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更新日:2010年4月5日

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県議会の議案説明要旨 - 平成17年2月22日 - 6 環境配慮型社会への移行

◎  主な施策の概要について

6 環境配慮型社会への移行

第六は、「環境配慮型社会への移行」についてであります。

私達は、今、生活環境、自然環境、地球環境にかかる様々な環境問題に直面しております。そして、それらは、私達のライフスタイル、ワークスタイルと深く関わっております。

このような状況に対応するため、県民、企業、行政が協働し、循環を基調とする持続可能な社会、自然と人とが共生する社会を目指して、昨年「ふるさと石川の環境を守り育てる条例」を制定したところであります。現在、この条例の行動計画として、平成二十二年度を目標年次とした「環境総合計画」を策定中であり、水環境の創造、廃棄物の発生抑制、生物多様性の確保、地球温暖化の防止など、それぞれの分野で多岐にわたる環境問題への対応を着実に進めていくこととしております。

このうち、生活排水処理対策については、これまで整備手法に応じ、それぞれの部局で進捗が図られてまいりました。しかしながら、残された未整備地域については、コストや整備速度を重視しながら、地域の実情に応じた手法を柔軟に採用していく必要があります。このため、全国初の試みとして、環境安全部に、上水から生活排水までの水環境に関する業務を集約する「水環境創造課」を設置し、県独自の整備マニュアルの策定や生活排水処理対策に関する総合補助制度を創設することにより、各地域において最適な整備手法を選択できることといたしました。

また、企業や大学と連携した環境企業アカデミーの開講や環境に関する知識、情報のポータルサイトの構築など新たな取り組みを積極的に進めていくとともに、既に取り組んでいる廃棄物の不法投棄対策や希少野生動植物の保護、里山の保全・再生などの施策についても充実を図っていきたいと考えております。

昨年、異常出没したツキノワグマについては、国や関係県と連携し、生息状況の調査や広域的な保護管理のあり方などの検討を行うとともに、県の保護管理計画の見直しも視野に入れた取り組みを進めていくこととしております。また、シンポジウムを開催することにより、人とクマの共生のあり方について合意の形成に努めていきたいと考えております。

トキの分散飼育受け入れについてでありますが、引き続き、受け入れ条件の調査や近縁種による飼育繁殖技術の向上に努めるとともに、国の動向を注視しつつ、その実現に向け、努力してまいりたいと考えております。

 

以上

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