ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - 能登空港について
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能登空港につきましては、昨年七月の開港以来、一年間に十五万人を超える方々にご利用いただき、七十九・五%という高い搭乗率を達成することができました。その結果として、県内全域への経済波及効果が現れており、また、奥能登開発公社がエアーニッポンより販売促進協力金として九千七百万円余りを頂くこととなりましたが、今後の能登空港の利用促進策などに活用していきたいと考えております。これは、地元の皆様方の一丸となった取り組みの成果であり、あらためて感謝を申し上げる次第であります。さらに、国際チャーター便により台湾などアジア近隣諸国からの観光客も直接来訪され、広域的な交流にも大きく寄与しているものと考えております。
今年は、開港二年目、本当の実力が試される年であります。引き続き、首都圏を中心とした潜在需要の掘り起こしに努めるとともに、伊丹便など新路線の開拓も視野に入れた幅広い取り組みを積極的に進めてまいる所存であります。
なお、能登・羽田便の安定的な確保には、羽田空港の発着枠の制約が問題となっており、私も、国の「羽田空港のあり方に関する懇談会」で、需要の小さい少便数路線が、収益性の高い幹線と同じ土俵で競争する仕組みでは、常に減便のリスクに晒されることを強く訴えてまいりました。その結果、能登空港のように羽田便の絶対数が少ない地方空港の発着枠については幹線向けに振り替えることができないとするルールの導入が、国の方針として打ち出されたところであります。
以上
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