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更新日:2023年9月25日

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白山への登山について(白山火山防災協議会)

白山は活火山です

  火山噴火予知連絡会では、概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山を活火山と定義しました。

  全国111の活火山のうち、50の活火山が「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」に選定されており、白山もその1つとして、24時間体制で観測・監視が行われています。

  現在、山頂部では噴気活動は確認されていませんが、有史以降、10回程度の噴火記録があり、1659年の噴火を最後に静穏な状況が続いています。

事前に火山活動に関する情報を集めましょう

登山を行う際には、あらかじめ、現在の火山活動の状況や現在の噴火警戒レベル、万が一に備え書く噴火警戒レベルごとの警戒範囲を把握して下さい。

白山の活動状況(気象庁)(外部リンク)

噴火警戒レベルとは、登山者住民等がとるべき行動を5段階のキーワードで設定したものです。 

気象庁噴火警戒レベルオモテ気象庁噴火警戒レベルウラ

白山の火山観測データ(気象庁)(外部リンク)

日別の地震回数などを掲載しています。

ハザードマップ

白山の想定火口領域や、大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流の影響が及ぶおそれのある範囲を地図上に特定したものです。  

主な火山災害について(気象庁)(外部リンク)

  ハザードマップ500万立方メートル(PNG:3,942KB)

※このマップは、白山の噴火実績等を参考に、想定した影響範囲を示したものです。一回の噴火で全ての方向に火砕流や融雪型火山泥流が流下するわけではありません。

白山火山防災マップ(PDF:10,418KB)

  石川県・岐阜県では、白山を訪れる登山者や観光客に火山防災マップを配布し、火山防災に対する理解促進に取り組んでいます。
 火山防災マップでは、白山の歴史や魅力を伝えるとともに、白山周辺の地図情報や噴火警戒時の規制箇所、登山する際の留意事項などを紹介しています。
 白山は現在も活動を続ける活火山です。優しく女性的な山ともいわれ親しまれる一方、火山としての危険な表情を持っていることを常に忘れてはいけません。事前に登山ルートや天気、危険箇所、山小屋の位置などを確認し、安全な登山を行いましょう。

マップオモテマップウラ

白山の概要(外部リンク)

  噴火活動史など、これまでの火山活動の状況を掲載しています。

 

 登山届の提出

tozantodokebanar  

 登山届を提出するためにあらかじめ登山の計画を作成することで無理な登山を防止することや、万が一遭難した際に登山者の安否確認や捜索救助活動を迅速化することができます。

 白山では、火口から4km以内を登山する場合、登山届の提出が義務付けられております。

条例の内容、登山届様式などはこちらをご覧下さい。

白山では登山届の提出が義務化されました-石川県

  石川県側の登山届ポストなどの情報についてはこちらをご覧下さい。

山岳遭難防止対策-岐阜県(外部リンク)

  岐阜県側の登山届ポストなどの情報についてはこちらをご覧下さい。

インターネットによる登山届の提出方法

  スマートフォン対応登山届システム※登録不要
登山届システム(外部リンク)

  パソコンやスマートフォンから選択式で簡単に登山届を提出することができます。スマートフォンのGPS機能をONにすれば、家族等の緊急連絡者と登山者の位置情報を共有することもできます。

日本山岳ガイド協会「Compass(コンパス)」
compass(外部リンク)

   オンラインで登山計画書を作成し、提出することができるほか、作成した登山計画書を設定した連絡先に送付することも可能です。また、下山時間を大幅に過ぎても下山通知がない場合には、設定した連絡先(家族等)にメールが送信されます。

株式会社ヤマップが運営する登山地図アプリ「YAMAP」
yamap(外部リンク)

  株式会社ヤマップと石川県、石川県警は、令和5年3月27日に山岳遭難者の早期救助と二次遭難の防止のため、「登山届連携/遭難ZERO協定」を結びました。登山地図アプリ「YAMAP」で登山計画を提出した場合、県に登山届を提出したこととみなされます。

噴火に備えた装備品と登山中の心得

  噴火に備えた装備品の準備(主なもの)

 

登山持ち物噴火に備えた装備品(主なもの)

 

※あくまで火山への登山のために必要な最低限の準備です。また、白山は標高2,702mの高山で自然条件も厳しいため、天候や気温が急変しても安全に下山できるように衣服や装備を準備しておくことも大切です。

 登山中の心得

  • 登山中は携帯電話の電源は常にONにし、緊急速報メールからの情報に注意しましょう。通信機器の電波が入りにくい場所もありますので、通信可能エリアマップを見るだけでなく、実際に電波が届いているか確認することも大切です。電波の届かないところでは、電池の消耗が激しくなります。予備バッテリーも必ず持参しましょう。携帯電話の電波が届かないエリアでもラジオが聴取できることがあります。登山する場合は携帯ラジオを持参しましょう。
  •  噴火に遭遇したら、直ちに火口から離れるとともに、近くの岩陰や緊急退避場所などの身を隠せる場所に避難しましょう。また、ヘルメット・ゴーグルなどを着用し、マスクや湿らせたタオルなどで口を覆いましょう。なお、緊急退避場所はあくまで噴石等による危険を軽減する場所であり、確実に安全を確保することができるわけではないことに注意して下さい。
  •  噴火は何の前触れもなく起こることもありますが、もし噴気等の異常現象を発見したときは、安全な場所まで避難または下山するとともに地元市町村や警察、気象台などに通報しましょう。
  •  山小屋は消灯時間を過ぎれば、照明がありません。万が一日没までに下山できない場合も考えられるので、懐中電灯などの照明も準備しましょう。両手が使えるヘッドライトが便利です。

 

白山火山防災協議会について

    白山火山防災協議会は、活動火山対策特別措置法(昭和48年法律第61号)第4条第1項の規定に基づき、白山において想定される火山現象の状況に応じた警戒避難体制の整備を行うため、石川県、岐阜県、白山市及び白川村が共同で設置しています。

白山火山防災協議会の開催状況

白山火山防災協議会の情報についてはこちらをご覧下さい。

 

その他の情報収集

  火山活動の状況以外に山小屋や道路の情報、気象情報も事前に確認して下さい。

白山の施設・登山道の状況について(白山自然保護センター)

山小屋・登山道の状況を見ることができます。

白山ベストガイド(外部リンク)(白山観光協会)

天気情報、登山施設案内を見ることができます。

石川みち情報ネット(外部リンク)(道路整備課)

石川県側の道路の規制情報を見ることができます。

岐阜県道路規制情報(外部リンク)(岐阜県)

岐阜県側の道路の規制情報を見ることができます。

石川県の天気予報(外部リンク)(気象庁)

石川県の天気予報を見ることができます。

岐阜県の天気予報(外部リンク)(気象庁)

岐阜県の天気予報を見ることができます。

お問い合わせ

所属課:危機管理監室危機対策課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1482

ファクス番号:076-225-1484

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