ホーム > 教育・子育て > 教育・学校 > 大学・高等教育機関 > 大学、短大、高等専門学校の学生向けプログラム(高等教育振興・国際機関連携グループ) > 世界農業遺産国際スタディ・プログラムについて > 世界農業遺産国際スタディ・プログラム 令和7年度の実施結果
ここから本文です。
令和7年度は、石川プログラムに6名、石川&イタリアプログラムに5名の計11名が参加し、以下の活動を行いました。
国連大学の職員が、世界農業遺産(GIAHS)についてや、国内で初めてGIAHSに認定された「能登の里山里海」について解説する講義を実施しました。
講義のあとは、講義で学んだことや事前に調べてきたことをもとに、学生それぞれがGIAHSや能登に関する興味のあるテーマを発表しました。テーマが近い学生同士でグループをつくり、今後の成果発表会に向けた研究活動がスタートしました。
グループワークでは、「どんな視点で学びを深めたいか」「今の時点で感じる地域の課題」「こうなったらいいなと思う地域の未来の姿」「自分たちにできる地域への関わり方」など、さまざまな意見を出し合いました。
活動の最後には、それぞれのグループがこれから探究していく研究テーマを発表し、プログラムの第一歩を踏み出しました。



世界農業遺産認定地である能登を訪問し、地域の多様な現場で取り組まれている活動や、現状の課題について体験を交えながらお話を伺い、能登の豊かな自然や文化、そして人々の暮らしを支える生業について学びました。
また、地震の影響で一時休止していた本プログラムが再開された今年度は、地震によって隆起した海岸など、震災の爪痕が未だ残る現場も訪問し、被害の状況や復興の歩み、今後の課題についても直接見聞きしました。
学生たちは、地域の方々との交流を通じて、脈々と受け継がれてきた豊かな自然や文化などに触れ、能登の魅力を実感するとともに、生業の継承や震災からの復興に向けて懸命に取り組む地域の方々の姿勢に多くのことを学びました。
観光や伝統文化の再生、環境保全と生物多様性の維持、災害による被害と復興の取り組み、そして地域の高齢化や担い手不足といった地域が直面する多様な課題に触れ、学生ならではの視点で持続可能な地域の未来に向けたアイデアや解決策を積極的に議論する、学びの深い3日間となりました。
のと里山里海ミュージアム、一本杉通り商店街、和倉温泉お祭り会館、谷川醸造、白米千枚田、奥能登塩田村、ノトハハソ、したひら鮮魚店 ほか




この活動について、以下のページにもレポートが掲載されています。
これまでの学習成果と学生それぞれの専門知識を掛け合わせて、能登視察研修で学んだ地域の課題に対するアイデアや解決策などの提案をグループごとにまとめて発表し、国連大学職員等より発表内容についての質疑やプレゼンテーションへのアドバイスを受けました。
9月のイタリア研修で、国連食糧農業機関(FAO)にてプレゼンテーションを行う石川&イタリアプログラム参加生5名の準備の一環として、発表や質疑応答は参加者全員が英語で行いました。

石川&イタリアプログラムに参加した学生5名は、イタリアを訪問し、世界農業遺産(GIAHS)の認定機関である国連食糧農業機関(FAO)をはじめとする国際機関を訪れ、それぞれの活動や使命について学びました。また、イタリア国内のGIAHS認定地域も視察し、能登の里山里海との共通点や違いに目を向けながら、イタリア独自の農業システムや取り組みへの理解を深めました。
研修の前半では、ローマに本部を置く国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連世界食糧計画(WFP)を訪問し、各機関の活動内容や使命について講義を受け、施設内の見学も行いました。
さらにFAOでは、学生たちが能登視察研修を通じて学んだ、世界農業遺産認定地である能登の自然・文化・生業の特徴を紹介し、学生が考察した地域課題とその解決策について英語でプレゼンテーションを行いました。
研修の後半では、ウンブリア州へ移動し、イタリアの世界農業遺産認定地である「アッシジとスポレートの間のオリーブ地帯」などを訪問しました。
現地では、オリーブ栽培を行う農園に数日間滞在。オリーブ畑を見学し、農園での栽培方法やイタリアにおけるオリーブの木の特徴について学んだほか、家庭菜園で野菜の苗植えや収穫といった農作業も体験しました。
さらに、GIAHS認定地のオリーブ地帯やオリーブオイル博物館・工場なども訪問し、イタリアの伝統的なオリーブ栽培やそれぞれの訪問先での取り組みについて学びました。
FAO、IFAD、WFP、アッシジとスポレートの間のオリーブ地帯(GIAHS認定地・ウンブリア州) ほか




この活動について、以下のページにもレポートが掲載されています。
能登視察研修でお世話になった方々をはじめとする能登地域の住民の方々や、大学教員、その他一般参加者などに向けて、それぞれの研修での活動報告を行い、これまでの学習成果や、それをもとに考えた地域課題の解決策についての提案をグループごとに発表しました。
発表会の後半では、参加者が3つのグループに分かれて「世界農業遺産を活かした能登の未来を考える」というテーマで意見交換を行いました。これまで学生同士で話し合いながら成果発表会に向けた考察を進めてきましたが、今回の意見交換ではさまざまな立場の方々と意見を交わすことで、新たな視点に触れ、考えを深めることができました。



参加学生たちは、プログラムの修了にあたり各種レポートを作成しました。
能登研修・イタリア研修での視察内容をまとめた研修報告レポートは抜粋して掲載いたします。
総論
研修報告レポート
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す