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更新日:2018年5月21日

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日本脳炎について

日本脳炎について

感染経路

  • 日本脳炎ウイルスを媒介する蚊(主にコガタアカイエカ)が、そのウイルスに感染したブタの血液を吸血した後、人を刺すことにより感染します。 
  • 人から人へ直接感染することはありません。

症状

  • 突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。
  • 日本脳炎ウイルスの潜伏期間は1週間から2週間で、感染してもほとんどの場合が気が付かない程度で済みますが、およそ100~1,000人に1人程度発病する場合があります。

予防のポイント

予防の中心は、ウイルスを持つ蚊(コダカアカイエカ)の対策とワクチンの接種になります。

蚊に注意しましょう

一般に日本脳炎の感染リスクは、農村部で高く、都市部で低いと考えられます。

しかし、コガタアカイエカは活動範囲が広いため、都市部であっても日本脳炎に感染するリスクはゼロではありません。
コガタアカイエカは日没後に活動が活発になるとされています。以下の点に注意して、ウイルスを持った蚊に刺されない工夫が必要です。
    ・夏季、なるべく夜間の外出を控える
    ・戸外へ出かける必要があるときは、できる限り長袖・長ズボンを身につける
    ・露出している皮膚(ひふ)へ虫除けスプレーなどを使用する
    ・蚊が屋内に侵入しないように網戸を使用する
    ・夜間の窓や戸の開閉を少なくする
    ・蚊帳を利用する

ワクチン接種

日本脳炎ワクチンを接種することで、罹患(りかん)リスクを75~95%減らすことができると報告されています。 

ブタの日本脳炎抗体保有状況

ウイルスは増幅動物(ブタ)の体内でいったん増えて血液中に出てきたウイルスを、蚊が吸血し、その上でヒトを刺した時に感染する。ブタは、特にコガタアカイエカに好まれること、肥育期間が短いために毎年感受性のある個体が多数供給されること、血液中のウイルス量が多いことなどから、最適の増幅動物となっています。(ブタのウイルス保有状況は下記リンク参照)

日本脳炎抗体保有状況(国立感染症研究所ホームページ)(外部リンク)

 

 

 

 

 

お問い合わせ

所属課:健康福祉部健康推進課感染症対策室

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1438

ファクス番号:076-225-1444

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