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更新日:2010年8月24日

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4.新石川きのこブランド確立対策事業(第2報)

予算区分      国補
研究期間      平成10~14年度
担当科名      生物資源科
担当者名      能勢  育夫・三浦  進

I.目的

  本県で開発中のシイタケ菌床栽培用品種の実用化を進め、石川きのこブランドを確立することにより、本県のきのこ産業の振興に寄与する。

II.事業内容

  本県で開発中のシイタケ菌床栽培用品種(LE33)の実用化のための栽培特性調査を行った。

III.調査結果

1.菌床成熟過程の生理的変化

  菌床の熟成度を判定するため、菌の生理的変化を調査した結果、積算温度  2920℃まで分泌タンパク質のスポットの増加が見られ、このことは菌体外酵  素の分泌量の増加を示しており、積算温度2920℃ではかなり菌糸の熟成が進  んでいるものと思われた。

2.培地栄養剤別発生量調査(表-1)

  培地栄養剤の適合性を検討するため、コメヌカ、フスマ、コ-ンブラン及  びこれらの混合栄養剤と広葉樹オガ粉に対するその配合比別に発生量を調査  した結果、広葉樹のオガ粉容積に対して、フスマとコメヌカの混合栄養剤を  2割添加した培地が最も発生量が多く適していた。

3.培養方法別発生量調査(表-2)

  培養温度、培養期間による発生量の違いを調査した結果、有効積算温度22  50℃以上で発生量が多かったが、有効積算温度2250℃では菌床間の発生のバ  ラツキが大きかった。また有効積算温度3600℃では集中発生が見られ、菌床  が過熟気味と思われた。菌床間の発生のバラツキ、きのこの品質等を考慮す  ると、有効積算温度2400~3000℃が適していると思われた。

4.菌床の大きさによる規格別発生率調査(表-3)

  適正な菌床の大きさを検討するため、1.0kg、1.5kg、2.0kgの大きさの菌  床によるきのこの規格別発生率を調査した結果、各菌床ともS寸が5割前後  占め、菌床の大きさによってきのこの規格に大きな差は見られなかった。

IV.今後の課題

  本年度の調査結果に基づいて、次年度以降現地での実証試験を行い、LE33の発生量、品質等をさらに検討し、実用化を図っていく予定である。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター林業試験場

石川県白山市三宮町ホ1

電話番号:076-272-0673

ファクス番号:076-272-0812

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