県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 6月補正予算の概要について

◎  6月補正予算の概要について

今回の補正予算は、以上ご説明いたしましたような時代認識や二十一世紀の理念を念頭に、編成にあたったところであります。

もとより、低迷する日本経済にあって、地方財政を取り巻く環境も非常に厳しい状況にあります。予算編成、財政運営の指針となる地方財政計画においても、国の公共事業の抑制にあわせ地方単独事業の投資的経費が一割削減されたほか、地方交付税総額も対前年度比四・〇％の減となるなど、地方財政全体の規模も一・九％の減となっております。一方、本県の財政においても、県税収入や地方交付税の減とともに、本年度末の県債残高が一兆円を超えることが見込まれるなど非常に厳しい状況であるといえます。

しかしながら、厳しい財政状況の中にありましても、長引く景気低迷からの一日も早い脱却や将来に対する閉塞感の払拭を図るための施策と、さらには、二十一世紀における県民生活の質の向上を支える基盤づくりなどを今回の補正予算に盛り込んだところであります。以下、その概要につきまして、ご説明申し上げます。

 

以上 

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