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更新日:2023年1月28日

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記者会見の要旨(質疑応答) - 令和5年1月27日 -

知事定例記者会見(質疑応答)

令和5年1月27日(金曜日) 15時00分~

内容

記者

何点かお伺いします。まず最初に、今能登の方で漏水がかなりあった影響で水が出ない、もしくは給水制限をしているということで、各自治体の方で給水車を出すなりしているわけですけれども、このことについて県の対応ですよね、こういった何か考えがあるかをまず最初にお聞かせください。

知事

はい。実は昨日来、危機管理監と随時やり取りをして、私からも指示を出しておりますので、まずどういう指示を今まで出してきたか、今後どうするか、事務的に、まず危機管理監からまず報告をさせてください。

危機管理監

はい。私の方から、能登地方を中心とする断水への対応でございますけれども、まず市町の方からですね、どの地区でどれくらいの世帯が断水をしているのか、今後断水する見込みなのかということを丁寧に聞き取り、これにつきましてはですね、水道を所管いたします土木部であるとか、生活環境部であるとか、こういったところと連携しながら状況の集約をし、知事にも逐次報告をしてきたところです。

最終的には、今ご指摘の給水車、県内の保有する給水車はですね、ほぼほぼ、求めに応じて、配備もしくは支援に回るということで決定しておるんですが、かなり広範囲に渡っているっていうこともございまして、いわゆる日水協、水道の全国的な協会でございますけれども、金沢が今、石川県の支部長になってございますので、企業局を通じてですね、ブロックの方にお願いをしております。

今午前中の段階で伺っておるんでは、11台についてですね、今調整が進んでいると、このように聞いているところです。県の方からは、知事の方からもこまめな給水ポイントの設置ということのご指示もございまして、給水車が各市町に届く前にですね、大きいタンクがあるんですけれども、そういうのを集会所とかなるだけこまめに配置をし、給水車が来たら速やかにそこに給水をして、市民の皆さんに、住民の皆さんにご利用いただくと、このような体制についても各市町に助言もしたという、このような状況になってございます。

記者

今回そういう形でやっているということですけれども、私が懸念しているのは、取材をしているんですけれども、まず住民の方が今日朝早くから給水に並んでいるんですけれども、途中で水がなくなってしまって、この状態がいつまで続くかわからないというのがまず一点。

それと雪が降っているので、特に能登は高齢者が多いので、そもそも外に出られないっていう可能性があります。給水ポイントまで行けないかもしれないし、むしろ行った方が危ないっていう可能性もある中で、今後例えば、これはまだ災害にはなってないんですけども、例えば自衛隊の方に給水車の派遣であったりとか、もしくは各家庭見回るとかですね、さらなる対応って今のところ考えていらっしゃるでしょうか。

知事

はい。実は今日も茶谷七尾市長はじめ、関係部署から県庁の方にも応援要請、情報共有、連絡をいただき、今ほど申し上げたように村上さんが対応しておりますし、また村上さんから自衛隊への要請についての相談も早い段階でありましたので、できるだけ早く住民の皆さんが不安を感じないように、市町の要請をしっかりキャッチして、早めに給水車とか、またお隣の富山県の氷見市とか、ご協力いただけるところに早めに連絡をして住民の皆さんが不安を感じないようにプッシュ型で支援をしてくださいということは、昨日来お願いをしておりまして、今ほど記者がおっしゃったように対応をしております。早め早めに、住民の皆さんの不安を払拭できるように、対応できるようにしております。

記者

今先ほど危機管理監から自衛隊の話も相談あったということですけど、また要請はしてないということでよろしいですか。それとも何のきっかけがあれば要請になりますか。

知事

私からですね、その情報を明確に把握する必要がありますので、市町から早くと要請があれば、速やかにいつでもすぐ出すようにという言い方で、危機管理監に指示をしているということです。

記者

まだ自治体から、まだそこまでがないので、今のところまだ要請はしてないということでよろしいでしょうか。

知事

今ちょっと確認します。

危機管理監

私の方からお答えします。昨日来、知事の方には逐一報告をさせていただいておりまして、知事の方からも、先、先、先を見た対応ということもご指示を受けておりましたので、昨日来ですね、日水協などを通じて、給水車の手配はする一方で、万が一に備えて、5年前のこの時期にもこういう大雪ございました。そういったこともございましたので、自衛隊とは昨晩から、昨日の夕方ぐらいから何回も情報共有をしているところです。

今具体的に、能登地方の方で自衛隊の要請について、今具体的に、今この会議同席させていただいておりますので、時刻についてはちょっと今申し上げられませんけれども、その調整が進んでいるというふうに認識しておりまして、先ほど知事の方にもその状況については今ご報告をしたところでございます。早晩そのような形になってくるんではないかなというふうに考えております。

記者

あと、明日からまた強い寒波が入ってくるので、今能登だけですけど、もしかしたら加賀の方でもこういった事態あるかもしれませんが、今のところ県民に対する、何かをこういったことをした方がいいよという呼びかけがあればお願いします。

知事

はい。まず1点目は、情報の共有であります。気象情報の、より最新の情報を携帯などを通じて、いわゆるネットを通じて取得していただいたり、各テレビ局、放送局の情報をチェックしていただいて、できれば外出を控えていただく。土日に入りますから、お仕事のある方も、リモートワークをできるだけお願いしたい。

また、土日なので無理して、除雪、雪かきとか出られる方もおられる可能性があります。また、地域でみんなで除雪という可能性もありますので、そうすると、屋根雪が落ちてくる、滑る、また用水に転落するという、先般もありましたような事案が想定されますので、くれぐれも複数で声をかけあっての除雪をお願いしたいと思います。

そして、一昨日の夜なんかそうでしたね、ホワイトアウト、また路面の凍結、これによる事故に遭わないように、交通事故に遭わないように、運転にはぜひお気を付けいただきたい。また風も強くございましたので、傘をさしたりということもあるかもしれませんが、それによる転倒とか衝突、こういった事故も大変不安であります。例えば、実家に高齢のご両親残して不安だという方も、できれば随時電話をして、安否確認というと大げさかもしれませんが、無事でいるかと、水は大丈夫ですかと、出歩いたら危ないよという声がけを県民の皆さんにはお願いしたいと思います。

記者

続いて今日の会見資料の中からお伺いしたいんですけれども。津波対策についてです。10m毎の、要は細かくメッシュをしてやるということは非常にいい取り組みなんだろうと思いましたけれども、この対象箇所というのは、能登になるのか、それとも今年3月末を目指すという津波災害警戒区域の指定なんですけども、県内全域ということなのか、この辺りは。

知事

基本的には県内全域と考えております。そしてそのきっかけが、一連の能登の地震活動ということであります。前回、津波警報だったかな、計画の作ったのがずいぶん前ですよね、あれから状況変わりましたよね。そのことを踏まえて、昨年からお願いをしておりましてですね、危機管理監に。早速その調査に入って、それを踏まえて津波警報計画と警戒区域計画ですね、これを県民にちゃんとお知らせする、それは10m毎の方がいいですよね。県内、県下全域ということで想定をしております。

記者

この津波に関してですけれども、日本海側の津波というのは太平洋側と違って、まず第1波が一番高いという話だったと思います。特に珠洲のところなんかでいうと、本当に最大の、今想定しているこちらの地震でいくと、本当1分以内とか、5分以内に最大波が来るという予想があると思うんですけども、当然細かくメッシュをするってことは非常に大事なことだと思うんですが、高齢者が多い地域でもありますので、そういう意味では、石川モデルと言った方がいいのかわかりませんが、ソフト面での津波対策も必要かと思いますが、知事のお考えをお願いします。

知事

実はハードとソフトですよね。1分以内に最大波が来る、最大波が何mか、今回そのことを明らかにしていただいた上で、高齢者を中心に1分で走ったとして、何百mでしょうか。そう考えると、何百m毎に、いわゆる避難場所の確保、高台に、こういう議論をせざるを得ないと私は思うんですよ。そうした高台に避難場所、それから当然、それは何分以内にこの地域には何十mの高さで津波が来ると計画では出されておりますので、この地域にそういう避難場所を設けますので、避難訓練を年に1回はちゃんとやりましょうとか。そのお声がけについては、ハザードマップ、ハザードマップは1件1件お配りをするとともに、できれば先ほど申し上げたように、お子さんたちが金沢や違う都道府県にお住まいの可能性もありますから、必要な方にはネットでもアクセスできるようにすれば、早めに連絡、避難行動に結びつけることができると思いますので、そういうことに使うデータとして、今回の10m毎が県民の安全を守る上ではご理解をいただけるんじゃないかなと思っています。

記者

今ハード面の話ありました、高台を100m毎。これは新年度予算でもう組み込まれた、もっと後の話ですか。

知事

それは今回調査した計画作りができた後に検討する。できれば県の防災会議でも合意を得て、ハードとソフト両面から、そういった新しいミレニアムハザードマップですか、できたんだからそれに対応したハード、ソフトのサポートが必要ですねとなると思いますので、はい。

記者

続いて、新型コロナのワクチン体制、接種体制や医療体制の話についてお伺いをします。先ほど知事もおっしゃったように今日国の方でも検討がされていて、5類の引き下げという話も時期を決めてやるというような話も入ってはきていますが、先日、県の専門家対策委員の座長でもある谷内江先生にもお聞きしたところ、5類を引き下げるということでメリットも当然ある、社会活動を円滑に回すということもあるけれども、感染者が増えるということもデメリットとしてきっとあるんだろうと、あとプラス、今診療所の方でも、今専用病床じゃなくて診療所でも見られるようになるとは思うんですが、果たしてそれが診療所でも診てもらえるのかどうか。そもそも見ませんよという診療所が増えたら、全く変わらないわけなんですけれども、5類への引き下げについてですね、新たな県としてもメッセージが必要なんではないかなと。特に石川県、やはり高齢者が多いということがありますので、そのあたりの国の方針は方針ととしてですけれども、石川県としてもこういったところも配慮してほしいといったものはありますでしょうか。

知事

まず、基本的に国の方針が出ましたら、それを踏まえて速やかに県のコロナ対策本部会議を開催をして、今後の、今おっしゃったような案件等について、より具体的にお示しをできるようにしたいと思います。マスクどうするのか、検査体制どうするのか、公費を自己負担にするのかどうか。ワクチンもそうですね、経過措置期間が必要だと思うんですけれども、それはどの程度持ったらいいのか。病院の体制をどうするのか、保健所の体制をどうするのか。私今までコロナ対策として国とこうして県で取ってきた対応について全て見直しをして、それをいつからどのようにやるのか、そのためにも国が方針をお示しになったら、速やかに石川県のコロナ対策本部会議を開催して、お医者さんや保健所やこれまで関係した県庁の職員の皆さんからもご意見を踏まえた上で方針を決めて、速やかに報告をさせていただきたいと思います。

報道によると、5月8日、つまりゴールデンウィーク明けというふうな方向性が出ておりますので、私も妥当だと思っています。というのも、まだインフルエンザ、コロナ同時発生、今後どうなっていくかということを見越せませんし、いわゆるゴールデンウィークの、人の、ある程度の制限というよりも配慮は必要なので、ゴールデンウィーク明けの方が穏当なのかなというふうに思っていますが、今後のスケジュールは厚生労働省をはじめ政府全体で議論されるはずですから、県としても情報を収集をし、適切に対応したいと思いますし、そのために必要な予算措置は議会を通じて県民の皆様にもお示しをしたいと思います。

記者

長くなって恐縮なんですけれども、石川テレビの方で、先日馳知事に質問状を送らせていただきました。これは年始のプロレスの試合に参戦されたことについて、弊社もニュースで取り上げたいということで、主催団体のノアさんの方に馳知事の試合の映像を使えませんかということを打診をしたんですけれども、馳知事が石川テレビには貸せないということで、私は正直ほかのメディアも貸せないということなのかと思っていたんですが、ほかのテレビ局さんを見ると映像があったりとか、写真があったりして、お金を払ったりすれば貸してもらえましたということなんですが、いろいろその後調べたところ、馳知事は石川テレビには貸すなということをおっしゃったということで、その意図は一体何だったんだろうかということが社内でも疑問に思いまして質問状を送らせていただきました。今日この場でお答えいただけるとお聞きしておりますので、お願いします。

知事

はい。質問状を今から読み上げたいと存じます。石川県知事 馳浩様、プロレスリングノアから石川テレビ  イットへの映像提供拒否について。拝啓、時下ますますご清祥のことと拝察いたします。さて、馳知事が2023年の元日にプロレスリングノア主催の試合に出場したことについて、1月4日のニュースで取り上げたく、プロレスリングノア様に映像の提供を依頼しましたが、馳知事から石川テレビへの提供は行えないとの回答があったとのことで提供いただけませんでした。

しかし、2日の北國新聞ではすでにノア提供の写真が掲載されているほか、4日の放送では、テレビ金沢がノア提供の写真、北陸放送はノア提供の映像を使用しておりました。また、翌日の5日の放送では、北陸朝日放送もノア提供の映像を使用しておりましたので、改めてノアサイドに確認したところ、馳知事から石川テレビだけ許可をいただけなかったとのことです。

元日のプロレスは、馳知事の休暇中の行動とはいえ、県行政の全ての責任を負う知事の一挙手一投足は県民の関心が高く、当社も報道する必要があると考え、映像提供の依頼を行いました。映像使用を断られた際は、テレビ各社に対して提供を拒否したと考えておりましたが、各局の放送を見て驚きました。一体なぜ石川テレビにだけ映像提供の許諾をいただけなかったのでしょうか。つきましては、今回の判断に至った経緯について書面にて回答いただきたくお願い申し上げます。2023年1月16日  石川テレビ放送株式会社報道部長。こういう書面をいただいております。

そこで、映像提供の許諾について5段階でわかりやすく私自身がなぜ提供する気になれなかったのかをご報告いたします。石川テレビ制作の裸のムラという放送番組について、馳浩の映像を無断使用しておられます。2点目、裸のムラという映画について、これは商業映画でありまして、馳浩の映像を石川テレビは無断使用しておられます。3点目、この裸のムラ放送番組と裸のムラ、映画、商業映画と言って差し支えないと思いますが、この両作品共に県庁職員の映像を無断で使用し、ある者においては顔のアップ、ある者については名札まで判別できる映像が使用されておりました。4点目でありまして、肖像権の取り扱いとして、私は倫理的に納得できておりません。肖像権というのは、人格権であり、財産権そのものであり、石川テレビのこれまでの対応について、私は一言もですね、映像の許諾請求を受けておりませんし、映像の許諾をしておりません。そして、私は選挙で選ばれた公人ということからして、やむを得ないのかなとも思う部分もありますが、それは今後判例に委ねたいと思います。

石川テレビ制作とありますので、石川テレビを代表する社長にですね、私のこの指摘に対して、この肖像権の取り扱いについてどう考えているのか説明をいただき、納得できたら私もプロレスのその映像については気持ちよく許諾をしたいと思っています。

報道番組の場合にはですね、NHKをはじめですね、各局それぞれ報道映像を参考にして、それぞれの社の主義主張も含めて、ある程度の演出を踏まえてですね、映像が提供されるんだろうなと思っています。その中で私は公人ですから、その放送内容について基本的に私は意見を今まで申し上げて来ることは控えていました。

ただ、商業映画となった場合にはですね、明確にその映画の趣旨、方向性について、石川テレビ制作とクレジットがございますから、あるんだろうと思います。これについて私は、映像の、また私の映像をどういうふうな演出をお使いなのかという、許諾請求は受けておりません。加えて、職員の誰も映像の許諾請求を受けていない。名札が見えるような映像もございました。これはいわゆる肖像権を管理する放送局のあり方として、倫理的にいかがかなと。名誉毀損で訴えるというやり方もあるかもしれませんが、その前に、映像を使うから馳さんお願いしますよとか、一言ですね、お声をかけていただければ、私は拒否しません。どのように演出されようと、それが私の公的な人物としての、私の映像や肖像権をお使いいただく場合には、いいですかと言われれば、相手がどういう人でどういう意図かということはある程度理解した上で、ほぼ拒否はしません。

が、今回は私のみならず、県庁職員も、あの映像には明確に顔も分かる、ある者にとっては名前も分かると。そして、幹部職員もいればそうではない一般の職員もおり、男性もいれば女性もいました。その石川テレビの演出の意図を知らされないままに、商業映画として世に出てしまったことについて、石川テレビの代表である社長は、いまだに私に一言も何も、そのお話はいただいておりません。

できれば来月の定例記者会見に社長にお出ましいただいてですね、この場でですね、私が何かもやもやとして納得できていない、この肖像権の取り扱いについてやり取りをさせていただければ、私もなるほどそういうことか、過去の判例も踏まえてですね、私自身が納得したら、当然のプロレスの映像もいいですよと申し上げることができると私も思いますので、従って今日は書面で申し入れをいただきましたが、極めて肖像権に関わる、先ほど申し上げたように、人格権と財産権に関わる案件でもありますので、定例の記者会見でご質問をいただき、それについて私の見解をですね、申し上げさせていただきました。したがって、記者さんにコメントを求めるものではありません。

記者

知事のお話は分かりましたので、上の者に伝えます。これは私が多分答えるべきものではないと思いますので、上の者にその通り伝えますが、一点だけお伺いしてよろしいですか。裸のムラの、商業映画としての中の人格権、肖像権の取り扱いについては、知事のおっしゃることも理解をするところも私もあるんですけれども、今回、プロレスの試合をするときの映像に関してはニュースの映像であります。なおかつ、なぜ使いたいかというところで言えば、2点あると私は思っています。1点目は、知事は、私は365日24時間知事だと思っておりますので、休暇どう過ごされるかというのは私は別にいいとは思うんですけれども、例えば興行をしている間に何か大きい地震があったときに、危機対策の面はどうなのだろうかということは考えました。なので、どういったことをしているかということを報じるということは報道機関として一つ大事だろうというふうに思いました。もう1点。知事としてレスラーに上がるのは初めてなんです。知事でレスリングされるのは初めて。これ歴史的なことでもあると私は思っています。石川テレビの方にも、プロレスファンの方や馳さんのファンの方から、そんなプロレスのことぐらいで言わんでもいいがいねというお声も聞きました。

実際に、私もプロレスはすごい好きなんですけれども、試合展開であったりとか、演出、最後の記者につまらないこと聞くなよっていうのも、おそらく僕は山田邦子さんに対してのあれもあるのかなと思ったんですが、非常に、プロレスショーとしても非常に良い試合だったと私は思っていますけれども、やっぱりそういったものを報道機関、地元の報道機関として報じると、知事としてこんなレスリングをするんだというのも、石川テレビを見てる人にとってみても公益なものだと思っていて、正直石川テレビにも何で試合映像を見せないんだというお問い合わせもあったので、そういったことも踏まえて、ニュースとしてはお願いをしておりました。そのことだけ申します。

記者

津波対策について1点だけお伺いしたいんですけども、イエローゾーンを設定する、指定するというのは非常に重要な対策だと思いますけども、一方で、区域内の要配慮者利用施設に対しては、避難計画の作成ですとか訓練の実施、あるいは不動産取引の際には説明が義務付けられるといった一定の負担とか、制約なんかも出てくるので、住民や地権者の方の理解が大切だと思うんですけども、3月に指定をするという、目指しているということですけども、今後住民への説明会ですとか、パブリックコメントを実施するとか、住民の理解を得るためにどういうことをしていこうと考えてらっしゃいますか。

知事

はい。まず第1に県民、住民の命、財産を守るために、より現実にあった詳しいハザードマップを作りたいと思います。そのためにクリアすべき、おっしゃったように、同意とか行政の県と市町との連携とか、関係機関の合意とかですね、こういうのをやっぱり丁寧に積み上げて、これまでも津波についてのハザードマップを作成しておりますので、過去の事例も踏まえ、さらに今はデジタルの正確性が向上しておりますので、そのことを新たな技術革新、情報の精度、角度、このことを踏まえて、3月頃までには新たなハザードマップを作成をし、県民お一人お一人に伝わるように届けたいと思っています。

記者

今ほどの津波対策に関連といいますか、同じ話題なんですが、津波防災地域づくり法に基づく今回のこの区域設定だと思うんですけど、法施行からだいぶ経って、全国で言いますと、福井ももう既に作成済みの案件ではあると思うんですが、ここまでなかなか進まなかった背景といいますか、どういったところに課題があったと見られますでしょうか。

知事

はい。谷本さんの頃のことはちょっと分からないんですけども、私もね、ずっと能登の地震の頻発を国会議員時代も、知事になってからすぐもね、これやっぱり見直しておかないと、珠洲に行くたびに、奥能登に行くたびに、私自身も、高齢者の皆さん大変だよと。外浦はすぐがけ地があったりするじゃないですか。具体的にここを避難場所と指定して、訓練普段からしておかないと、助けに行く人も助けに行く準備ができないじゃないかと思っていましたので、速やかに村上危機管理監に、最近の地震の頻発具合から見て、早くやっとかんと駄目よと言ってお願いをして、今日の発表に至ったところであります。これまで何らかの事情があってしてなかったのかもしれませんが、それは私分かりませんが、今私自身はもう速やかに津波浸水区域、被害区域、想定と情報の開示、速やかにすべきと思っています。

記者

同じ警戒区域で言いますと、土砂災害も同じくイエローゾーン、レッドゾーンを設けて公表していますけれども、土砂災害に比べて津波ってやはり発生頻度が低い中で、県民に対してどういうふうに浸透を図っていかれるか、先ほどの回答にもあったと思いますけど、もう一度お願いします。

知事

はい。東日本大震災の津波被害の映像、状況、事案、このことは多くの国民に自分がもしこれに巻き込まれたらどうなるのかという激しいトラウマ、不安を与えたという認識を持っています。最新の科学的知見に基づいた、この津波対策の警戒情報を提供する必要は、私は行政の最たるものではないかと思います。がけ地対策等は土木、農林とですね、これは恒常的に対応していただいてますし、県内にも土木事務所、農林事務所ある中で、昨年もああした大雨があったり、大きい雨があるたびに、台風のたびにですね、調査、観察していただいており、随時更新されているものと認識しています。津波についてはですね、これもいつあるか分からないということを、危機意識を持って対応すべき必要があるということで、昨年来対応をお願いしていたところであります。

記者

最後に1点、今回のこのイエローゾーンの指定ということですけども、津波版でいいますと、より規制の厳しいオレンジゾーンですとか、市町が多分作ることになると思うんですけど、レッドゾーンとか、今後の展開として、そういうことも想定されているのでしょうか。

知事

はい。これはですね、今回、実際にデータを集めて、レッドとかオレンジとかイエローとか当てはめてみて、構造物もおそらく前回とはもう違っていると思いますから、どういうふうに今後対応すべきなのかは当然政府と協議をした上で、ハード、ソフトの面での対応をしていく必要があると私はそう考えています。

記者

今日の発表とは別件で伺いたいんですけれども、先日内灘町長からの表敬訪問があった海の家、内灘海岸の海の家、浜茶屋の問題で伺いたいんですけれども、前回、当事者の方とも話し合いを持ちながらというようなところでお話はあったと思うんですが、改めて今後、県としての、管理者が県だと思うので、管理者の県としての対応方針というのを改めて伺ってもよろしいでしょうか。

知事

はい。連携が必要ですよね。内灘町は海の家周辺の海岸、それから海岸エリアを新幹線の敦賀開業を目途にですね、既に平成30年に作ってるんですが、ベイエリアとして、より町民に、県民に、観光客の皆さんに親しまれる親水空間として整備をしていきたいという理念も方針も計画も持っておられます。その上で、その計画を進めていくときに、浜茶屋管理組合の地権者といいますか、当事者と十分に意見交換をしながら、やっぱりこれ撤去してくださいと。県もその状況を踏まえて、何度も何度も何度もメールや電話やお願いを重ねておりますが、今現状こういう状況です。今回またこうして今日もご指摘いただいてありがとうございます。繰り返し、浜茶屋の所有者って言っていいんですかね、地権者と言った方がいいのかな。所有者ですね。浜茶屋の所有者、責任を持っておられる方と話し合いを重ね、撤去を求め、私の立場としてデッドラインは、参考までに、やっぱり敦賀開業、来年の3月までにはあそこもいいがにしんと。

子供の頃の私、もう50年ほど前ですけど、内灘海岸あんなに広くなかったんですよ。今は諸般の事情でずいぶんと広くなっていて、親水空間として、海岸沿いとして、ベイエリアとして非常に魅力的な、私は地域と認識しております。それを多くの方に安全にご利用いただくには、浜茶屋の撤去、その上で、あそこからどこだっけ、河北潟の放水路まで、かつてあそこ私のトレーニング場でですね、あそこはずっと走れたんですよね。つまり、回遊性を持たせたエリアとしても整備が必要だと思っています。そういったことを川口町長や太田県議とも、また町会議員の皆さんとも合意をいたしました。それを進める上で、浜茶屋の課題というのを解決したいな、そんな思いです。

記者

前回の訪問の中ですと、内灘町としては管理者としての早期撤去をということで、事実上、行政代執行を求めるようなかなり強い形でのお願いだったと思います。この行政代執行に係るタイミングですとか、その判断基準について今お考えがあればお聞かせください。

知事

誠意を持って対応します。もう1回、先ほど申し上げたように、やっぱりお互いにタイムリミットは設けておいた方がいいんじゃないかな。それが来年の3月に北陸新幹線の敦賀開業が実現をする頃には目処が立っていた方がいいな。そうすると、内灘町としても今後の絵姿を今持っている、平成30年に作った海岸再整備計画だったかな、進める上で、内灘町としても議会の了解も得て、構想を練って計画を作って、設計してというふうになるはずですから、そんなふうに私は考えています。

記者

もう一点、あの先ほどあった映像提供の関係でうちからもお聞きをしたいんですけども、商業映画における映像利用の観点で肖像権の問題が発生するっていうのは一個人としてはわかるんですけれども、その結果として、ニュース番組への情報提供が拒否されるっていうのは、ある意味で報道の自由との兼ね合いで問題があるんじゃないかという気もするんですけども、この報道する権利と、肖像権の兼ね合いについてのお考えというのをまず伺ってもよろしいでしょうか。

知事

はい。ぜひそのことについて、石川テレビを代表する社長とこの場でお話し合いができればありがたいなというふうに思っています。ある職員はBPOに提示したいというから、大事な報道の自由、表現の自由に関わる問題なので、定例記者会見で、おそらく石川テレビの方から指摘があると思うので、この場でちゃんと皆さんにわかりやすくお伝えした方がいいんじゃないかということで、今日ご質問をしていただきました。

おっしゃる通りの課題等について、制作者である石川テレビの代表ときちんとお話をしたいと思いますし、今までやはり無断で映画という段階に進まれたことは、私は肖像権の取り扱いとしてはちょっと配慮に欠けたのではないかなと思っておりますし、私自身、今回は映像の提供について石川テレビもですね、ちゃんとプロレスリングノアに許諾請求を出しておられるわけですから、肖像権の取り扱いについて無法地帯であるとは思っていませんが、ではなぜあの番組やあの映画については無断で映像を使用されたのかという疑問はなかなかとけることがありません。そのことについて、納得できるような話し合いができればいいなと思っています。

記者

公開の場での議論をという意向はわかるんですけれども、先ほども申し上げたとおり、映像の提供の拒否っていうのがある一面では報道の自由を本当に阻害する可能性があるわけですよ。その点について、対話の中でというのは重々承知はしているんですけれども、現時点で知事お考えのことをお話いただくのは難しいですか。

知事

はい。今のところですね、映像の提供について、はいどうぞと言えるような心境ではない。報道の自由は極めて大切な権利というふうに思っております。

記者

ふるさと納税についてお伺いします。県の集めたふるさと納税の、昨年集めたふるさと納税の金額が過去最高を更新したということで、この受け止めと、併せて、市町の方から、返礼品が重複していて、市町の方は、市町内の地場産品しか出せないのに対して、県は県内全域を出せるということで、県の方がアドバンテージがあるということで市町の方から不満の声が上がっていると。

それに加えて、事前の調整が行われていないということで、知事自ら市町訪問など行われて、先日の記者会見でも知事が首長と仲良くすることで職員同士も仲良くする環境を整うことは重要だというお考えを示されていましたけれども、まだそういったコミュニケーション十分ではないんではないかということを感じたところでございまして、この問題についての知事の所見と今後の対応方針について伺えますでしょうか。

知事

はい。ふるさと納税の額について、過去最高であるということについて改めて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。返礼品について、重複をするということについて、2つのまず見解があろうと思っています。県も市町も連携して大きな成果を上げることができたという言い方もできれば、財政力は県より市町の方が厳しいので、そこは市町に配慮してあげた方が良いという見解と、2つの見方があると思っています。

残念ながら今、ご指摘いただくまで、市町からそういう苦情が出ているということは、私には残念ながら上がっておりませんでしたので、早速調整をし、市町の方を優先してほしいという声を踏まえて、そうした市町とは調整したいと思います。いや別にいいよと、県も同じものを返礼品で出してもいいし、市町でもやるし、そうしたら相乗効果で良くなるんじゃないかという市町もあるかもしれないし、数も少ないからうちの町だけにしてよという可能性もあると思われるので調整をします。

記者

また能登の断水についての質問なんですけれど、まず、今回も、5年前も能登の方で断水がっていうので印象が強いんですけれども、なんで能登で多いのかなっていうところが気になるなというふうに思っています。これは手取川から給水される県水とか関わってくるものになるんでしょうか。

知事

はい。水道管の老朽化は全県的に、全国的に言われておりますが、とりわけ過疎の能登では、住む人もいなくなったりして、メンテナンスが行き届いておらず、一件ごとの、いわゆる幹線道路から各ご家庭に入っていく水道管というのは長いですよね、家が大きいから。老朽化がより激しいというふうに、基本的にまずそういうことを思っております。

私も今回、なんで能登ばっかりなんかなというふうに思いましたので、改めてこの後は、これは水道だから生活環境になるんだね。今日はいませんので、総務部長からお答えをさせていただきます。

総務部長

正確なところはまだ分からないところありますけれども、おそらく能登の方で多いっていうのは一つの特徴としては、高齢化とかに伴って、空き家とかも多いというような状況がこうした結果に表れているのではないかと。水道管の亀裂っていうところについても、道路の下に埋まっている部分っていうよりも、おそらく起きやすいのっていうのはそこから枝分かれした、家に入る部分ということになりますので、やはり空き家のところでは起きやすい状況ではなかったのか。あるいは今回のところでも、比較的能登の方が低温だったということも影響しているのではないかと考えられるところです。

記者

分かりました。特段県水とはあまり関わりっていうのは違うということですね、分かりました。

知事

土木部長から答えます。

土木部長

土木部長です。県水とそれぞれの市町さんとの違いというのは、ただ水源が違うだけですので、県水と今の断水との関係はございません。

記者

3点伺いたいんですけれども、まず1点目、今日冒頭で発表があったこどもサミットの開催について、今回、日時場所が正式に決まったということだと思うんですけれども、改めて、こどもサミットに期待すること、前回倉敷でも同じようなことはあったと思うんですけれども、今回石川富山ならではで、こういったことを期待したいですとか、そういったところも含めて改めて教えてください。

知事

まず1点目ですね、期待したいのは今後、次の時代に残していくべき文化のあり方。そして、世界に目を向けてほしいので、ウクライナ情勢について、ウクライナの同世代の子供たちは今何を考えているのだろうかという、できる限りの取材とか、自分たちの意見交換を通じてウクライナに寄せる思い、できれば、その時にロシアに対する思いなども共に考えてくれると良いかなと私は思います。

当然、世界的な課題というのは、SDGsの課題、持続可能性のある社会の発展、環境問題、また、私や新田知事がお訴えをしているウェルビーイング、主観的、客観的な幸福度をどういう尺度で、こういったですね、やっぱり生きていくとはどういうことか、国と国の関係はどうあるべきかとか、世界が協力して取り組むべき案件は何かとか、逆に違いは何かとか、違いを認め合うことがなぜできないのかとかね。私は中学生の皆さんならではの、そして、文化安全保障を訴える私としては、とりわけウェルビーイングを目指している新田八朗さんとともに、子供たちの意欲的な情報収集、意見交換、発信力を期待したいと思っています。

記者

ありがとうございます。2点目なんですけれども、新型コロナの関係なんですけれども、今日5類への引き下げというのが、政府で決定されると。先ほど5月8日という時期は妥当だというふうな評価いただいたんですけれども、今回のこのタイミングでそもそもこの5類に引き下げるということ自体への知事の見解を教えてください。

知事

はい。ちょうど実は先週上京することがありまして、加藤厚労大臣と20分ほど個別に意見交換をすることがありました。そのときに私からも、3年目に入り、コロナの次のステージに進むということはやはり誰がどう見ても、2類から5類へ移行する、移行するにあたっての激変緩和措置、タイミングということについて意見交換をいたしました。

当然大臣も私が指摘したこと、私は知事として、県民に対して今後対応していく上で厚生労働省に、政府に求めていること、こういった中で加藤大臣なりのご意見もいただきました。

私自身は知事という立場で言えば、政府と足並みを揃えて、激変緩和措置をとりながら、いきなり検査とかワクチンとか過大な費用負担を発生するということがないように、そして、変異株の問題もありますから、そして海外との交流再開という問題もありますから、一定の方針のもと、ルールを決めて、それを石川県なら石川県の専門家会議を開いて、合意を得て、マスコミ、報道、広報を通じて県民にお知らせし、合意を得ながら進めていくのが大事ではないかなと思っています。

記者

ありがとうございます。最後なんですけれども、事務的な確認になるんですけど、能登地方の断水の関係で、現時点で例えば世帯数ですとか、どれくらいの規模で断水が発生しているのか、今どういう状況なのかっていうところを、知事が把握してる限りで教えてください。

知事

数字は実はちょっと控えてくださいっていうふうに言われているんですよ、市町から。理由は市町でもまだ十分に把握しきれておらず、今朝の6時の段階と10時の段階と12時の段階と3時の段階と時々刻々と変わり、この間、午前中に七尾の茶谷市長からも給水車の派遣とか、氷見市との連携とか、自衛隊の派遣とか、各市町からそれぞれの情報が入ってきているので、現時点ではむしろ私が把握しているというよりも、最新の情報を持っている危機管理監の方からお答えした方が正確だと思いますので、大変申し訳ないんですが、危機管理監からお願いしたいと思います。

危機管理監

はい。お答えいたします。データは今集計中です。窓口になっている生活環境部の方で数字の今把握をしております。手元にあるのは11時時点のもので、今知事からも少しお話ございましたけども、そういったことで言いますと、約9200ぐらいという数字で一旦11時取りまとめです。

ただ、その下にはですね、今の正式な数字をまだ調査中というような部分もありまして、潜在的にはこれよりも多くなるということも考えられます。5年前のときはですね、ちなみに断水が発生したときは大体6900件ぐらいでした。すいません、もといです。3400件ぐらいだったんですが、翌日には6800件ぐらいということで少し増えています。気象状況違いますので、そのようになるかどうかわかりませんけども、また増えてくるということも念頭に置きながら、知事から指示のあるように、こまめにということと、先々を考えてということで、関係部局と連携しながら今対応していると、このようなところでございます。

知事

大変申し訳ないですが、そういう意味での市町の集計というのが時事刻々と変わり、当然、随時県庁の方には連絡は来ておりますので、ただどの時点の集計を皆さんに伝えたらいいのかというのは、市町の方の了解も取らなきゃいけないので、今、危機管理監が申し上げたとおりです。

記者

今日の発表内容とは関係ないんですけれども、明日の知事の互例会についてお伺いしたいんですが、この間話を伺ったときには、頭撮り、ぶら下がり含めて完全に非公開で対応するということでしたけれども、改めてその理由をお伺いしたいのと、もし何か考え直したようなことがあるのであれば教えていただければと思います。

知事

はい。状況が変わりましたので報告をいたします。冒頭の取材、また終わりました後のぶら下がりをいたします。以上です。

記者

受けることになった理由、急に方針変わられた理由は。

知事

はい。萩生田さんからですね、実はせっかく行くので石川県の視察もしたいと。そうしたら、政調会長室で政調会長が視察をするならば、番記者をつけると言われたそうであります。番記者が来るということはですね、馳さんすいませんと、2人きりならば、2人でしか話できないことが国政、県政あるので、取材は遠慮するということに合意したんだけど、番記者さんが来るんだったら、冒頭の頭撮りと終わった後のぶら下がりは受けざるを得ないので、そうしてくれないかということでしたので、それはそうだということで変更することになりました。

記者

そうしますと、これは向こうの番記者に配慮したのであって、こちらの地元のマスコミの意向をということではないということになりますか。

知事

番記者に配慮したのではなく、萩生田さんが私の今回のいわゆるトークショーの対談相手であり、萩生田さんの申し入れがあったので、その対応をしたということであります。

記者

今日の発表と関係ないですけれども、まだ色もちょっと焼けておられて、かなり体も締まっておられると思うんですけども。武藤さんの引退試合が2月21日ということで、議会の開会日だと思うんですけど、出場選手の名前を見る限りはXが今いないので、どうなるのかなと思っているんですけど、今のところ試合に参加するお気持ちとか駆けつけるお気持ちとか、そういった点をお聞かせいただければと思います。

知事

はい。今のところも後のところも全くありません。2月21日が何の日かご承知だと思います。改めて、私自身はいただける休暇は年末年始とお盆の頃くらいだと思っておりますし、当然今回の試合の契約についても、当然、危機管理上、試合に出ることができない状況があるので、その時は出ませんということでですね、その場合には、4対4じゃなくて3対3になる予定でありましたので、従いまして、当然休暇でもありませんし、2月21日の日にちの重大性は誰よりも私が理解しておりますので、出場することはありません。

と同時に、私自身、こうやって体鍛えているレベルはもしかしたら皆さん方とはレベルが違うんだろうなと思いますが、かつてスポーツ選手であった方もお分かりのように、急にやめると逆に体調がものすごく悪いんですよ。私は朝、大体4時ぐらいに起きて6時から8時ぐらいまではトレーニングをして、8時半頃には県庁に来ておりますけれども、これは実は私にとって普通の生活でありまして、これをしないと数値、健康上の数値的にも悪化することもありますので、改めて健康の維持のために、食事や運動には自分のレベルにおいて気をつけたいと思います。

記者

ありがとうございました。以前指摘を受けたので一応聞きますけれど、本当に出られないということでよろしいですか。

知事

いい質問ですね。本当に出ませんし、2月21日が何の日かということを考えたら、そういうことについてきちんとお伝えしておいた方が良いと思います。

記者

ありがとうございました。最後に1点、元旦のプロレスに戻るんですけれども、休暇中のことで難しいかも分かりませんけど、1点お聞きしたいのが、あの日の契約っていうところで、出場されたことに関して謝礼みたいなものっていうのは出たんでしょうか。そして、出ていたらどういう扱いになっておられるのかをお聞きできればと思います。

知事

はい。当然契約上のことでありますし、いわゆるプロレス業界において、私が一試合、試合をしたら幾らかという価格はですね、ジャイアント馬場さんが決めていて、馳、お前は一試合10万円だと、今回私もちょっと少ないんじゃないかなと思わないでもなかったんですが、そういう不文律がありまして、10万円で、多分雑所得になるのかな。秘書の方で契約に基づいた支払いについては処理をしていると思っています。

記者

ありがとうございます。あと1点すいません。当時の報道で後援会の方とか、秘書の方が出たらもうやめるというようなコメントもあったんですけれども、現時点で何か誰かがお辞めになったとか、何か後援会体制に影響があったっていうのはありますか。

知事

はい。それについては全くありません。そして、そのことを心配された森名誉会長から、私自身こっぴどく叱られまして、きちんと後援者の皆様にも、秘書にも、円満に今日の状況にあるということをお伝えをしておきたいと思います。後援会長にしても、秘書の方にしても、どうして報道されたんだろうと心配しておりました。それは北國新聞の取材努力の成果じゃないですかと私は言っておきましたが、どうして取材したの、とは聞いてはいけないんだよね。私もああいうことがあったのかなということは、報道を見て大変驚きました。

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