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更新日:2010年4月2日

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県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 2-(5) 豊かな暮らしを支える基盤づくりについて

◎  6月補正予算の概要について

2  21世紀における発展の礎づくりについて

(5)豊かな暮らしを支える基盤づくりについて

第五は、豊かな暮らしを支える基盤づくりについてであります。

本県が、将来にわたり個性豊かに発展していくためには、多彩な個性と能力を備えた人材の育成が不可欠でありますが、今年度から完全学校週五日制が導入されるとともに、小中学校では新学習指導要領に基づく教育課程が実施されるなど、学校教育は今、大きな転換期を迎えております。このような状況の中、二十一世紀を担う子どもたちが確かな学力を培うためには、基礎基本の定着を十分図った上で、一人ひとりの学習意欲をより一層引き出す発展的な学習を行うことも大切だと考えられます。このため、理数科目や語学等の分野において、先端的な実験や実習、大学教授等による講義など質の高い発展的な学習に積極的に取り組む県立高校をスーパーハイスクールとして重点的に支援することとし、そのためのカリキュラムの開発に取り組むことといたしました。

また、創造力ある人材の育成と地域の発展に貢献する開かれた農業系大学として整備することとしております石川県立大学につきましては、平成十七年四月の開学に向け、設計に着手することとしております。

平和町養護学校に隣接する児童福祉施設の移転計画や明和養護学校における遠距離通学の解消などを背景に、昨年秋から地域バランスを考慮した養護学校の再配置について検討をしてまいりました。この間、児童福祉施設の移転先として、南森本町地内の工場用地が具体化したことを踏まえ、金沢地区を優先して更に検討を進めてきたところであります。その結果、金沢北部や河北地区からの通学にも適しており、また、面積も必要な広さを確保できることから、同工場用地が適地であるとの判断に至ったところであります。このため、肢体不自由、知的障害への対応はもとより、障害の重度・重複化、多様化に伴う医療にも適切に対応できる総合的な機能を持つ養護学校の設置に向け、校舎等の整備基本計画の策定に着手することといたしました。

また、県内のスポーツ及び生涯学習の振興施策についても意を用いることとしております。まず、総合スポーツセンター(仮称)につきましては、本県のスポーツ振興の中核的拠点施設として備えるべき基本的な機能・規模等について、これまで専門家等の意見をお聴きしながら、基本構想の策定に向けた調査を実施してきたところでありますが、この度、早期整備に向け基本構想の策定に取りかかることといたしました。自然史に関する資料につきましては、旧埋蔵文化財センター内の整備室で、これまで収集、整理等を行ってまいりましたが、一定の資料整備が進む中で、貴重な資料の公開展示を充実するよう要望が高まっております。このため、自然史に関する資料の収集や調査研究を一層進めるとともに、県民の皆様への公開展示はもとより、子どもたちの体験学習や環境教育にも利用してもらうため、旧愛育養護学校跡地に自然史資料館(仮称)を整備することとし、今般、既存の学校施設を有効活用した整備構想の策定に着手することといたしました。

また、十月十日から五日間にわたり開催する全国生涯学習フェスティバル「まなびピア石川2002」は、環境、ふるさと教育、IT等をキーワードに、本県の生涯学習に対する取組みを全国にアピールする絶好の機会であり、各地から参加される方々に生涯学習を身近に感じていただき、学ぶ人の夢がわくようなフェスティバルとするため、鋭意準備に努めているところであります。なお、これを契機に、これからの本県における生涯学習の指針となる生涯学習振興ビジョン(仮称)も策定することとしております。  

 

以上

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石川県金沢市鞍月1丁目1番地

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