県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - 小松空港の新規定期航空路線の開設について

 ◎ 小松空港の新規定期航空路線の開設について

さて、一昨年来、全力を挙げて取り組んでまいりました小松・上海間の定期航空路線が、来る十一月二十五日から開設される運びとなりました。去る六月には、中国東方航空の葉毅幹総裁から十一月を目途に就航したいとの表明がありましたが、同社から、九月八日に国土交通省に対し就航の申請を行った旨連絡を受けたところであります。週二便、木曜日及び日曜日の運航計画であります。これも偏に、これまでの議員各位をはじめ県民各界各層の皆様、さらには福井県の関係各位の多大なご協力の賜であり、感謝を申し上げる次第であります。 

今後は、国土交通省や防衛庁の手続が円滑に進むよう働きかけていくとともに、この路線開設が、石川県の更なる活性化につながるよう、観光誘客や産業振興などに積極的に取り組んでまいる所存であります。 

なお、この定期路線開設を前に、十月九日から中国東方航空、江蘇省などを答礼訪問することを予定しております。また、上海市及び江蘇省での観光プロモーションの開催をこれと併せ行い、今後の本県と中国華東地域との交流の拡大に努めたいと考えております。 

さらに、小松・成田便の十一月からの就航も決定しており、ソウル便やカーゴルックス便についても今春から増便されるなど、小松空港の国際空港としての機能が大きく高まりつつあります。今後とも、空港周辺住民の皆様方のご理解とご協力を得ながら、小松空港のより一層の発展に向け努力をしてまいりたいと思っております。  

 

以上

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