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更新日:2026年2月18日

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記者会見の要旨 - 令和8年2月17日 -

知事

  最初に、手取川水質事故について、申し上げます。昨日、これまで水質調査を実施した手取川及び直海谷川の5地点で再度水質調査を実施したところ、広瀬大橋、右岸で弱い臭い、これは油臭とは断定できていませんが、検出されました。また、昨日、直海谷川周辺の事業者から2月10日に油漏れ事故を発生させたとの報告を受けました。このため、昨日、現地を確認し、速やかに流出防止措置を講じるように指導したところ、事業者において、本日から措置が講じられると聞いています。さらに、現在、保健環境センターにおいて、事業場で漏洩した油と、浄水場の取水口で採取した水との関連を分析しています。現時点では、手取川水質事故の原因とは断定できないため、事業者名は公表できないことをご理解いただきたいと思います。当面、河川の水質モニタリングは継続して実施いたします。

  次に、本日13時に県と白山市連名で記者の皆さんに資料提供いたしました「DIC株式会社北陸工場におけるPFOS及びPFOAの指針値超過について」報告いたします。本日10時に、DIC株式会社から、白山市湊町地内の北陸工場敷地内で自主検査を行ったところ、地下水から国の指針値を大きく超えるPFOS及びPFOAが検出されたと生活環境部長に報告がありました。同社は12時にホームページで公表しました。具体的には、指針値が水1リットル当たり50ナノグラム、1ナノグラムは10億分の1グラムであります。最大で指針値の約2千倍となる9万9,600ナノグラムが検出をされました。環境省によれば、これまで、当該物質の飲用による健康への影響についてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫等との関連が報告されていますが、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はないと言われています。国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因とされる健康被害が発生したという事例は確認されていませんが、環境省は、指針値を超過した場合、飲用の防止や継続的な監視調査、汚染範囲の把握等の対応を行うことが望ましいとしています。今回の事案を受けて、事業者では、本日近隣住民にチラシを配布し、明日から22日にかけて、説明会を開催する旨を周知するとともに、敷地内の状況把握と除去対策など、環境への負荷低減対策をします。また、敷地境界におけるPFOS及びPFOAの地下水濃度等の監視をいたします。その旨、報告をいただいております。また、県と白山市の今後の対応として、1、白山市は、工場周辺の住民に対し、今、画面に投影しているチラシを配布するとともに、防災無線や市公式LINEを活用し、井戸水の飲用を控えるよう周知をいたします。2、県においても、公式LINEで白山市居住者向けに同様の情報提供を行います。3、また、白山市において、工場周辺概ね500メートルの範囲内の井戸の有無と利用実態を調査いたします。4、白山市の調査結果をもとに、現在利用されている井戸について、県は、水質調査を実施することとしています。なお、本件については、環境省の助言をいただきながら、白山市とも連携し、周辺住民の皆様の安全・安心を最優先に対応してまいります。PFOS等の調査結果など、DIC株式会社の発表内容については、直接、事業者にお問い合わせいただきたいと思います。また、本日15時30分に、この件について、白山市においても田村市長の記者会見が予定されております。

  スライド1をご覧ください。2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、地域特性に応じた先行的な取り組みを行う地域を選定する環境省の脱炭素先行地域に、2月13日、石川県が主たる提案者となり、七尾市ほか9者が共同提案者となるプロジェクトが選定されました。脱炭素先行地域の選定は石川県内で初となります。今回の提案は、令和6年能登半島地震を踏まえ、災害レジリエンス強化と被災地の復興加速を目的としています。まず「災害レジリエンス強化」では、県が管理する陸海空の基幹インフラに自立分散型電源を導入し、災害時における機能確保を図ってまいります。対象となる施設は、孤立集落の解消や二次避難において重要な役割を担った「のと里山空港」、陸路が寸断される中、被災地への物資輸送拠点として機能した「金沢港エリア」、そして、災害情報発信や自衛隊等の後方基地など多面的な役割を果たした「能登の道の駅」であります。また「被災地の復興加速」では、能登有数の観光拠点、和倉温泉において、旅館のエネルギーコスト削減に資する設備等の導入を支援することにより、旅館再建を後押しするものです。脱炭素先行地域評価委員会からは、「市町村単独では対応が困難な広域防災体制の強化に取り組む点や、和倉温泉において官民一丸となった復興の加速化に取り組んでいく点を高く評価した」とのコメントをいただいています。脱炭素先行地域は、概ね5年程度にわたり、最大50億円の交付金の支援が受けられる制度です。本県における交付額は具体の事業の進み具合等を踏まえて、今後環境省と協議していくこととなります。この財源を最大限活用し、共同提案者の皆様と共にプロジェクトの実現に向けて取り組んでまいります。

  スライド2をご覧ください。先の12月補正予算及び第1次2月補正予算において、約120億円の賃上げ・物価高対策を講じたところですが、早期の執行を行う観点から、以下5つの事業について速やかに募集を開始することとしています。以下、説明します。

  スライド3をご覧ください。1、深刻な人手不足や物価高により、厳しい環境にある県内企業を支援するため、令和8年春に賃上げを実施する企業が、今後も持続的な賃上げと成長を実現できるよう、企業の「稼ぐ力」の強化を支援するため、第1次2月補正予算で計上した「賃上げに向けた収益力強化補助金」の募集を2月20日より開始します。また、この募集開始に合わせ、賃上げに関する各種支援制度の問い合わせや、経営相談にも対応するワンストップコールセンター「賃上げ事業者支援センター」を開設いたします。本補助金は、賃上げすることが要件となっています。その要件は、令和8年春に、従業員一人当たりの平均給料、基本給のみ、これを前年と比較して4%以上増加させることとしています。ただし、昨年、大幅な賃上げを実施した企業を支援する観点からも、令和7年度と令和8年度の2年間で8%以上増加させる場合も対象とします。企業の負担を低減し、積極的に活用いただけるよう、補助額は、最大600万円とし、補助率は、中小企業は3分の2、小規模事業者は4分の3と、高い補助率の手厚い補助制度としています。対象となる経費ですが、持続的な賃上げや付加価値の拡大につながるような、生産性向上や収益力強化を図る事業を実施する際に必要となる施設等の整備費、機械購入費や販売促進費などに係る経費を想定しています。一社でも多くの事業者の皆さんにご活用いただけるように、ワンストップコールセンターを開設するとともに、商工会議所・商工会など、関係機関のご協力もいただきながら、制度の周知、活用に取り組んでまいります。

  スライド4をご覧ください。2、電気代や燃料費高騰への対策として12月補正予算で計上した県内企業のエネルギーコスト削減に寄与する設備投資等を支援する「省エネ設備等導入支援事業費補助金」について2月20日から募集を開始いたします。対象者は県内中堅・中小企業・小規模事業者であり、省エネ診断の実施などを要件とします。対象経費は、企業のエネルギーコスト削減に寄与する省エネ設備や再エネ設備の導入等であり、空調設備や太陽光などの再エネ発電設備の導入に加えて、新たに建物の断熱性等を高める工事も補助対象とします。製造現場に限らずオフィスも対象です。補助額は、最大800万円とし、補助率は、2分の1としています。省エネ設備、再エネ設備の導入によるエネルギーコストの削減、脱炭素化を進めるため、ぜひご応募いただきたいと思います。

  スライド5をご覧ください。3、物価高騰対策として12月補正予算で計上した省エネ性能の高い家電・機器を購入した県民の皆様にポイントを交付する「いしかわ省エネ家電・機器購入応援キャンペーン」を、春からの新生活の準備に間に合うように、今月28日、土曜日から開始いたします。好評だった令和5年度に続き2回目の実施です。対象製品は、一定の省エネ性能を有する、エアコン、冷蔵庫、テレビ、LED照明器具、高効率給湯器の5品目です。キャンペーンでは、対象製品の購入者に対し、家電等の販売価格の約10%のキャッシュレスポイントを交付します。ポイントはペイペイ・dPOINTや商品券など、購入する方が11種類から選択することができます。申し込み手続きや、対象製品などの詳細は今月25日に開設をする特設サイトで確認をいただきたいと思います。本キャンペーンでは、石川県出身のシンガーソングライター、エイトMAN氏をアンバサダーに選定し、幅広く活用を呼び掛けます。県民の皆様には、是非この機会に、省エネ性能の高い家電等への買い替えを検討いただきたいと思います。また、現在キャンペーンの対象店舗の募集を今月5日から8月31日まで受け付けています。販売店の皆様には特設サイトから早めの登録をお願いたします。

  スライド6をご覧ください。4番目です。県民の皆様が安心して置き配を利用できるようにすることで、再配達にかかるCO2排出量の削減を図るため、第1次2月補正予算で計上した宅配ボックスの購入費用の一部を助成する事業の申請受付を3月3日、火曜日から開始いたします。当事業では、宅配ボックスの購入費用の2分の1を補助することとし、個人向けには1世帯あたり最大5千円、集合住宅管理者向けには1棟あたり最大5万円を補助します。補助対象は、県内の住宅等に設置される鍵やダイヤルキーなどの盗難防止機能のある製品です。お申込みは石川県電子申請システムのほか、郵送でも可能としています。詳しくは本日公開する県のホームページでご確認ください。県民の皆様におかれては、是非この機会に宅配ボックスの設置をお願いしたいと思います。

  スライド7をご覧ください。5、第1次2月補正予算で計上し、物価高の中、速やかに暮らしの支援をお届けするとともに、地域のキャッシュレス化や地元消費拡大を図り、さらに、マイナンバーカードの普及促進につなげるため、県内の5つの金融機関と連携して実施することとしておりました。7千円相当のデジタル地域通貨給付については、3月6日から開始をいたします。給付開始に向けて、本日、特設サイトを公開しましたが、さらに、3月2日からは、コールセンターを開設するとともに、北國銀行の主要店舗に専用の相談ブースを設置します。そのほか、北國銀行の各店舗の窓口でも相談対応することとし、県民の皆様の手続きをしっかりサポートします。対象者は石川県に住民登録されている方とし、マイナンバーカードの署名用電子証明書が必要となりますので、原則15歳以上の方となります。申請については、北國銀行が提供するデジタル地域通貨であるトチカの利用を申請いただければ、手続きは完了です。既に、トチカを利用されている方も対象です。申請の締切は9月30日とし、北國銀行側での受付が完了した方に対しては、順次、デジタル地域通貨を給付します。なお、給付日は、3月6日以降、毎週金曜日です。申請にあたって必要なものはスライドに記載のとおりとなっていますが、詳細は特設サイトをご覧ください。申請には、マイナンバーカードが必要となります。まだお持ちでない方はぜひ、この機会に取得いただきたいと思います。

  スライド8をご覧ください。昨年12月25日の記者発表でお知らせしたとおり、能登6市町にお住まいの皆様の孤立防止や運動不足の解消に向けて、地域ポイントの付与によって外出や運動の促進を図る「のとピッと」を明日、2月18日より実証開始いたします。12月の記者発表時に、専用のQRコードを施設内に貼り出していただける「のとピッとスポット」のご登録を呼びかけました。これまでに6市町で700超える小売店や入浴施設、公共施設などに登録をいただきました。資料左下のQRコードを読み込んでいただくと、現時点の「のとピッとスポット」を一覧やマップでご確認いただくことが可能です。700地点ある「のとピッとスポット」のどこか1カ所でQRコードを読み取れば1日当たり2ポイント、1日に最大3カ所を回って6ポイントまで獲得いただけます。もちろん連日同じ場所に出かけても毎日2ポイントずつ付与されます。毎日のお出かけを「宝さがし感覚」で楽しんでいただきたいと思います。さらに、既に同様の取り組みを実施中の珠洲市以外の5市町の皆様には、スマートフォンをお持ちいただき、1日5千歩以上歩いていただくと歩数に応じてポイントを獲得いただくことができます。雪の季節を過ぎたら「のとピットスポット」へのおでかけにウォーキングを取り入れるなど、毎日楽しみながら健康増進に取り組んでいただきたいと思います。また、こうした活動の記録を、あらかじめ登録したご家族などのメールアドレスにお知らせする機能も設けています。能登の皆様の安心の確保も後押ししていきたいと思います。今回、初回登録キャンペーンとして、先着1万名様に2千ポイントを特典としてプレゼントいたします。獲得されたポイントは「ペイペイ」か「いしかわトチポ」に交換いただけますので、多くの皆様に参加をいただきたいと思います。さらに、この事業は、有事には、行政による円滑な状況把握を進めることで、的確な被災者支援につながることを目指しています。今後の災害対策の意味も兼ねております。特に高齢者の皆様が、この「のとピッと」実証事業を契機に、スマートフォンやマイナンバーカードを取得いただくと、災害時には、救助や生活支援に必要な県や市町からの情報収集や情報発信につながります。この機会に、まだお持ちでない方々のスマートフォン及びマイナンバーカードの取得と「のとピッと」登録をぜひご検討いただきたいと思います。

  ここで、私の方から、明日より開始する「のとピッと」について、簡単にデモンストレーションをさせていただきます。先にご説明した能登6市町に700カ所設置した「のとピッとスポット」には、店舗や施設のわかりやすい場所に、ここにある3種類のQRコードを設置いたします。入った。これを押せばいいのね。「のとピッと」次へ、ポイントを取得。お待ちください。現在の保有ポイント2,002ポイント、本当だ、簡単だね、これいいな。先程申し上げたように、異なる場所であれば、3回まで毎日6ポイント獲得いただけます。このように、毎日ポイントが貯まり、貯まったポイントを「ペイペイ」か「いしかわトチポ」に交換できます。能登の皆様はぜひご登録をいただいて、毎日のお出かけやウォーキングなどで活用ください。

  スライド9をご覧ください。「のとピッと」を、スマートフォンの操作が不慣れな方にも登録・活用いただくため、事業を共同で実施するドコモビジネスの専門スタッフをキャラバン隊として各地に派遣する説明会を始めます。現地に赴き、対面で分かりやすく説明します。派遣を希望される場合は、申込フォームより申し込みいただきたいと思います。明日開催の輪島市での説明会を皮切りに、浅野CDOもキャラバン隊に参加させます。皆様のご意見やご要望をくみ上げてまいりたいと思います。明日は2月18日、マリンタウンBASEで開催、キャラバン隊、浅野副知事参加です。さらに、サービスを開始する明日から、専用のコールセンターや能登のドコモショップに対面での支援窓口を設置します。ドコモショップに設けますが、ドコモ以外のどの携帯電話の利用者でも利用いただけますので、どなたでも気軽にご活用ください。

  2日後の2月19日に知事選挙が告示されます。選挙期間中は、地方自治法の規定により知事の職務代理者を置くことができますが、今回の選挙期間中は、職務代理者は置きません。両副知事や各部局長など県幹部と連絡を密にし、知事の職務を遂行いたします。仮に、災害等不測の事態が発生すれば直ちに県庁に駆け付けます。県政に停滞がないよう、しっかり対応してまいりたいと思います。

  以上です。

 

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