ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - 5 活力ある地域づくりと交流拡大について
ここから本文です。
第五は、地域の資源や個性を活かした活力ある地域づくりと交流の拡大であります。
各市町村における地域主導の地域づくりにつきましては、本年度新たに設置した「地域振興推進室」を中心に、総合的な支援の取り組みを進めているところでありますが、地域振興を進めるには、その担い手やリーダーの存在が不可欠であります。このため、新たに地域づくりの人材育成に取り組むこととし、産学官の連携による「いしかわ地域づくり塾」(仮称)を創設するほか、応援していただくサポーターを登録し、ご協力いただくことなどにより、活力と魅力ある地域づくりを推進していきたいと考えております。
いしかわ文化・情報の総合センターについては、「文化・情報フォーラム」において、旧県庁舎本館の保存活用の在り方を含め基本構想の策定に向けた検討を行っており、本年秋には骨子が取りまとめられる予定であります。今後とも、金沢市と連携し、県議会や県民の皆様方のご意見をいただきながら、検討を進めてまいる所存であります。
なお、旧県庁舎本館周辺の埋蔵文化財調査が本年十二月に終了することに伴い、旧東庁舎等の跡地について暫定利用としての緑地整備を図ることとし、そのための実施設計に着手することといたしました。また、本県の誇る観光資源を活用し、裾野の広い総合産業としての観光振興を図るための新たな戦略プランについては、現在、全力を挙げて策定をしております。去る六月には専門家等をメンバーとする検討懇話会を立ち上げ、八月には県内市町村、観光関連団体等を対象としたタウンミーティングを開催したところであり、年内を目途に新しい時代に相応しい計画を提案していきたいと思っております。
さて、来る十月二十日、二十一日の両日にわたり、日本国内では初めての「日露フォーラム」が本県で開催されることとなりました。日本とロシアの政府代表者、学識経験者等が集い、両国関係の発展を多角的に協議する場であり、これまでロシアのモスクワ、サンクトペテルブルク、イルクーツクで開催され、今回が第四回目となります。県としては、本フォーラムを機に、長い交流の歴史を持つ本県とイルクーツク州との友好が更に深まるものと期待しており、できる限りの協力をしてまいりたいと考えております。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す