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〈港湾課〉
七尾港は古くは香島津と称し、能登島を天然の防波堤として古くから対岸諸国との貿易で栄えた港湾です。
近年、エネルギー港湾としてLPG国家備蓄基地が立地し、また、地域の主要産業である製材業の原木輸入基地として重要な役割を担っています。
現在、大田地区では、船舶の大型化に対応した国際物流ターミナルの整備中であり、平成25年2月には水深11mで供用しています。また、矢田新地区では、平成27年5月に、耐震強化(旅客船)岸壁が供用されるなど物流機能の強化のほか、防災拠点、交流拠点としての機能の拡充を図っています。
また、これまで整備を進めてきた「七尾マリンパーク」や「能登食祭市場」が「みなとオアシス」として認定されるなど、にぎわい空間の創出につとめています。
能登食祭市場(青柏祭)
平成27年12月 撮影
施設 | 数量 | 接岸能力(計画) |
---|---|---|
水深13m岸壁 |
1バース |
12,000 D/W(40,000 D/W) |
水深10m岸壁 |
3バース |
12,000 D/W |
水深5.5~9m岸壁 |
4バース (うち耐震強化岸壁1バース) |
~10,000 D/W |
専用岸壁 |
6バース |
3,000 D/W~60,000 D/W |
七尾マリンパーク |
2.5ha |
七尾港で建設を進めていました耐震強化岸壁につきましては、2万トン級の旅客船が入るための岸壁整備が完了したことから、平成27年5月1日(金曜日)に供用を開始しました。
これにより、当日に寄港しました「にっぽん丸」をはじめとする大型客船の受入れが可能となり、海からの交流拡大が一層図られるとともに、大規模地震発生時の海上からの緊急輸送ルートが確保されるなど、災害時の防災拠点としての機能が大きく向上しました。
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