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更新日:2022年3月27日

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記者会見の要旨 - 令和4年3月25日 -

谷本知事退任記者会見

令和4年3月25日(金曜日) 15時00分~

内容

まず、先週16日の福島県沖を震源とする地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしたいと思いますし、被災県の皆さん方には心からお見舞いを申し上げたいと思います。

さて、私は明日26日をもって、石川県知事を退任をいたすわけであります。今ほど馳新知事への引継ぎもですね、終えたところでもございます。

振り返ってみますと、28年の間、1日24時間、1年365日、常に石川県知事、いわゆる公人であることをですね、肝に銘じ、その職務に全力でですね、当たってまいりました。

今となれば、あっという間の28年間ということであります。気がつけば28年間知事としての仕事をやらしていただいたというのが率直な感想でございますが、県民の皆さん方からの信頼を得ながら、知事の職務を全うすることができましたのも、多くの県民の皆様方や県議会議員の皆様方、そして県職員の皆さん方のご支持、ご協力、ご理解があってのことでございます。

私自身、地方行政というですね、道を志して、当時は自治省と言っておりましたが、今の総務省に入りまして、もう半世紀以上はですね、経過をいたしました。

そして、各地で各県でですね、財政課長、総務部長、或いは助役、副知事といったものをですね、歴任させいただきまして、首長さんの予算編成をする間近でですね、拝見できる、そして立ち会いできる、そして首長の予算編成に対する考えなどを直接ですね、お聞きすることができる、そんな立場に立つことが大変数多くあったわけでございますので、首長というポストといいますかね、首長という立場に、やはり否応なしに大きな関心をですね、持たざるをえない、そんな状況でございましたが、関心を持つということとですね、首長に就任するということは、これは全く別次元の話でございます。

石川県に縁があってまいりましたが、よもや2年しか在任していなかった私が、知事選挙に出馬するとなろうとはですね、当時は夢だに思いませんでした。

そして、知事に就任させていただいて以来、実に28年間もですね、知事として、石川県のかじ取り役を担わせていただくことになろうとは正直夢にも思っていなかったわけでありますが、現実には28年地方行政の現場でトップであります知事の職をですね、とにもかくにも全うすることができた。私としては、満足感に浸っているわけでもございます。

お陰様でこの28年間、大きな時代の変化も、私自身の取り組みを後押しをしてくれたようにも思うわけでございます。石川県の歴史が150年を越える、150年と言われておるわけでございますが、いささかなりともその足跡を残すことができたのではないかと自負をいたしているところでもございます。

今は正直、まだ肩の荷が下りたというところまでリラックスはいたしておりませんが、今日の行事が終われば肩の荷が下り、また少しほっとした、そんな状況になるのではないかと思いますが、まだそんな心境に立ち至っていないというのが正直なところでございます。

28年間を振り返って考えにふけるのは、明後日以降ということになろうかと思いますけれども、今の感想は知事に就任しまして以来、今も申し上げましたように、時代に恵まれ、そして人に恵まれた28年だったと申し上げても決して過言ではないと思います。何よりも健康なかたちで知事の職を終えることができるということは多くの皆さん方のご支援ご協力の賜物でもございます。一言で申し上げれば、感謝という一語に尽きるのではないかと、このように思うわけであります。

これから恐らくコロナウイルスがまだまだ予断を許しませんけれども、やはりこれからはゼロコロナではどうもありえないようにも思います。ウイズコロナの時代になるのではないか、そういう中で地方創生の真価が問われる、そんな時代がいよいよやってくるわけであります。

石川県の個性と、これまで整備してまいりました交流基盤というものをぜひ積極的に活用いただいて、がんばっていただければ、石川県の未来に明るい展望が私は拓けてくるのではないかと確信をいたしているところでもございます。馳新知事にはぜひリーダーシップを発揮していただいて、がんばっていただきたい、心からエールを贈りたいと思います。

私も明後日からは、ひとりの県民として石川県の発展を祈念すると同時に、私としてできることは協力をさせていただきたい、こんな思いでもございます。県政記者クラブの皆さん方にも大変お世話になりました。時にはお互い厳しいやりとりをしながら、そしてまた私の方からも懇切丁寧な説明に努めながら対応させていただいたということでもございました。どうぞ馳知事になりましても、ぜひ記者クラブの皆さんにも昵懇なおつきあいをお願いできればとこのように思う次第でございます。

最後になりますけれども、改めて全ての県民の皆様方のご多幸ご健勝を祈念申し上げたいと思いますし、重ねて心から感謝申し上げまして私からの言葉にいたしたいとこのように思います。本当に長い間、ありがとうございました。お世話になりました。

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