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更新日:2023年10月27日

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記者会見の要旨 - 令和5年10月26日 -

令和5年10月26日(木曜日) 15時00分~

会見資料(PDF:815KB)

 

「全国障害者芸術・文化祭」事業について

1点目は、いしかわ百万石文化祭2023の「全国障害者芸術・文化祭」についてです。今月14日の開幕以降、障害の有無を問わず、共に楽しむことができるイベントを展開しておりますが、本日は、今週開催の2つのイベントをご紹介します。1つ目は、「ISHIKAWAみらいアート展 ~県内障害者作品展~」であります。昨日から来月5日までの12日間、しいのき迎賓館で開催しております。主な見どころは、本年8月に包括連携協定を締結した金沢美術工芸大学との取り組みの一つである、美大の学生が若い感性で選定から展示方法までコーディネートをした、障害のある県内作家のアート作品展であります。また、石川県では、初開催となる聴覚障害のある少女をヒロインにした、人気漫画「聲の形」の原画展です。2つ目は、「きらめくステージ ~障害のある人もない人もともに~」でありまして、今週末28日、県立音楽堂邦楽ホールで開催します。当日は、東京パラリンピック開会式に出演された義足のプロダンサー大前光市さんなど、県内外の障害のあるアーティストによる魅力あふれる特別ステージを披露します。加えて、石川県では初となる、県内の特別支援学校と県立高校の生徒による、演奏や手話パフォーマンスの共演が行われます。本番に向けて、試行錯誤を繰り返し、合同での練習を積み重ねてまいりましたので、多くの方にその成果をご覧いただきたいと思います。こうした取り組みを通じて、障害に対する理解と関心をより一層高める機会にしていただきたいと存じます。加えて、いしかわ百万石文化祭のリーディング事業の入込状況をご報告いたします。先月30日に開幕した「チームラボ 金沢城 光の祭」は、連日、国内外から多くの方にご来場いただいております。24日(火曜日)には、来場者が5万6千人を超えました。先週14日から開催している「皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 皇室と石川 ―麗しき美の煌めきー」では、11日目となる24日には、来場者が1万1千人を超えました。いずれも好調な出足であり、いしかわ百万石文化祭の幸先の良いスタートが切れたと思っております。大会期間は、残り1ヵ月でございます。引き続き、様々なイベントに足をお運びいただきたいと思います。さらに、観桜期及びゴールデンウィーク期間の実施が好評でありました、兼六園駐車場屋上の一般開放について、報告いたします。紅葉の季節にも多くの要望を頂いておりましたので、11月中の土曜・日曜・祝日に実施することとして、11月3日(金曜日)、文化の日を皮切りに、いしかわ百万石文化祭の最終日、11月26日まで行います。是非、屋上から、兼六園の紅葉など、美しい360度の眺望を多くの方に楽しんでいただきたいと考えております。

小松・ソウル便の運航再開の見通しについて

2点目は、小松・ソウル便の運航再開についてです。令和2年3月から運休となっている小松・ソウル便については、本年8月、私から、大韓航空本社の宋専務に早期の運航再開を要請するとともに、大韓航空と提携する日本航空にも直接、グランドハンドリング体制の確保を要請するなど、一日も早い再開に向けて取り組んでまいりました。そのような中、皆様すでにご承知のとおり、つい先ほど、大韓航空の李日本地域本部長が知事室にお越しになり、本年12月28日から運航を再開する予定とのご報告をいただきました。運休前と同じ週3便での再開となります。火曜・木曜・土曜に、仁川空港を7時35分に出発し、小松空港9時20分到着、折り返しの便が、小松空港発11時15分、仁川到着13時25分、そして173人乗りの機材での運航となる予定です。今回、運休前と比べてやや大型の機材となりますので、県としても、今後、福井県とも連携し、石川県、福井県内はもとより、韓国現地でも運航再開PRを行うなど、9月補正予算で計上したイン・アウト双方での利用促進にしっかり取り組んでまいります。なお、小松・上海便については、今月29日から運航再開予定でしたが、中国東方航空によると、現在、日本と上海を結ぶ路線は全国的に利用低迷とのことであり、小松・上海便についても、現状では十分な集客が見込めないことから、今般、再開を延期するとの連絡がありました。いつ再開するかについては、現在、調整中とのことでありまして、石川県としては、中国東方航空に対して、改めて早期の運航再開を働きかけてまいります。

 

首都圏アンテナショップの店舗名称の公募について

3点目、首都圏アンテナショップの店舗名称の公募についてです。新たなアンテナショップについては、北陸新幹線県内全線開業を見据え、来年3月に東京駅八重洲口から徒歩3分のビルに移転オープンする予定となっています。内装については、随所に県産材を活用した「お客様へのおもてなしの心」をコンセプトとしたデザインとするなど、様々な工夫を凝らしております。そこで、移転を機に、これまでの「いしかわ百万石物語・江戸本店」の名称についても、新店舗にふさわしいものに変更することとし、本日より一般公募を行います。また、応募いただいた方の中から抽選で10名様に、ひゃくまん穀などの農産品や地酒、加工食品などの詰合せをプレゼントすることとしています。県内はもちろん、全国からのご応募をお待ちしております。なお、新たな名称については、年明けにも決定することとしておりまして、県としては、新たな名称を通じて、本県のさらなる魅力発信や来店者の増加につなげたいと存じます。

 

成長戦略ファンドの申請状況について

4点目、成長戦略ファンド事業の申請状況についてです。県では、今年度、DXやGXなど社会経済情勢の変化を踏まえ、「次世代産業創造ファンド」と「中小企業チャレンジ支援ファンド」の二つを統合・リニューアルして、総額700億円の「成長戦略ファンド」を創設し、新たな研究・商品開発から事業化・販路開拓まで、複数年にわたり、一貫して支援することとしております。8月1日から9月25日にかけて、初めて、支援事業の公募を行いましたが、これに先立って、今年7月、産学官金からなる「いしかわ新事業創出支援コンソーシアム」を新たに設置して、県、ISICOや工業試験場、大学、金融機関などが連携するとともに、民間企業の支援も活用しながら、積極的に案件を発掘してまいりました。この結果、新設した「DX推進」、「GX推進」、「スタートアップ創出支援」など、6つのメニューそれぞれに多くの申請をいただき、全体としては、昨年度に比べ約6割増となる174件の申請がありました。これから審査に入りますので、具体の審査内容へのコメントは差し控えますが、先般策定をした「石川県成長戦略」においては、DXやGXを重点的な戦略として掲げております。これに関連した「DX推進枠」については、例えば、デジタル上の仮想空間で様々なシミュレーション等を行うことで、短時間で容易に、企業の生産プロセスの改善や商品の付加価値の向上を目指すことができる技術の研究開発、いわゆるデジタルツイン。「GX推進枠」については、CO2排出量を従来よりも大幅に削減する素材を用いた製品の研究開発など、これまでにない斬新な提案が寄せられております。将来の石川県の産業を牽引するような案件を採択するとともに、その案件の事業化・販路開拓までをしっかりと伴走支援することで、本県産業の成長に繋げてまいりたいと考えております。現在、11月中の採択を目指して、審査等の作業を進めております。採択の暁には、代表的な事例についてプレゼンの場を設けて、広く周知することを考えております。

 

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