを噛み砕いて、正確性を担保した上で、自らの言葉として発信していくという使い方が考えられるのではないかと考えております。

そこで、国においてはですね、人工知能、AIに関わる国家戦略を検討する新たな戦略会議を設ける、そうした方針を固めて、急速に利用が広がる、対話型AI、ChatGPTなどのAIの課題について、活用や、研究開発の促進と、規制強化の両面から議論する見通しであります。石川県といたしましても、こうした国等の動向を見据えるとともに、ChatGPTの利用に向けて、ガイドラインの作成や、人材教育などの研究を進めて、庁内業務への活用を検討してまいります。

つまり、私としては、活用したいというまず、前のめりな気持ちと、そうかと言ってですね、そこから個人情報が漏れたり、著作権を侵害してしまったり、誤解を生んで、事実誤認に繋がるような、情報を垂れ流してしまっては、これ本末転倒であります。

業務において、ですね、また、例えばですよ、議会答弁なども、過去の答弁内容を踏まえて、ChatGPTが答弁書を作成してくれるとしたとしてもですね、その時点においてふさわしい答弁かどうかはこれ別なはずです。したがって、原案は作成をChatGPTにお願いする可能性は否定しませんが、そのまんま使うことは、これやってはいけないというふうに考えています。

これ逆に聞いていいですか。逆に質問しますが、記者会見はお互いの交流の場でありますのでね。これChatGPTをですね、記事の作成にお使いになります。編集のどっかの段階まで使われますか。どうでしょう。

記者

今個人的な話では今言われるやっぱり懸念点があるので使いにくいと思います。ただネタとして、今日もコラム出たりしましたけど、ネタとして使うことはあると思います。

知事

私全く同じでですね、県の業務にこれ使おうかというのは、私は正直使ってみたいんです。これによって、職員の業務が、膨大な業務を、非常に短縮できる効果があると見込めればね。

ただ、行政の場合、これは新聞社もそうでしょうが、正確性が何よりも大切ですし、記事にしても、行政にしても、その日、世の中にある様々なルールや、積み重ねた知見、法律、条例に基づいて、作業が適切かどうかっていうのを確認しなきゃいけませんから、全てをChatGPTに委ねるのは非常にちょっと危ないんじゃないかなと思います。ただし、作業効率化という観点では、活用の道は、閉ざさないと。そういうことです。

記者

最後に知事はご自身で使ったことはありますか。

知事

私はないんですが、これChatGPTでやったら何と答えるかなと秘書に聞いてですね、なるほどというふうなやり取りはしたことはございます。

記者

それはどういう内容だったんですか。

知事

それも県庁の業務について、これまではこうだったから今後どうしたらいいかというそんな感じのやり取りだったと思います。

記者

2月定例会で多様な性的指向や性自認のあり方への理解促進条例の制定に向けた有識者会議の初会合を4月にも開きたいというようなお話されてたと思うのですけれども、そちらの進み具合といいますか、今の状況を教えてください。

知事

まず2月の段階で申し上げたことは性的指向、性自認の課題、そして、いわゆる理解増進条例を作りたいと、そのためにということで4月からは、検討委員会、有識者会議ですね、開きたいと申し上げていたはずですよね。ちょっと今、その進み具合について事務方からまずお答えさせていただきます。これは総務部でしたか。総務部長からまずお願いします。

総務部長

今年度から県民文化スポーツ部に移管はしておるので、詳細また確認していただきたいんですけれども、4月以降にですね、有識者会議、これでご意見を伺って、それで知事から、これまでも申し上げている通り、9月議会に向けてですね、この条例化ということを検討してまいるという段階になっています。足元の詳細な状況は、担当に後で確認してください。

知事

それまた担当の者から、それとも記者クラブに報告させますか。どっちがいい、幹事社。

記者

幹事社の方に。

知事

幹事社の方にお伝えしてください。その上でどうぞ。

記者

そちらの状況をお伺いしたかったのと、もし4月の開催が難しいということであれば、それは何かトラブルとかあったのかなと思いまして、そちらをお伺いできればと思いましてご質問させていただきました。

知事

今までもトラブルがあれば私に報告があるので、まだトラブルがございませんので多分、準備と、出席される方の日程調整というふうな認識を持っています。今のところですね、9月議会に、いわゆる理解増進条例を出したいという方向性に変わりはありません。

記者

今日の会見は以前4月の14日でしたっけ、に見解を示された随時の臨時で行われる会見ということでよろしいでしょうか。

知事

随時と臨時と言葉を使い分けた方がいいのかな。

記者

特にそこはこだわっていないです。

知事

ですよね。

記者

あの時の会見でおっしゃられた、発表案件が溜まって行う会見であるという認識なのかどうか。

知事

あえて今臨時という言葉をお使いになったので、この間方針の変更と受け取ってもらっても良いと、多分申し上げたはずです。随時の記者会見は、少なくともですね、4、5回は毎月するつもりでおります。以上です。

記者

今まであくまでも慣例的ではありますけれども、月末最後の金曜日に定例会見が行われてきたわけで、普段ですと明日定例会見が行われるタイミングになります。明日のご予定はおありでしょうか。

知事

それは今まで申し上げてきた通りでありまして、石川テレビの社長さんの日程を踏まえて、次回の定例記者会見を開きます。

記者

もう一点ですね、今回は午前10時に発表いただいて、4時間の猶予いただいたわけなのですけれども、記者会見開くタイミングのお知らせですとか資料配布の観点ですね。これ、なんて言うんでしょう、現状これだけの時間的猶予というのを十分と捉えてらっしゃるのか、もっともっと考える余地があると捉えてらっしゃるのか、お考えを伺ってもよろしいでしょうか。

知事

前回少なくとも2時間前にはですね、通知をいただいた方が良いと、記者からもお申出もありましたので、少なくとも2時間前にはお伝えをしたいと思っています。

記者

臨時の話は確かに私そう申し上げたのですけれども、そもそも定例会見を開いてほしいと私は言っているのですけど、この点について改めてお考えを伺ってもよろしいでしょうか。

知事

定例会見につきましては先ほど申し上げた通りであります。

記者

わかりました。私から最後に一点。今日いただいたこの資料の提供方法なのですけれども、午後2時に開きますと言って1時間前に解禁付きっていう形でいただいているのですね。で、知事多分大臣にされている時に、解禁付きの発表をご経験されたことあると思うのですけど、この解禁の意義ですね、使い方を今どういうふうにご認識されているのか伺ってもよろしいですか。

知事

はい。それは戦略広報課長からお伝えをいたします。

戦略広報課長

10時の資料提供の方に本日14時から記者会見ってことでお出ししました。その下の方に資料は1時間前の1時に配布をするのですが、資料の内容につきましては、解禁は記者会見の時間というふうなことを確かに記載してございます。内容につきましては記者会見の方でお話をしますので、それまでは担当の部署の方への問い合わせですとか、そういうものも控えていただいて、ちょっとしばらく待っていただきたいという思いで記載しております。

記者

わかりました。この件に関しては後ほど課長とお話させていただければと思います。私からは以上です。

知事

全体に関わるので、記者クラブとして戦略広報課長とやり取りをされた方がいいんじゃないかなという気がします。

記者

以前の会見でも出ていたかと思うのですけれども、G7教育大臣会合が迫ってきておりまして、ちょっとその関連でお伺いしたいのですけれども、1点目はウェルビーイングについて、今回の会合のオープニングセッションで大臣の方から、日本の調和と協調に基づくウェルビーイングの概念が提案されるということが報道もされているかと思うのですけれども、これに対する知事の受け止めと、あと今回全体テーマが、コロナの影響を踏まえた今後の教育のあり方ということだと思うのですけれども、どのような議論が行われることを期待されるか、教えていただけますでしょうか。

知事

ちょっと教育論が入りがちなのでですね、知事としてという部分と、私のこれまでの経験を踏まえた見解というふうにまず受け取ってください。今回のウェルビーイングというテーマがとられたことは極めて私は重要なタイミングだったと思います。なぜならば、コロナによりまして、世界的にこの3年間、国の体制にもよりますが、望むと望まざるとに関わらず、教育を受ける権利が制限をされてしまったわけであります。文部科学省の学習指導要領でも、学力の三要素を始め、教育基本法第2条の5項目などですね、学校教育を通じて、必要な資質向上のために、教育環境を整えていくと、こういうふうになっております。まさしくそれが制限される3年間があったということを、私は忘れてはいけないと思います。

ましてや3年前の今頃どんな議論があったか、改めて私からお伝えしますが、9月入学論がありました。選択制でどうかとか、高校からどうかとか、大学からどうかとかですね。様々な議論が我が党においてもなされましたし、正直私は反対論者としてですね、当時の萩生田文科大臣や安倍総理と対立をした立場にございます。

そして、今お訪ねのウェルビーイングの議論をする時には、やっぱり教育において、いかに教育を受ける立場にある児童・生徒ではありますが、より主体的に学びに関わる。それをサポートする教育環境が望ましく、加えて、ネガティブインパクトではなくて、より肯定的に児童生徒の学力を評価していく必要があると。

私は、これは私自身のですね、教員も経験をした立場で、特に義務教育段階における、やっぱり評価といったものは、よりポジティブに、より児童生徒の自己肯定感を高めるように、わかりやすく言うと、褒めて、伸ばす。こういう評価の姿勢が必要だと思っています。

改めて先進7カ国が単に経済的な先進7カ国でありまして、世界をこの先進7カ国がリードするという、勘違いをしてはいけないと私は思っています。先進7カ国の教育大臣会合で議論されたことが、グローバルサウスとか、各国々において、より参考となるような、私は教育大臣会合の成果を求めたいと思いますし、それにふさわしいテーマはウェルビーイングをおいて、他にはないと私は思っています。

それほど、後の時代にコロナ世代と言われるんじゃないかなと懸念をする、この3年間の教育活動における制限は、非常にインパクトが多かったと思いますので、そこをどうブレークスルーしていくのかと、こういった議論。また、そのために我が国で言うGIGAスクール構想ですね。個別最適の学びの環境の整備。こういった議論をぜひG7の教育大臣会合に載せていただきたいなと、思っています。

記者

ありがとうございます。もう一点、その会合当日の知事の動き方について、前回の倉敷の会合では大臣を務められた経験もあるかと思うのですけれども、今回は何か会合にどう関わるのか、何か会場を訪れたりとか、そういったご予定はあるのか、現時点で何かあれば教えていただけますでしょうか。

知事

まず、富山で行われる会合において、私が1ヶ所だけ参加しますのは、こどもサミットの成果を発表する、こどもたちの付き添い人として参加します。発言はしません。こどもサミットの発表は、富山でやるのは、13日でしたよね。まずそこに立ち合います。これが一つ目。

それから14だったか、15だったか、前回の会合にも参加しておりました、当時はイタリアの文化、教育大臣だったジャンニーニさん、どうしても馳に会いたいとおっしゃっていただいているので、各大臣が2国間会合をしている時間帯で、ジャンニーニさんとお会いをします。あと、OECDの教育大臣、アンドレアスさんも馳に会いたいとおっしゃっていただいているので、お互いに10分か30分ずつ、この2人とは、会合を持ちます。

それからあと、金沢での最終日の前の日だね、14日の夜のレセプションには、ホスト役として、出席をします。これ私、挨拶するの。地元主催なので多分発言するとしたらそこだけだと思います。地元主催としてレセプションの場でようこそとご挨拶はすると思います。今のところ聞いているのはそれだけです。

記者

ちなみにジャンニーニさんとアンドレアスさんとの会合というのは、何かその後の取材とかはすることは、お願いすることは可能になるんでしょうか。

知事

ぶら下がりすればいいんじゃない。ぶら下がりしてもいいんでしょ。

企画振興部課長

そこは主催者と調整します。

知事

結構厳しいんやね。だそうで、私はぶら下がりするつもりでしたが、主催者の指示に従わないといけないので。

記者

冒頭の発表事項にあった別室登校する児童生徒の対応の件で、先ほど知事がおっしゃった中で、知事の思いがあり、一方で財政上のスキームもありというお話ありましたけれども、冒頭で、その検証というお話もちらっとされていたと思うのですが、いわゆる県として予算をつけてこういった施策をする以上、のちのち検証というものが出てくるのだと思うのですが、この検証というもののあり方はどういうふうにあればいいとお考えか、現時点でのお考えを教えてください。

知事

これは2つ、3つあると思うんですよね。児童生徒からの聞き取り、保護者からの聞き取り、担任の教師からの聞き取り。この3つはやっぱり丁寧にお聞きをしてですね、教員資格を持つ、そして我々とすれば、そのOB・OGの教員資格を持つ方の配置としています。

そうすると、別室登校に配置される先生のマインドとか、心構えとか、また、担任や保護者や学校長や教育委員会との間の取り方とかですね、やっぱり気を遣われますから、そこに生かしていきたいと思いますし、やはり専任の教員資格を持つ人が別室登校に立ち会っていた方がより良いという評価をいただけるようならば、また財政当局にもお願いをして、10人と言わず、11人、12人とですね、予算要求を、今度はこれは来年度、令和6年度に向けて、またお願いをするベースにしたいと思います。

記者

それともう1点お話変わるんですけれども、記者会見のあり方について重ねて伺いたいんですが、前回の記者会見が開かれてから2週間足らずで知事が発信したいと考える施策がこれだけ揃うということを鑑みれば、定例会見を月1回という制約、これはあくまで通例としてそうなってたにすぎないという認識ですけれども、ともかくこれまでの運用では知事の側も情報過多にならないようにできるだけ項目を絞るというマインドがおそらく働いていたんだろうなと思います。であればなおさら、先ほど知事もこれから月4回、5回の頻度で開きたいと。前回の記者会見でも、これは新年度に限らずこれからずっとだとおっしゃっていましたので、これは頻度を増やして定例という形で設けるのが自然だと考えるんですけれども、あくまで随時という形にこだわる理由を教えてください。

知事

おそらく簡単なことでね。現場から日々たくさんの情報が上がってまいります。戦略広報課長とも日々打ち合わせしています。新年度予算、また新年度というくくりに関わらず、この事業のこの情報は、前広に県民にお伝えした方がいいですねと。加えて政策調整課長ともですね、意見交換をし、また、各部長とも、その政策も、進捗状況の重要性や、アイディアもいただいております。そう考えるとですね、私は週1回でも足りないぐらいだなという実感を持っております。したがって、記者会見については、事務方の準備もございますので、随時ですね、行っていきたいと思います。

記者

これまでも何度も出てきている話かもしれないのですが、確認なんですけれども、記者会見、定例の記者会見の場で石テレの社長に出席してもらいたいというふうに考える理由と、その考えがお変わりはないのかということについて聞かせてください。

知事

これまでも何度も申し上げております。以上です。

 

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