緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 -  平成14年6月11日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 2-(6) 高速・広域交通体系の整備について

印刷

更新日:2010年4月2日

ここから本文です。

県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 2-(6) 高速・広域交通体系の整備について

◎  6月補正予算の概要について

2  21世紀における発展の礎づくりについて

(6)高速・広域交通体系の整備について

第六は、高速・広域交通体系の整備についてであります。

最初に、道路網の整備につきましては、県土ダブルラダー構想の実現に向け、金沢外環状道路海側・山側幹線、月浦白尾IC連絡道路、南加賀道路、輪島道路などの整備をより一層促進することとしております。特に、金沢外環状道路海側幹線は、今月十四日には下安原町・金石街道間三・四キロメートルを暫定供用し、事業中の残る区間につきましても、年内に暫定供用する予定としております。

能登空港につきましては、平成十五年七月の開港に向け順調に工事が進捗しておりますが、この度、給油施設や地上支援機材を整備することといたしました。十一月にはフライトチェックなど国の完成検査を受ける予定であります。航空会社の就航につきましては、本年三月、エアーニッポン株式会社から、能登空港の羽田空港特定路線枠一便への就航表明がなされましたが、依然として、羽田空港の発着枠の制約など難しい問題がある中で、羽田便の複数便確保、さらには大阪便等の就航実現に向け、県議会を始めとする関係各位のご支援とご協力を得ながら、国や航空会社への働きかけを強めていくこととしております。さらには、地元の利用促進はもとより、首都圏への広報活動の展開等も図ってまいりたいと考えております。

なお、能登空港の開港にあわせて誘致した国際障害スカウトキャンプ大会「第九回日本アグーナリー」につきましては、平成十五年夏の開催に向け、会場となる珠洲りふれっしゅ村鉢ヶ崎の野外施設等の整備に対し支援することといたしました。

小松空港は、昨年度の旅客便の利用者数、国際貨物の取扱量はともに過去最高となり、日本海側の拠点空港としての役割が年々高まっております。また、途中の給油を行うことなく欧米までの直行便を就航させることができることから、かねてより国に要望しておりました滑走路の嵩上げ工事につきましては、平成十七年度末の工事完了を目標に、本年度から工事に着手する方針が決定されました。今後とも、空港施設の一層の充実を図り、引き続き国内線の充実及び国際チャーター便の実績を積みながら新規路線の開設に取り組むとともに、国際貨物便についても新規路線の開設やカーゴルックス便の週五便化の早期実現に向け積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

また、北陸新幹線は、政府・与党の申合せにおいて、富山・金沢間が次回の見直しの際に、認可に向けた検討を行うこととされていることから、できるだけ早く見直しをしていただき、富山以西南越までのフル規格による一括認可と早期全線整備に向け、引き続き、沿線各県と連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら、最大限の努力をしてまいりたいと考えております。

のと鉄道は、道路整備の進展や少子化等の影響により、輸送人員の構造的な減少が続く中、経営の合理化と利用促進に努めてきたところですが、依然、厳しい経営を強いられております。このため、より一層効率的な経営体質の構築と、今後の経営戦略のあり方について検討するために、のと鉄道が実施する経営診断に対し、支援することとしております。  

 

以上

●目次に戻る  ●前へ戻る  ●次へ進む

 

お問い合わせ

所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す