評価調査者になるには

福祉サービス第三者評価調査者は、認証を受けた評価機関に所属して、評価のための調査から評価結果の取りまとめまで一貫して行います。
評価調査者として活動するには、「一定の資格、経験」→「養成研修の受講」→「評価機関への所属」が必要です。

評価調査者の資格要件

評価調査者になるには、次の1又は2の要件を満たし、
  県が行う評価調査者養成研修  又は  全国社会福祉協議会が行う評価調査者養成研修 を受講する必要があります。

1 組織管理

組織管理運営業務を3年以上経験している者、又はこれと同等の能力を有していると認められる者

（1）組織管理運営業務

1. 社会福祉施設長、副施設長、事務長
2. 法人経営者・役員
3. その他 10人以上の組織を管理・統括する者

（2）同等の能力を有していると認められる者

（組織管理、経営相談、経営指導等に関する専門知識を有する者）

1. 公認会計士
2. 中小企業診断士
3. 税理士
4. 弁護士

2 業務経験

福祉、医療、保健分野の有資格者若しくは学識経験者で、当該業務を3年以上経験している者、又はこれと同等の能力を有していると認められる者

（1）有資格者

1. 社会福祉士
2. 介護福祉士
3. 精神保健福祉士
4. 介護支援専門員
5. 保育士
6. 医師
7. 看護師
8. 理学療法士
9. 作業療法士
10. 言語聴覚士
11. 保健師
12. 栄養士

（2）学識経験者

大学、短期大学、専門学校で福祉、医療、保健分野に関する教育、研究を行う者

（3）同等の能力を有していると認められる者

1. 認知症高齢者グループホームの外部評価等福祉サービス評価の経験を有する者
2. 福祉、医療、保健分野において5年以上、実務経験又は指導業務、監査業務、相談業務若しくは調査研究業務の経験を有する者

評価調査者養成研修

上記の要件を満たす方は、評価調査者養成研修を受講することができます。

• 評価調査者養成研修の修了後、評価調査者名簿に登載することになります。
• 評価調査者としての有効期限は、研修修了日から3年間です。

評価機関への所属

養成研修を終了し評価調査者名簿に登載された方は、県が認証した評価機関に所属したうえで、評価活動を行います。
「所属」とは、常勤、非常勤、登録など雇用形態は問いませんが、評価機関がその評価調査者が関わる業務について責任を持ち、評価機関から当該評価機関に所属する評価調査者であることを証する書類を交付されている必要があります。

評価調査者継続研修

評価調査者のスキルアップのため、毎年度、フォローアップの研修を開催します。
継続研修修了日から3年間評価調査者の有効期限延長します。ただし、毎年受講することもできます。

石川県福祉サービス第三者評価調査者継続研修