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更新日:2023年2月20日

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記者会見の要旨 - 令和5年2月20日 -

知事定例記者会見

令和5年2月20日(月曜日) 10時00分~

内容

知事

2月の定例記者会見を開催させていただきます。記者の皆さんにはお忙しい中、お集まりをいただきありがとうございます。

北朝鮮の弾道ミサイル発射について

まず初めに、北朝鮮の弾道ミサイル発射についてです。本日7時頃、北朝鮮から弾道ミサイルが複数発射され、我が国の排他的経済水域の外側に落下したものと承知しております。一昨日、2月18日にも、北海道渡島大島(「としまおおしま」)と呼んでいいですかね、西約200キロの我が国のEEZ内の日本海に落下したところであります。

北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射は、日本海周辺を航行する船舶などのほか、県民の安全確保の観点から極めて遺憾であり、暴挙であると考えております。今回のミサイル発射で本県をはじめ、我が国に直接の被害はなかったものの、断じて容認できるものではありません。国際社会の強い抗議と警告を無視し、度重なるミサイル発射に強い憤りを感じており、国においては、国際社会と連携し、断固たる姿勢で当たっていただきたいと考えております。

総務部長

「おしまおおしま」でした。「おしまおおしま」、訂正させていただきます。

知事

訂正させていただきます、「おしまおおしま」。

肖像権と報道の自由との関係について

次に肖像権と報道の自由との関係について申し上げます。石川テレビが主張されている報道の自由も、私が主張している肖像権も、ともに憲法が保障する基本的人権の問題に関わるものであると認識しております。その上で肖像権の取り扱いにおける裁量の範囲については、報道する側とされる側の両者の一定の合意と配慮が必要ではないかと考えており、普遍的な倫理問題ととらえております。

石川テレビ制作の映画「裸のムラ」で私や県庁職員の報道映像を無断使用したことの倫理的問題について、石川テレビ社長の見解を伺い、その上で私の見解を申し上げたいと思います。「裸のムラ」という映画に映像を無断使用された県庁職員からは極めて遺憾であると聞いております。あの映像が報道目的なのかどうかとすら、疑問を持っているとのことであります。

肖像権とは人格権と財産権のことでもあり、他人に無断で侵害されるものではありません。したがって、公務中の公務員については報道目的であれば肖像権の使用にあたり、許諾は必要ない、との石川テレビの考え方には違和感を感じており、一定のお互いの倫理的合意が必要であると考えております。

定例記者会見は谷本県政の時代には開催されておりませんでした。マスコミの皆さんを通じて、知事と、県政と県民との大切な対応の場でもあり、この機会にこの定例記者会見の場で「裸のムラ」製作者である石川テレビ社長と対話をしたいと考えております。今回、お出ましいただけないのであれば、次回は石川テレビ社長の出席を踏まえて、定例記者会見を開催したいと考えております。

第38回国民文化祭  第23回全国障害者芸術・文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」におけるPR映像について

配布資料(1)(PDF:192KB)

続いてです。第38回国民文化祭  第23回全国障害者芸術・文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」におけるPR映像についてです。本年秋に開催する「いしかわ百万石文化祭2023」については、現在、幅広い広報PR活動を展開しているところですが、その一環として、今般、2種類のPR映像を作成いたしました。

まず1つ目ですが、大会のスペシャルアンバサダーである野村萬斎さんによる大会のPR映像です。では実際の映像をご覧ください。

もう一つは、野村萬斎さんとアンバサダー6名によるPR映像です。では映像をご覧ください。

これらの映像については、まずは3月1日より、大会の公式ホームページと金沢駅前の金沢フォーラスや香林坊大和など大型商業施設の大型ビジョンにおいて、先行放映することとしております。その後、3月中に県の文化施設や観光案内所、市町施設など様々な施設においても、順次放映していくこととしております。

これらの映像を通して、県民はもとより県外からお越しいただいている観光客など多くの皆様に対し、大会を周知するとともに、開催の気運を大いに高めていきたいと思います。

「いしかわ健康経営宣言企業」ロゴマークについて

配布資料(2)(PDF:598KB)

4点目であります。「いしかわ健康経営宣言企業」ロゴマークについてであります。県では、健康寿命のさらなる延伸には、とりわけ生活習慣病のリスクが高くなる働く世代への支援が重要との考えから、平成30年度に従業員の健康づくりに積極的に取り組む企業を「いしかわ健康経営宣言企業」として認定する制度を創設し、これまでに600社以上を認定してまいりました。

こうした中、企業の皆さんからは、宣言企業をPRするロゴマークの作成など、認定の見える化を求める声がございました。そこで今回、全国からの公募により、「いしかわ健康経営宣言企業」のロゴマークを選定いたしました。このロゴマークは、「石川」の漢字を使い、健康的な笑顔で伸びをしている人を表現するとともに、健康と笑顔を守れる企業が増え続けてほしいという願いを込め右肩上がりに伸びを表現しております。

各企業の皆様にはロゴマークを名刺やパンフレットに使用し、求人活動や日々の営業活動を通じて健康経営をPRしていただくなど、より一層の取り組みの促進に繋げていただきたいと考えております。

リトルベビーハンドブックについて

配布資料(3)(PDF:473KB)

はい。4点目であります。これも皆さんのお手元に入っておりますね。リトルベビーハンドブックの作成についてであります。妊娠中から子育てまで、赤ちゃんの発育などの健康情報を記録する、母子健康手帳については、妊娠届出時に市町から交付されておりますが、体重1500グラム未満の小さく生まれた赤ちゃん、いわゆるリトルベビーについては母子健康手帳に記載されている平均的な発育と差があることから、お母さんやご家族が子どもの将来に不安を抱えやすく、心理的負担が大きくなっていると伺っておりまして、このため県としてはそうした気持ちに寄り添うため、今回小さく生まれた赤ちゃんの成長に合わせた専用の手帳「リトルベビーハンドブック」を作成いたしました。

この手帳は同じ経験を持つ母親からご意見をいただき、他の赤ちゃんと比較することなく、その子自身の成長を記録できるページや同じ経験を持つ母親の体験談や励ましのメッセージを盛り込むなど、母子健康手帳を補完し、お母さんやご家族に安心して出産に臨んでいただけるよう工夫を凝らしたところであります。

この手帳はご家族や医療機関、地域が繋がり、赤ちゃんの成長を見守っていこうという願いを込め、「つなぐ手帳」と名付けて来月から県内の周産期母子医療センターや市町の窓口などで配布する予定としております。今後とも、子どもを安心して産み育てることができる環境づくりを目指し、引き続き市町や関係機関と連携し、母親やご家族の支援に取り組んでまいります。

以上、冒頭私からは5点申し上げた上で、質疑応答をさせていただきます。

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お問い合わせ

所属課:知事室戦略広報課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1362

ファクス番号:076-225-1363

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