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更新日:2022年12月24日

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記者会見の要旨(質疑応答) - 令和4年12月23日 -

知事定例記者会見(質疑応答)

令和4年12月23日(金曜日) 14時00分~

内容

記者

知事、冒頭におっしゃってました、本日政府予算案が閣議決定される見込みということで、北陸新幹線の敦賀・大坂間に関しては事実上の着工の対応がなされたと受け止めているというお話がございましたけれども、実際にいつ着工するのかというところに関してはまだ見えないところがあると思うんですけれど、このあたりのことを知事としてはどのように考えてらっしゃるかというのをお聞かせいただけますでしょうか。

知事

まず国交省がですね、誠意ある対応を建設促進期成同盟会、特に福井県の杉本知事に対して、具体的に着工5条件のどこがどう、課題があり、遅れているとしたらどれだけ遅れているのか。それを挽回するために、今どういうことをしているのか。そのことは、みんながいる前で話せとは言いませんが、少なくとも杉本福井県知事、期成同盟会の会長に対しては情報公開をする責任はあると思います。

記者

あと、敦賀以西に関しましては、これまで要望等で、北陸3県の知事、この前は滋賀県知事も一緒に要望行かれたと思うんですけれども、大阪府知事とですね、京都の知事はあまり一緒に行動するというところがあまり見られないのかなと思いますけれども、そのあたりの部分に関してはどのようにお考えでしょうか。

知事

北陸新幹線の大阪までのフル規格での全線開業について、着工5条件も含めて、大阪府知事と京都府知事がどういう考えでおられるのかということがこれまでの対応に表れていると私は思います。

記者

あとですね、新型コロナに関しまして、感染者数が千を超えている状況というのが続いております。この後、今日学校が冬休みに入ったりですとか、イベントも控えて年末年始多くの人が、帰省客とか増えてくることになるかと思うんですが、改めてそのあたりの注意喚起といいますか、その部分に関して知事から何かございますでしょうか。

知事

はい。引き続き、マスク、消毒、換気、手洗い、基本的な感染症対策を丁寧に行っていただき、飲食に関しましても、できる限り少人数で、また、換気の取られたコロナ対策認証店で行っていただくようにし、さらに、移動することもございますから、十分に事前の感染症対策、健康管理などを行っていただきながら、ちょっとでも体調が不良であるとするならば、出かけることも控えるという決断もお願いしたいと思います。

そして、そうは言っても、感染者、あるいは自分はどうなんだろうかという心配のある方に対応すべく、またコロナワクチン接種の対応、これもしっかりとこれまで2度の年末年始を経験しておりますので、同等の県としての感染症対策、ワクチン接種、検査等のですね、対応はしたいと考えております。

記者

年末年始に関しましては、知事は年末年始のご予定といいますか、どういうふうな今スケジュール感でいらっしゃるかっていうのを教えていただけますでしょうか。

知事

はい、私自身は知事に就任して今日まで1日も休んでおりません。年末年始は29から1月3日までですね、お休みをいただきたいと思っています。

記者

県内にいらっしゃるという形なんでしょうか。

知事

県内にいるのか、県外にいるのかを含めて検討中であります。

記者

会見とはまた別の話になるんですが、来週西部緑地公園の再整備検討委員会の第2回目が控えてらっしゃいますけれども、改めて今、産業展示館のことに関しまして、知事も以前民間資金の活用についてご発言されていましたが、その点について改めてお考えをお聞かせいただけますでしょうか。

知事

二つ。西部緑地公園全体のですね、活用についてインパクトのあるですね、計画にしたいと思っています。そのためにPark-PFI方式を含めて、民間活力の導入は十分検討するに値する選択肢と考えています。これが1点目。

2点目はですね、谷本知事も西部緑地公園、県立野球場の見直しをしようと言ったときと一つ大きく状況が変わったというのは、小松空港に隣接する安宅、新安宅地区だったっけあれ。安宅地区でいいんだっけ。すいません、安宅新地区の、そこにいわゆるアリーナ建設構想を公表されて、その準備委員会の委員長に中村さん。今日の報道を見れば安宅さん会長になられたのかな、安宅さんじゃなくて中村さんが。つまり、社として挙げてこのプロジェクトに取り組まれるという認識を持ちました。

そうすると、同じものを二つ作っても意味ないんじゃないかな。そうすると、おのずと産業展示館の機能強化に当たっては、選択肢が絞られてくるのかなという認識でいますので、検討協議会のメンバーの皆さんや、担当しているのは企画振興部、産業展示館は商工労働部、全体は企画振興部、企画振興部と商工労働部と協力してですね、産業振興、産業展示館の、私からすれば、日本海側を代表する規模、機能を求めたいと思っています。

記者

規模と機能というお話ございました。今現状ですと、例えば、大きなコンサートとかですと福井のサンドームの方によく行ってしまうということが、よくありますけれども、その部分のいわゆる石川といいますか、金沢飛ばしというか、そういうことをやっぱり起こらないようなものにしたいというか、そういったお考えはいかがでしょうか。

知事

それは最低限のことであります。プロ野球の石川飛ばしはもう悔しくて悔しくてですね、そこもいわゆる県立野球場の見直しにおいてもですね、アドバイザーの山下監督はじめですね、関係者の皆さんから意見聴取をしていると聞いておりますので、プロ野球を石川県で楽しむことができる、少なくとも環境を持っている必要があると思っています。

加えてあえて言えば、来てくださる方、日常的に、またイベントのときに、試合のときに、交通問題ってやっぱりあると思うんですよね。それから渋滞問題もありますよね。そういう観点も考えて対応していく必要があると思っています。

記者

先ほど、敦賀、新幹線のですね、敦賀以西に関して大阪、京都の知事のお話、これまでの行動に表れているというご趣旨の発言でしたけれども、知事も京都問題という言い方をされますけれども、次の一手ですね、敦賀以西を動かしていくための、次の一手というのをどういうふうにお考えでしょうか。

知事

これは簡単ですよ。京都府民の立場に立って、今現在の情報を共有することが大事だと思います。私は今すぐに計画の見直しということは考えていません。なぜならば、どうもまだ沿線の皆さんは、北陸新幹線ですから、群馬、長野、新潟、富山、石川、福井と繋がってきた皆さんは京都の皆さんの実情、事情といったものをよくよく理解する情報の共有がなされていないと私は認識しています。

そこから始めないといけないのではないのかなと。京都の立場、また、終着駅となる予定の大阪の立場。やっぱりその情報を共有するところからスタートした方が良いと思います。急がば回れというのはそういうことだと思います。

記者

例えばですけれども、沿線自治体の知事がですね、皆さん揃ってそういった情報を共有する場というのを持つお考え等はございますか。

知事

例えばというご指摘にはお答えできませんが、少なくとも、知事同士が胸襟を開いて京都の立場を理解する場を持つことは必須だと思います。

記者

もう一点ですね、先ほど安宅新地区の話もありましたけれども、第二滑走路の問題で、一応県の方で年度内にも調査結果が上がってくると思いますけれども、来年以降ですね、あまり時間をかけないでという知事のお考えだと思いますが、どういったスケジュール感で進められるか、頭の中にあるものがあれば教えてください。

知事

そうですね、年度内に県としての調査の結果が私の手元に入ると思います。速やかに第二滑走路ということに関して言えば、1に国交省、2に防衛省、そして観光とかビジネスとか利用者本位で考えると、その周辺の関係機関と情報共有して、次の一手に速やかに入る必要があると思っています。

記者

何でしたっけ、委員会ございますよね、検討委員会。

知事

中期ビジョン検討会。

記者

失礼しました。そこがベースになるようなイメージでしょうか。

知事

おっしゃる通りです。そこに私の考えを持っていくための作業を、今これは企画振興部で丁寧に関係者と対応しておりますし、また昨日でしたか、一昨日、小松商工会からも第二滑走路についての要望もいただきました。私はそのときにも、やはり小松空港には騒音問題とともに、長年お世話になってきた防衛省との関係もございますから、情報共有しながらその次の段階に絵を描いていく必要があると考えていますので、関係者との情報共有を丁寧に進めたいと思います。

記者

雪のことで恐縮ですけれども、今も大雪続いていて、これからもまた今後も雪が続くという見通しですけれども、例えば自衛隊の派遣要請など、どういった状況になったら行おうと、今お考えのことありますでしょうか。

知事

ざっくりした質問なんで、まずざっくりと考え方を。最初から自衛隊の出動をお願いするって選択肢を持っています。やはり人命とか、少なくともまず人命に関わるという事案ですよね。

それから交通情報は、特に高速とか国道とかはほぼ瞬時に情報が入ってきますので、そうしたときに大渋滞が発生しそうだとかですね、吹雪があってトンネル内で重大な事故が起きたとか、そういったことが入ったらもう瞬時に自衛隊にはですね、人命救助の観点からも、要請したいと思っていますし、県の、この後災害対策本部をまた開きますけども、常にその意識を持って自衛隊の皆さんには出動のお願いをするつもりでいます。

記者

先だって議会でもお話あったかと思うんですが、改めて市町訪問、残り金沢を除いて18まで進んだところですけれども、市町訪問の意義と来年どういうふうに進めていくか、お考えを伺えますでしょうか。

知事

市町訪問はですね、長年現場におられた谷本知事と私を比べて、県政を担うときにやはり謙虚に自分から足を運んで市町の実情、そのためにも、まず首長と仲良く話をするという姿を、その市町の職員や県の職員にもお見せするというのは極めて重要だと思いました。トップ同士が仲悪くて話もしないんだったら、職員の皆さんもなんとなく嫌な気分になるじゃないですか、これが1点目。

2点目はですね、私も国会議員として27年間勤めておりましたが、知ってるようで知らないんですよやっぱり。どんなに素晴らしい会社があるのか、サービスがあるのか、あるいは逆にですね、老朽化した信号とかですね、上下水道施設の老朽化度合いとか、そういったことは市町の皆さんよくご存知なので、ルールを決めて、1ヶ所当たり3時間前後で、どういうふうに私が行って何をするかは、基本的にまず首長におまかせしますと。年に1回必ずやります、来年もやりますということで18の市町を終えました。

大変勉強になりましたし、県庁に来ていただいて話をすると時間も限られておりますし、なんとなく言いたい人はアウェイの中で喋るじゃないですか。逆に私が行くと、相手は自分のホームで話をするから非常に話も弾むし、よかったと思っています。

七尾に行ったときに、七尾の海の近くのですね、町の、水がついたときにポンプ排水機場のところを見たら、これやっぱり大変だなって実感しましたけれども、実際行ってみてわかることがありましたし、それを市や町も努力しておられますが、県としてもバックアップする、こういう姿勢が必要なので私自身姿勢を示す意味で行きました。

3つ目はですね、私、市町も含めたデジタル化を一気にやると、3年以内にやると言っています。そのときに温度差は市町であると思います。おそらく民間の皆さんの企業におかれましても、会社でデジタル化を進めると言いながらも、やはり申し合わせ事項があったりしてですね、どのシステムをどのように、どの順番でやるかって結構大変じゃないですか。

また年配の社員、職員って今までやってきたやり方を変えたくないから抵抗したりとか。今回、市町とのデジタル推進協議会を作りましたが、とにかく私自身が出かけて、本気でやります、3年以内にやりますと。

行政の場合にはデジタル庁でもお示しをされているように、基本業務って言ったっけ、標準業務。標準業務20にプラスアルファと、こういうしつらえになっていますけれども、標準業務20はちゃんとやりますよ、みんなで足並み揃えてやった方がいいですよねと。情報共有。

それからもう一つ、個人情報の保護ということについては、先般の議会でも共産党からも指摘あったようにですね、大丈夫かというふうな心配はあるわけでありますから、そこもきちんとロックオンしなければいけません。

こういったことは、私一応、デジタルを推進するトップですから、トップが直接行ってやる気ですよと、金も出しますよと、デジタル庁からあるいは経産省からも金取っていきますよと、やりましょうと言って、やっと3年でなんとかなるのかなというスピード感でありますから、やっぱり自らトップが足を運んでやりますよと。

そして、必要であるならば市町からも県庁のデジタル課に人を出してくださいと。私も県庁の職員も必要となるならばデジタル庁に出します。今、デジタル庁の大臣が河野太郎さんだっけ。河野太郎さんにも直接電話して、石川県からも必要とあれば人は出しますと。本気ですから、予算頼むよと、はっきりお伝えしてあります。

こういう日頃の丁寧なコミュニケーションが市町の皆さんを支えることにもなると思っていますので、来年は、本音で私言いますけども、やっぱり防災、減災、国土強靱化の必要なやっぱり老朽化した橋とか崖地とか農地とか耕作放棄地とか、逆にそこを見せてほしいなと思いますよね。

なぜかというと、やっぱり決定的に人が足りません。働く人、その地域に暮らす人、そして今現実的な目の前にあるのは高校の問題ありますよね。私は基本的に地域の高校は残す。そのために教育目的ではない校舎の活用の仕方はあるんじゃないんだろうかと。高校を地域の生活の拠点にしていくべきだと。こういう認識を持っています。

飯田高校、能登高校、門前高校、宝達高校、加賀高校、志賀高校などなど、絶対地域にとってなくしてはならない高校だと私は思っていますし、10代の若者たちに意欲を持ってもらえるような高校教育を提供していきたいなと思っていますので、今申し上げたように、そうした高校を激励に行ったり、あるいは高校に、私が行く以上は地域の商工会とか経済団体の皆さんとか福祉団体の皆さんとか農業団体の皆さんも一緒に来ていただいたりとかですね、先ほど言ったように防災、減災、国土強靱化の観点から、ここはちゃんと知事も見ておかなきゃいけないなという危険な箇所とか。

老朽化したなんだっけ、産業技術学校でしたっけ。産業技術専門校も行きたいと思っています。ずいぶんと老朽化しているので、商工労働部長からも指摘されていますので、そういったことを、課題を持って、今日こうやって報道もいただいていますので、首長の皆さんに、できれば3時間以上なかなか時間取れないんで、3時間でここは見ておかんといかんというところを、これは毎年行きますから、絞ってご指摘いただけたらいいなと思いますし、同時に、私が行く以上は県議会で県議の皆さんからご指摘もいただいて答弁する公的な立場にあるわけですから、少なくとも県議は同席をさせてほしいなと思っています。

記者

今年も行き先見ていますと、どうしてもやっぱり最初だったんで名所みたいなとこが多かったと思いますけれど、次はそういった課題のあるところを見て、予算なり今後反映したり、考えていくというお考えということで。

知事

おっしゃる通りです。今年はとにかく最初は何も注文つけずにお任せしますと、こういう言い方をしましたので、2年目からはちょっとくらい注文をつけてもいいのかなと思っています。

記者

ありがとうございます。現地を訪問するという意味で関連なんですけれども、富山県の方ではベトナムの視察に知事が行かれたということで海外視察を行っていますが、知事も来年は海外視察をお考えになるんではないかと思いますけれども、台湾のお話などもされていますが、海外視察に対する考え方、タイミングなどをお伺いできますでしょうか。

知事

はい、ありがとうございます。これも会計年度の予算の問題もありますので、行くとしても2,3ヶ所だろうなと思っています。その上でまず行かなきゃいけないのはエバー航空の本社にお礼に行かなきゃいけない。デイリー化をしていただくので、来年4月初めには行きたいと思っています。

あとは、ちなみにパリオリンピックのときには、パリに行きたいとは思っていますが、それはもう2年後のことですので。あと何件か、韓国の釜山、釜山公社でしたよねこの間来たのは。釜山港湾公社にも行きますと申し上げているので、そこはまず行きたいと思います。そうなると、韓国と石川県の姉妹都市が全羅北道だっけ、ですよね。できればやっぱり釜山と全羅北道と一緒に行けたらいいなと思っています。

中国も行きたいんですが、中国がコロナの問題もありますので、ここは外務省の方針を踏まえて行きたいと。中国行くとしたら今まで谷本知事はどちらに。上海、上海事務所、江蘇省、なるほどね。そこはぜひ、これまでのご縁も姉妹都市という関係も含めて、江蘇省も行きたいと思います。

個人的にはやっぱり関心があるのは中央アジアですね。あるいは東南アジアはですね、前々から私も申し上げていますが、私は移民政策は必要だと思っている。しかしやる以上はルール、法律に基づいた国家戦略としてやるべきだというのが私の考えです。となったときにやはり東南アジア、それから中央アジアの皆さん方は非常に親和性の高い、我々日本国民と親和性の高い、いわゆるシルクロードを通じた長い長い歴史の命脈を持っていますので、そういう意味でいえば、まずは外交はこちらから足を運ぶというのは鉄則でありますから、そういったことを考えています。

記者

今年、長い長い谷本知事から大変な重責の中、知事をバトンタッチされて、しかも1日もお休みになっていないという言葉も先ほどありましたけれども、今年最後の記者会見ということで、今年知事が特に達成感があったこと、あと、来年の抱負もありましたらぜひお聞かせください。

知事

はい。そうですね、まず知事選に選んでいただいたことが一つの達成感というのは正直なところです。

来年に向けてはですね、県庁の職員の皆さんにもですね、少しずつ私のキャラクターを分かっていただいてるかなというふうに思っていますが、私は話しない人苦手なんですよ、お喋りだから。なので、もっと提案を出してほしいなと。それで何でそういう提案をするのか、それは富山、福井あるいは他の都道府県と比べてどういうふうな違いがあるのか、財政的な課題はどうなのか。民間で言えば費用対効果、投資対効果っていうのはもう当たり前の話ですし、やっぱり能動的に話をして、課題を出して詰めて、より県民サービスがより良くなりですよ、より安全安心ということについて、今回の赤ちゃん協議会のことについてもそうですし、昨日もちょっと早めに防災対策本部会議設置しましたけども、そういう姿勢ってのは大事だと思います。

県の職員としてもうちょっと一歩踏み込んで話をしたり、問題意識を持って、出して、喋るというのが大事だと思いますよね。例えば、ものすごいお喋りな観光戦略部長みたいな人もいればですね、なかなか聞かないと喋らない人も多いのでですね、もうちょっとみんなお喋りになってもいいんじゃないかなと。そこは来年、変えていきたいというか、職員の皆さんがいろんな素晴らしいアイディアも人脈を持っておいでるので、それをより有効に出していただけるように私自身、今努力したいなと思います。

記者

ありがとうございます。すいませんもう1点、年末の経営相談の対応もされるというこですけれども、結構今年は本当に何でも値上がりして、実質給料も目減りしてるという会社さんが多くて本当につらい時期だと思うんですけれども、知事はその足元の景況感、ご自身で何か肌で感じられてることありますでしょうか。また経済に関して、来年特に注力されることあったら教えてください。

知事

はい、私は近所なので、スギ薬局の野菜買いに行くか、あんまりこういうこと言っちゃいけないんだけど、ちょっと今日奮発しようかなというときにはカジマート行くんですけども、これも言っていいかどうかわかんないですけれど、安ければいいっていうものじゃなくてですね、ちょっとだけでもいいからちょっと豪華なものも食べたいなとか、卵でも、ちょっとお高いんだけどこれ4個で200円、250円するんだけども、これ食べたいなっていう、そういう何か消費者としてのマインドってあるじゃないですか。スーパー行くとですね、それすごい感じるわけですよね。

そういう日常感覚、消費者感覚っていうのは大事にしながらですね、では県内の中小零細の事業者、中堅企業の皆さん方のコスト意識、北電さんの電力、基本的に45.8%値上げせざるを得ない状況、そういったものを肌感覚で理解しながら施策を進めていくと、いろんな人の意見を聞いていくと、その上で自分なりに判断して、いわゆるストーリーを作っていくっていうのは大事だなと思って取り組んでいます。

したがってあんまり、確かに今年も1日も休んでおりませんが、あんまり何かそういう意味では毎日ですね、やっていることが楽しいのでですね。特に昨今、スーパーに行くたびにですね、いろいろ考えることがあって楽しいですよね。

記者

スーパー行かれるんですね。

知事

行くよ。やっぱりね、これはやっぱりそうなんだろうなと思うのは、お一人様用のこのぐらいの四角いパックが多いですよね。私もついそれ買っちゃうんですよ。野菜とか卵を買っといて茹で卵を作って野菜サラダ作ればいいのに、マカロニサラダ作ればいいのに、やっぱり1パック、それを見るとね、130円とか結構な値段するんだけど買っちゃいますよね。そこでやっぱり金銭感覚とか季節感とかですね、これは原価いくらなんだろうかなということを考えながらお買い物するのは意外と楽しみですよね。

記者

ありがとうございます。来年もぜひ身の丈の感覚で、市町巡りもそうですけど、企業回りの方もぜひ同行させてください。

知事

年末年始できる限りまた、マスコミ回りもいたしますのでですね、お手柔らかにお願いいたします。

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