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更新日:2019年7月4日

トキの歴史について

 

【トキと人の関わり】

 

トキは時代により呼び名は変わりますが、日本では昔から身近な鳥でした。奈良時代に完成した日本書紀には、「桃花鳥(とうかちょう)」と記されています。その名前は、トキの桃色の羽の色からつけられたと考えられています。

江戸時代、トキの羽根は弓矢の矢羽に使われるなど、資源として重宝されていました。江戸時代の人は、トキの自然にぬけ落ちた羽をひろい、お金にかえていました。

 

伊勢神宮で20年ごとに行われる式年遷宮の際には、ご神宝の須賀利御太刀(すがりのおんたち)の柄(え)の部分にも、トキの羽根が使われています。

一方で、トキは田植えしたばかりの田んぼの苗をふみあらすので、農民にとっては害鳥とされていました。

江戸時代の終わり頃、ドイツ人の医師で、博物学者でもあったシーボルトは、トキを初めて世界に紹介しました。

 

【かつてのトキの生息地】

明治時代の初めまでトキは日本中にすんでいましたが、明治になってから、水田の害鳥として、また美しい羽根を取るために、猟の標的とされたことにより大きく数を減らしました。また、開発によって、すむ場所がなくなりました。

日本以外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシアの沿海州にすんでいました。

 

【石川県のトキの絶滅】

佐渡のトキと繁殖させるため、当時石川県に1羽しかいなかったトキの「能里」が昭和45(1970)年につかまえられ、佐渡に送られたことにより、本州のトキはいなくなりました。

 

【国産トキの絶滅】

昭和56(1981)年、野生に残っていた5羽のトキを捕獲したことによって、野生のトキは絶滅しました。その後、平成15(2003)年に、最後の国産トキ「キン」が死亡したことにより、日本のトキは絶滅しました。最後の国産トキ「キン」は、突然羽ばたき、ケージの扉に衝突(しょうとつ)したことにより死亡しました。

最後の国産トキ「キン」最後の国産トキ「キン」(環境省提供)

 

【トキの復活】

平成11(1999)年、中国からやってきた「友友(ヨウヨウ)」「洋洋(ヤンヤン)」ペアの繁殖が成功し、ヒナが誕生しました。日本で一番最初に人工繁殖に成功し、生まれたトキは「優優(ユウユウ)」と名付けられました。

平成20(2008)年、佐渡島で初めてのトキの放鳥が行われ、10羽が自然の空に飛び立ちました。

優優優優(ユウユウ)(環境省提供)

 

【いしかわ動物園のトキ公開展示施設】

いしかわ動物園のトキ公開展示施設「トキ里山館」が平成28(2016)年11月19日にオープンしました。佐渡に次いで全国で2番目にオープンしたトキの公開展示施設であり、トキが棲む里山を再現するなど、多様な視点からトキが観察できるよう工夫が凝らされています。

いしかわ動物園のトキの飼育ケージでは、トキがケージに慣れていないと、壁やガラスにぶつかるおそれがあるので、衝突防止用のネットをケージ全面にはって衝突を防止しています。

 

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お問い合わせ

所属課:生活環境部自然環境課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1476

ファクス番号:076-225-1479

Email:e170500@pref.ishikawa.lg.jp

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