県議会の議案説明要旨 - 平成23年2月23日- その他の諸議案について

◎その他の諸議案について

次に、その他の議案のうち主なものをご説明申し上げます。

議案第二十五号は、私を含めた特別職の退職手当につきまして、民間有識者で構成する懇話会のご意見を踏まえつつ、行財政改革を加速する観点から、更にもう一段の引き下げを行うこととし、支給割合を知事にあっては百分の六十五を百分の五十にするなどの改正を行うものであります。

議案第四十五号は、暴力団が県民生活や県内の事業活動に与える不当な影響を社会全体で排除するため、暴力団の資金獲得活動や事務所の開設の規制等について定めようとするものであります。

職員の給与につきましては、現下の経済・雇用情勢と本県財政の状況を踏まえ、知事等常勤特別職の給料月額及び期末手当の額の減額並びに一般職の管理職手当の減額について、平成二十四年三月まで延長することとしております。

今月十一日、農業開発公社が管理する富来放牧場において、口蹄疫の疑いを否定できない症状のある十五頭の牛が確認されました。これを受け、速やかに、国の動物衛生研究所に検体を搬送したほか、検体の判定結果を漫然と待つことなく、畜産農家の方々はもとより、県民の皆様に動揺や不安を与えることのないよう、正確な情報提供を行うとともに、万が一の事態に備え、消毒ポイントの設置や殺処分の準備等に万全の体制をとったところであります。幸いにも、陰性であることが判明して事なきを得たところでありますが、今回の事態を検証することにより、今後万が一にも発生した場合の初動体制の構築にしっかりと活かしてまいりたいと考えております。

以上

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