ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成16年9月15日 - 防災体制の強化について
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本日、ここに、平成十六年第三回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。
今年は、日本本土への台風上陸が戦後最多となり、各地で集中豪雨や強風による大きな災害が発生しております。近県においては、七月十三日に新潟県で、十八日には福井県で豪雨災害が発生し、甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところであります。また、本県においても、相次ぐ台風により、負傷者や農業、水産業関係を中心とした被害が発生しております。一日も早い復興を願うとともに、被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今回の災害では、高齢者などの避難体制や避難勧告、指示の伝達体制などにおいて、様々な反省すべき点が指摘をされており、本県においても、これを教訓として防災体制の一層の強化を図るなど十分な備えをしておくことが肝要であると考えております。
そのため、まずは、来月津幡町で行う今年の県防災総合訓練について、従来からの訓練だけではなく、住民への情報伝達や高齢者等要援護者の避難誘導、緊急消防援助隊によるゴムボートなどを使用した水難救助といった訓練を新たに加えるなどの工夫を行い、実施することとしております。
なお、先般来の台風により被害を受けた農業者や漁業者の方々に対しましては、県としても、共済金等の早期支払いや制度資金融資枠の確保について関係機関に働きかけるとともに各種相談に応じるなど、今後とも適切に対応してまいりたいと考えております。
以上
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